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[20677] おんな城主直虎・PPAP・大石恵三・三浦九段の名誉回復・機能美と様式美・謎の囲碁棋士「Master」削除   返信 
2017/1/3 (火) 23:30:48 ほのぼのさん

年も明けたということで、新たなスレッドを立ててみました。

▼おんな城主直虎

2017年大河ドラマの最初の発表があった頃は全然期待していなかったのですが、
今はけっこう期待感があります。とりあえず始めの数話は見てみようかと。
どうしても多くの人の見る目は昨年の「真田丸」との対比になってしまうと思いますが、
良い意味で事前の予想を裏切ってくれることを期待しています。
「戦国の世を生き延びる」という意味では真田丸第一章(第一次上田合戦まで)と同じですが、
このテーマにリアリティを持たせることができれば主人公への感情移入が深まるのではないかと思います。

> P.S.
> 最後に、今年の大河が終わったという事は、来年の大河が始まる事とイコールであり、
> 大河ドラマの題材になると、新たに史料が発見されて、研究が進むメリットもある訳ですが、
> 放送開始の直前で、この新発見はちょっと痛いかも!?(笑)
>
> 『「おんな城主直虎」は男だった? 大河主人公に新史料』
> http://www.asahi.com/articles/ASJDB62T9JDBPLZB00K.html


ははは、確かにドラマ開始直前に大きな爆弾がきましたね(笑)。
主人公にほとんど知名度がないというのがせめてもの救いでしょうか。
直虎の一生をほとんどの人が今まで全く知らないからこそ、いかようにも脚本に創意工夫を盛り込むことができるでしょうし。

▼PPAP

昨年末の紅白ではピコ太郎が大活躍でしたね。
新作が始まった途端にニュースに切り替えられたのもネタ的には美味しいですし、
何よりPPAPと第九合唱団との共演にはびっくりたまげました。
(ピコ太郎の真後ろの合唱団の人が笑いをこらえていたのが印象的でした)

PPAPがなぜこんなに流行したかというと、やはり子供への影響力が大きいですね。
うちの子供たち(幼稚園児〜小学生低学年)も毎日のようにPPAPやってますし。
ただ、大人からすれば単調すぎるので飽きられるのも案外早いような気がします。
それこそ今年の夏ころには流行も終わるのではと予想しておきます(8.6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」のように・・・)。
まあPPAPに限らず、リズムネタコントの宿命でもありますが。。。

リズムネタコントだと、個人的には2011年キングオブコントの決勝に登場した
2700の「キリンスマッシュ」が一番好きですね。
いつ観てもくすっと笑ってしまいますね。
https://www.youtube.com/watch?v=i1YSbQjdNMw

どう面白いのか説明しろと言われても説明できないのですが、何故か中毒性のあるコントです。
(当時も賛否両論があったので面白いと感じない人には意味不明なコントだったでしょうが)

▼大石恵三

> ♪ I have a 恵    I have a 石塚   アーン ホンジャマカ〜
>    I have a 三村  I have a 大竹   アーン バカルディ〜
>    ホンジャマカ〜 バカルディ〜   アッ 「大石恵三」 半年で打ち切り


いやあ、当時は裏番組の電波少年を観ていたので、大石恵三は全くノーチェックでしたが
去年の年末にホンジャマカ2人が登場したバラエティ番組では、当時は全く実力不足だったと恵が振り返っていましたね。
大石恵三は関東若手の2組にとって大きな挫折でしたが、その後の歩みが好対照ですな。
ホンジャマカの2人は、自分たちのお笑い芸人としての仕事よりも、世間から求められる仕事を大切にし、
それぞれピンでの司会者、グルメレポーターとしての資質を開花させていく。
大石恵三が打ち切りになった直後に、大竹まことが恵に言った
「どんなにやりたい仕事でも『やってください』といわれなくてはできない。
どんなにやりたくない仕事でも『やれ』と言われればやる」
「自分の人生は自分たちで決められるわけじゃない」
という言葉が印象的でしたね。
一方、さまぁ〜ずの2人は大石恵三の打ち切り後もひたすらお笑いの道を歩むことになります。
再びお笑い芸人として脚光を浴びるのは内村光良によりバカルディから強制的に改名させられた後ですが、
90年代は不遇の時期を過ごしながらもひたすらお笑いの実力を蓄えていったんでしょうね。
さまぁ〜ずに限らず、雨上がり決死隊、くりぃむしちゅー等の「ミドル3」世代は
90年代はネプチューンを除いていずれも不遇の時代を過ごしていますね。
(それだけ、ダウンタウンやウッチャンナンチャン等の第三世代の力が当時は強かったのでしょう)。
例えばの話ですが、しゃべくり007でチュートリアルの代わりにさまぁ〜ずが入っていたら、
それはそれは濃い番組になっていたのでしょう。濃すぎて胸やけをおこしそうなので、
チュートリアルのような「薄いコンビ」がうまく調和しているんでしょうかね。

▼三浦九段の名誉回復

年末の第三者調査委員会の発表から急激に話が動きましたが、
三浦九段のほぼ白が認められ、将棋連盟が謝罪するという流れに話が進みましたね。
濡れ衣を着せられていた三浦九段の名誉回復に向けて第一歩が進められたのは良かったですね。
それにしても拙いのは将棋連盟の対応でした。
世間の多くの将棋ファンは将棋連盟に対して強烈な不信を残したわけで、
三浦九段への補償とともに、将棋連盟が信頼を回復していくのは容易ではないと思いますね。
(とりあえず、将棋連盟の反対にもかかわらず上州将棋祭りに三浦九段が登場したというニュースに
多くの将棋ファンは救われたのではないでしょうか)
渡辺竜王も現時点で第三者調査委員会の発表に対して何ら声明を発表していないわけで、
「竜王返上」くらいでは世間の非難は収まらないような気がします。

▼機能美と様式美

> う〜ん、この「美しさ」の正体って何なんですかねえ?
> 美しさというモノを考えると、大雑把に「機能美」と「様式美」に分けられると思うんです。
> 言い換えれば、前者がサイエンス的な美しさであり、後者がアート的な美しさですね。


確かに言われてみればそうですね。
我々が「洗練されたもの」と感じるのは、「過去の膨大な記憶」と「身体的な反応」の2つから構成されるという説には納得させられました。

将棋でいうと、「穴熊囲い」というのは王将を一番隅っこに寄せてそれを金銀で守るので
一見「機能美」のように感じるんですよね。
実際に穴熊の勝率はプロでも高いので、隙あらば穴熊に囲おうとするし。
それに対し、居飛車穴熊破りの戦法として藤井九段が編み出した「藤井システム」は、てっきり「様式美」と思っていましたが、
よくよく考えるとこの戦法も「機能美」なんですよね。穴熊囲いを破るのに最も合理的な手をして編み出されたのが藤井システムなわけで、
究極的には美しさよりも機能を求めているわけですね。

別の例でいうと、アマチュアは振り飛車を好む傾向がありますが、トッププロになればなるほど居飛車党になるわけでして、
これも広義の意味では「居飛車は機能美で振り飛車は様式美」といえそうですかね。
ちなみにプロがソフトと戦うときに、振り飛車だとほぼソフトに勝つことができなくて、まだ居飛車のほうがましだという
話を聞いたことがありますが、ソフトの進化によりこのあたりの識別がなされるようになるんでしょうかね??

▼謎の囲碁棋士「Master」

と将棋ソフトの話に入ろうとしたところで、囲碁界に衝撃的なニュースが!
謎の囲碁棋士「Master」が囲碁サイトで日中韓のプロ囲碁棋士を軒並み打ち破っているそうで。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1701/03/news011.html

あの井山六冠も「Master」に完敗したのは衝撃的でした。
(井山六冠によれば、二子のハンディがなければ「Master」と互角に戦えないとか)
噂によると、「Master」はあのアルファ碁という話もあるようで・・・
マンガ「ヒカルの碁」を地でいくような展開に、今後も目が離せないですね。


[20679] 追記(謎の囲碁棋士「Master」が世界ランク1位の柯潔さんに勝利?)削除   返信 
2017/1/4 (水) 23:17:20 ほのぼのさん

> ▼謎の囲碁棋士「Master」
>
> と将棋ソフトの話に入ろうとしたところで、囲碁界に衝撃的なニュースが!
> 謎の囲碁棋士「Master」が囲碁サイトで日中韓のプロ囲碁棋士を軒並み打ち破っているそうで。
> http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1701/03/news011.html
>
> あの井山六冠も「Master」に完敗したのは衝撃的でした。
> (井山六冠によれば、二子のハンディがなければ「Master」と互角に戦えないとか)
> 噂によると、「Master」はあのアルファ碁という話もあるようで・・・
> マンガ「ヒカルの碁」を地でいくような展開に、今後も目が離せないですね。


本当かどうかはわかりませんが、謎の囲碁棋士「Master」は囲碁サイトで世界ランク1位の柯潔さんにも勝利したという噂があるそうで。
これでMasterは世界のトップクラスの囲碁棋士にことごとく勝利して50連勝らしいです。

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1701/04/news040.html

プロ囲碁棋士の大橋拓文六段は、Masterを以下のように評しています。

「Masterの棋譜に囲碁をやりこんだ人が群がるのは、結局それが美しいからだと思います。
いやそう思いたいだけかもしれないけどそうなんです。他のAIはまだ「AIの囲碁」という
カテゴリーの範囲ですが、Masterはそんなレベルを大分超えていて、物理的な法則を体現
してるように見えます。」

ここでいうMasterの棋譜の美しさとは、やはり「機能美」の方ですかね?!
囲碁のことはよくわかりませんが、「物理的な法則を体現している」というのは最大級の賛辞ではないでしょうか。
それにしても、つい1年半前は囲碁ソフトはプロ棋士に全く敵わなかったのに、
ソフトの進化の速さには驚かされるばかりです。


[20682] 更に追記(謎の囲碁棋士「Master」の正体)削除   返信 
2017/1/5 (木) 22:36:27 ほのぼのさん

更に追記ですが、謎の囲碁棋士「Master」はあのアルファ碁の進化版だったようです。
囲碁の世界でもソフトの進化がとんでもないことになっていますが、
それに対してプロ囲碁棋士が紳士的態度で真剣に臨んでいるところにとても好感を持てます。

http://www.asahi.com/articles/ASK151P83K15UCLV002.html


[20698] 囲碁・将棋界の年末年始&お笑い番組とリズムネタ削除   返信 
2017/1/12 (木) 20:50:41 徳翁導誉

> 年も明けたということで、新たなスレッドを立ててみました。
一応、旧スレッドのリンクも貼っておきますね↓
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=r20313
久しぶりの返信となるので、またまた長文です(笑)。

▼ サッカーW杯、出場枠を32ヶ国から48ヶ国に拡大
今年はWBCイヤーだなぁ・・・とか思っていのに、いきなりサッカーの話題が(笑)。
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=21802
まあ、規定路線として既に情報は出ていたので、「ついに決まってしまったか」って感じですけど、
やはり正式に「16ヶ国(1.5倍)の出場枠拡大」が決定されると、それなりに強い衝撃が!?
お祭り気分が高まるのは嫌いじゃないですけど、同じく枠拡大をした昨年のEUROを見てしまうと、
大陸選手権は16ヶ国、ワールドカップは32ヶ国が、レベルを維持する為には限度な気が・・・・
(逆にアジア杯などは、まずは盛り上がって欲しいので、枠の拡大に大賛成だったり・笑)

とりあえず2026年大会から、グループリーグを「3ヶ国×16組」にしてPK戦を導入し、
各組2位以上の32ヶ国で、決勝トーナメントを行う草案が出されており、
大陸枠は「欧州16、アフリカ9.5、アジア8.5、南米6.5、北中米6.5、オセアニア1」とも?
でもまあ48ヶ国では数字的にアンバランスですから、64ヶ国になるのも時間の問題でしょうね。
・・・って、再拡大は20〜30年後の話でしょうし、私なんて生きてるかも微妙な所ですけど(苦笑)。

▼ おんな城主直虎
> 2017年大河ドラマの最初の発表があった頃は全然期待していなかったのですが、
> 今はけっこう期待感があります。とりあえず始めの数話は見てみようかと。
> どうしても多くの人の見る目は昨年の「真田丸」との対比になってしまうと思いますが、
> 良い意味で事前の予想を裏切ってくれることを期待しています。

まあ私は大河ドラマの視聴が習慣化してるので、どっちみち見るんですけどね(笑)。
1987年の「独眼竜政宗」から、2011年の「江」までは、批評ページでレビューも書いてますし、
(「真田丸」もあった事ですし、余裕があれば、ここ5年分のレビューを追加投稿したい気も?)
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/review/hihyou.cgi?mode=saiten_jump
歴代最低の視聴率を記録した「平清盛」や「花燃ゆ」だって、何だかんだで全話見てますので。
特に平清盛なんかは、視聴率は苦戦しても、後半からは そこそこ面白かったんですよ。
って、やはり全50話もあると、途中から視聴というのは何かとハードルが高く、
視聴率的に、どうしても右肩下がりになってしまうのは、致し方ない事なんでしょうが・・・・

> 「戦国の世を生き延びる」という意味では真田丸第一章(第一次上田合戦まで)と同じですが、
> このテーマにリアリティを持たせることができれば主人公への感情移入が深まるのではないかと思います。

題材が題材だけに、個人的には今川義元の描き方が気になる所ですかねえ?
近年では流石に少なくなりましたが、桶狭間の結果と信長贔屓から、
どうしても今川義元は「バカ殿」のイメージが流布されてしまっていますけど、
今回は春風亭昇太の義元が思いのほか良さそうで、ちょっと期待してしまいます。
(って、本業での多忙さを考えると、昇太の出番はあまり多くないのかな?)
また、役者陣の方から見ると、井伊家の家老を務めた小野父子が吹越満&高橋一生なので、
この2人が上手く活きてくる様だと、ドラマとしても面白くなるんじゃないでしょうか?

あと第1話の感想としては、何より3人の子役の好演が印象に残りましたね。
子役の方から、後に出てくる役者の方に、キャラを寄せてるのも面白かったです(笑)。
あそこまで子役が寄せてくれれば、成長後の役者にもスムーズに移行できるかと。
近年の大河では「主演は全話出す=子役は2話まで」という縛りがありましたけど
今作では子役を4話まで使うそうで、その点も良い事だと思います。
主人公の人生を描く上で、幼少期をスッ飛ばしてしまうのは、ドラマとしても薄くなりますし、
だからと言って、江みたいに主演者に子役相当の時代まで演じさせるのもキツいので(苦笑)。
・・・って、歴代最高の視聴率を記録した「独眼竜政宗」なんて、
主演の渡辺謙が登場するまで2ヶ月を費やしましたから、制作上の都合も解りますが、
単純にドラマ作りの面で考えれば、人格が形成される青少年期はもっと長くて良いくらいかも?

それと最後に、まあ南北朝好きとしては、
南朝方として宗良親王を奉じて井伊谷で戦った井伊氏と、
北朝方であり足利一門である今川氏との複雑な歴史関係も、
作中で触れてくれれば、個人的には嬉しいのですが・・・やはり無理でしょうね。
ただ、2年続けて戦国モノなので、そういう意味でも少し箸休めも欲しい所。
2018年は維新150年で「西郷隆盛」、2019年は東京五輪前年で「東京&五輪」だそうですが、
2020年は日本書紀1300年という事で、古代史でもやってくれませんかねえ?(笑)
良いか悪いかは別として、昨今は愛国ブームですし、神話を扱いやすい環境下にはあるかと。

▼ 三浦九段の名誉回復
> 年末の第三者調査委員会の発表から急激に話が動きましたが、
> 三浦九段のほぼ白が認められ、将棋連盟が謝罪するという流れに話が進みましたね。
> 濡れ衣を着せられていた三浦九段の名誉回復に向けて第一歩が進められたのは良かったですね。
> それにしても拙いのは将棋連盟の対応でした。

いや〜、それでも私は、「実質上のシロ判定」を下した第三者委員会の発表と、
「来期のA級保障」と「金銭補償」を決めた連盟側の決断には、正直驚きましたけどね。
個人的には「望まれる最低ライン」を、まさにこの3点に置いていましたが、
連盟も、第三者委員会も、そこまでは踏み込めないだろうなぁ・・・と予想していたので。
逆に言えば、この3点をキッチリ押さえて来たと言う事は、
第三者委員会の構成が司法のプロでしたから、その提言を素直に聞き入れたんでしょうね。

もちろん、今回の一連の対応は「稚拙」としか言い様の無いモノだったものの、
それでも組織の論理と、日本的なムラ社会の特性を考えた場合、
押し切ったり、誤魔化したりなど、もっと醜い結末に終わる例も現実的には多いだけに、
私は却って、連盟と会長を見直しました(謝罪会見を音声&写真のみにしたのは悪手でしたが・苦笑)。
自ら非を認めるか、公権力の介入がない限り、基本的にメディアは組織の過ちを責める事はしない以上、
こうして連盟側が目に見えるケジメを付けたからこそ、情報番組でも、あれだけ報じられたのだと。
って、日米両首脳の真珠湾慰問のニュースに先んじて扱われたのは、さすがに驚きましたけどね(笑)。
「藤井聡太×加藤一二三」戦もニュースで扱われましたけど、その報道量はまさに段違いでした。

> (とりあえず、将棋連盟の反対にもかかわらず上州将棋祭りに三浦九段が登場したというニュースに
> 多くの将棋ファンは救われたのではないでしょうか)

そもそも何故、連盟側が三浦九段の出席を取り消したのかが意味不明なんですよね?
処分内容の通りでも昨年いっぱいの出場停止ですから、新年のイベント参加は問題ないはずで、
処分を受けた事を理由に、主催者側から出場要請を辞退させたなら、最初から名前が無いはずで、
それなのに、第三者委員会の調査発表がある直前に、三浦九段の出席を取り消すなんて・・・・
もうこれは、組織的に何らかの確固たる意思があり働いたというより、
個々がバラバラに忖度と事なかれ主義で動いた結果、
最悪な結末に進んで行くという、見本のようなケースかも知れません。
まあ結局、それだけ組織としてグダグダだって事なんですよね(苦笑)。
とにもかくにも、こうして三浦九段の復帰への道筋が出来て良かったです。

> 渡辺竜王も現時点で第三者調査委員会の発表に対して何ら声明を発表していないわけで、
> 「竜王返上」くらいでは世間の非難は収まらないような気がします。

非公式ではあるものの、一応、週刊文春の新春特別号で、
渡辺竜王は「今回の行動を後悔していない」と、短く答えてはいましたよ。
文中ではそれに続けて、渡辺竜王の友人でもある文春の将棋記者が、
「第三者委員会は将棋を知らない素人の調査で、プロ棋士から見ればクロだと解ってる」
みたいな感じで、記事をまとめる格好にはなっていました。
ただ、最初はあれだけ大騒ぎしたのに、最後は一応 両論併記の半ページでしたから、
一方的な勝利宣言だけしてトンズラという形で、文春側としては撤退なんでしょうね・・・・

「一日も早く三浦さんが復帰して、将棋界がいつも通りに戻ることを願っています」という
新年一発目の行事での羽生三冠のコメントで、もう今回の件は落着の格好じゃないですかねえ?
もちろん、渡辺竜王には道義的な責任はあると思いますけど、それだけで裁けるモノじゃないですし、
道理を無視して感情的に処分しては、それこそ三浦九段を処した悪例を再び繰り返してしまいますので。
まあ個人的には、少なくとも反省くらいはして欲しい所ですけど、
私的利益を公的利益と無自覚に脳内変換し、責任感や罪悪感も皆無なまま、他者を叩いて悦に入るのは、
今の日本社会に蔓延する風潮ですから、渡辺竜王個人がどうこうで済まない話なんですよね(泣)。
暴走する無責任な正義感によって起きるバッシングは、今や日本社会の全体を覆っているので・・・・
例えば、災害時にデマを信じて拡散し、「自分は良い事をした」と満足しているタイプは、
その事を責められても反省などせず、逆に相手を責め立てて再び悦に入り、留まる事を知らないと。
モンスター・ペアレンツの存在とかも、単純に「自分さえ良ければ」と身勝手なのではなく、
こうした都合の良い正義感を背景とした 無自覚が故の暴走にある事に、昨年ようやく気が付きました。

> > う〜ん、この「美しさ」の正体って何なんですかねえ?
> > 美しさというモノを考えると、大雑把に「機能美」と「様式美」に分けられると思うんです。
> > 言い換えれば、前者がサイエンス的な美しさであり、後者がアート的な美しさですね。

> 確かに言われてみればそうですね。
> 我々が「洗練されたもの」と感じるのは、
> 「過去の膨大な記憶」と「身体的な反応」の2つから構成されるという説には納得させられました。

「また理屈っぽい話を」とか、実は思われてません?(笑)
「なんで? どうして?」という幼稚園児みたいな考えが、いい年して未だに収まらない私は、
あれこれ理由を知りたい気持ちが強い一方、それを表に出すと嫌がられるのも理解しているので、
日頃は相手を選び、こうした話をあまりしないのですが、ほのぼのさんは大丈夫ですかねえ?

> 将棋でいうと、「穴熊囲い」というのは王将を一番隅っこに寄せてそれを金銀で守るので
> 一見「機能美」のように感じるんですよね。
> 実際に穴熊の勝率はプロでも高いので、隙あらば穴熊に囲おうとするし。

ただ、私みたいな縁台将棋レベルだと、穴熊は固過ぎて「美しくない」という認識に(笑)。
穴熊は防御力が高く、その分だけ勝率も高くなるのは解るんですけど、
打ち合わないボクシングみたいなモノで、それでは将棋を指していても楽しくないと!!
要するに、「ガチガチに守りを固めるなんて、粋じゃない」という素人的な美意識ですね。
(ラリーを楽しむ温泉卓球でスマッシュをかまし、顰蹙を買うような感じでしょうか?)
もちろん、プロ棋士の対局にまで、そんな戦いを求めている訳ではありませんが。

> それに対し、居飛車穴熊破りの戦法として藤井九段が編み出した「藤井システム」は、
> てっきり「様式美」と思っていましたが、よくよく考えるとこの戦法も「機能美」なんですよね。
> 穴熊囲いを破るのに最も合理的な手をして編み出されたのが藤井システムなわけで、
> 究極的には美しさよりも機能を求めているわけですね。

そうですね、私も機能美に属すると思います。
そして、そこにアート的な美をも見出しているのであれば、
それは飛行機や自動車の流線形に、アート的な美を感じるのと同じ構図かと。
究極的に言うと、将棋や囲碁は「解」の存在する数学ですので、
有効性のある手に美を感じるなら、それはやはり機能美なんじゃないですかねえ?

と、升田幸三賞を受賞した藤井システムの話で、ふと思い付きましたけど、
将棋史に残る今回の渡辺竜王の盤外戦術には、「大山康晴賞」を与えても良いのでは?
いや、でも、「将棋界の寿命を300年縮めた男」という意味では、やはり升田幸三賞?
な〜んていう皮肉を言いつつ、この話を〆たいと思います(苦笑)。

▼ 謎の囲碁棋士「Master」
> と将棋ソフトの話に入ろうとしたところで、囲碁界に衝撃的なニュースが!
> 謎の囲碁棋士「Master」が囲碁サイトで日中韓のプロ囲碁棋士を軒並み打ち破っているそうで。
> http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1701/03/news011.html
> あの井山六冠も「Master」に完敗したのは衝撃的でした。
>    ↓↓↓ 追記 ↓↓↓
> 本当かどうかはわかりませんが、謎の囲碁棋士「Master」は
> 囲碁サイトで世界ランク1位の柯潔さんにも勝利したという噂があるそうで。
> これでMasterは世界のトップクラスの囲碁棋士にことごとく勝利して50連勝らしいです。
> http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1701/04/news040.html
> それにしても、つい1年半前は囲碁ソフトはプロ棋士に全く敵わなかったのに、
> ソフトの進化の速さには驚かされるばかりです。
>    ↓↓↓ 追記 ↓↓↓
> 更に追記ですが、謎の囲碁棋士「Master」はあのアルファ碁の進化版だったようです。
> 囲碁の世界でもソフトの進化がとんでもないことになっていますが、
> それに対してプロ囲碁棋士が紳士的態度で真剣に臨んでいるところにとても好感を持てます。

いや〜、耳が早いですねえ(笑)。
本当にこの年末年始は、激変なんて言葉じゃ片付けられないほど、囲碁界は激変でした!!
(仮に将棋界に例えれば、正月3が日で名人&A級棋士が全滅を喰らったような状況です)
囲碁は舞台が国際的なので、若手棋士のネット参戦は日常化してますけども、
ネットに疎いベテラン棋士などだと、今ごろ遅れて事態を知るような状況じゃないですかねえ?
もちろん、リアルタイムで歴史の転換を感じられた事にも興奮しましたけど、
まったりと正月を過ごし、新年が明けてみれば、囲碁界の風景が一変している訳で、
そんな浦島太郎状態に陥って、ポカ〜ンとなってるベテラン棋士の姿を想像できるのも面白い所。
おかげで、大晦日に行われた年越し電王戦「合議制マッチ」の事は・・・完全に忘れてました(苦笑)。

でもまあ、日本No.1の井山裕太、中国No.1の柯潔、韓国No.1の朴廷桓をはじめ、
世界ランク上位陣が軒並み薙ぎ倒されてる様は、驚きをも超えて、もう既に爽快感さえあります。
あの3月のイ・セドル戦から、まだ1年経っていない上に、
わずか2〜3日で、世界のトップ棋士が一同に撫で斬りにされた訳ですからねえ・・・・
去年の正月に戻り、この事実を伝えても、きっと誰も信じてくれないと思いますよ(笑)。
もう本当、単に囲碁界だけの話でなく、AI研究がこのレベルまで来たんだなぁ、と実感します。
しかも今年は新年早々、こんなニュース↓までありましたしね。

『量子コンピューター実現に不可欠な技術開発 東大』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170103/k10010828021000.html
これでハード面まで異次元に進化したら、本当に人類社会はどんな変革を遂げるんでしょ!?

> (井山六冠によれば、二子のハンディがなければ「Master」と互角に戦えないとか)
如何に早碁とは言え、トップ棋士を相手に60連勝とかされてしまうと、
正直な所、2子のハンデでも厳しい印象が・・・・
ところで2子といえば、Zenもあの趙治勲戦の後、
アマ王者や新人プロを相手に、2子を置かせて勝利するなど、ジワジワと実力を高めていましたけど、
もうこうなってしまうと、3月開催の「ワールド碁チャンピオンシップ」も一気に茶番化(苦笑)。
朝日新聞の正月3日号でも、「棋界vs.AI、勝負の年」と題して、
囲碁の井山六冠と、将棋の佐藤名人のインタビュー記事が並んで掲載されたのですが、
こんな展開は想像できないでしょうし、仕方ないですけど、読んでて微妙な気分を味わいました。

そもそも、この年末年始にネット囲碁へ現れたスーパー人工知能は、
アルファ碁の最新版であると明かされた「Master」だけでなく、
現在の世界No.1棋士である柯潔を相手に五分の戦績を残した「刑天」や、
Zenを子供扱いするかのように一蹴した「God Moves」など、短期間にボコボコ現れたんですよね!?
ちなみに柯潔はMasterと対戦する前、自らは刑天に敗れ、井山もMasterに敗れた事で、
「刑天はイ・セドル戦時のアルファ碁と同レベルで、Masterはそれよりも強い」と評していましたし、
昨年を締め括る言葉として、年越し間際にこんなコメントを残していました。
 
「人類が数千年を掛けて築き上げた戦略を、AIは『間違っている』と指摘しているのかも知れない・・・・
 もしかしたら我々棋士は、未だ誰1人として囲碁の真理に近付けていなかったのではないか?
 しかし私たちは、この全く見た事のない新しい世界を、AIと共に進んで行かなくてはならない。
 もうじき世界を嵐が襲う!!
 その中で私は、全身全霊の知恵を振り絞り戦い続けるつもりだ」
う〜ん、幾ら囲碁は強くても そこは18歳の少年なので、何だか香ばしいポエム調ですけど(笑)、
でもまあ、だからこそ、ほとばしる若さと大きな不安が胸を打つ 名文なのかも知れません。

> 噂によると、「Master」はあのアルファ碁という話もあるようで・・・
まあ、出身国が「韓国」(韓国棋院はイ・セドル戦で名誉九段を贈呈)でしたし、
あまりの突出した実力から、その可能性が最も高いとは予想してましたけど・・・ある意味で残念。
それこそMasterがアルファ碁と無関係であれば、神の世界の異次元バトルも期待できたので!!(笑)
とは言え現時点では、刑天とGod Movesの正体は不明なままなんですよねえ・・・・
イ・セドル敗戦の後、中国や韓国で囲碁AI開発のプロジェクトが動き出した噂話は聞きましたけど、
この2つがそうなのかなぁ?(「刑天=God Moves=中国企業テンセントのAI」説が最有力?)

正体不明の噂話だったので、以前のワールド碁チャンピオンシップの話の際、
日中韓のトップ棋士だけでなく、日中韓のAIも参加させる「6者勝負」の妄想案を一旦は書いたものの、
「さすがにまだ早いか?」と思って削除したのですが、まさかこのような展開になろうとは・・・・
でもこれって、科学全体を考えれば喜ばしい事ですけど、日本の立場を考えるとキツイですよね!?
AIは今後恐らく、第4次産業革命の軸となってくる存在でしょうし、
その分野で欧米だけでなく、後発の中国や韓国にまで遅れを取るようだと、本当に日本は・・・・
逆にこれが、在野の天才プログラマーによるものとかど、却って夢は広がるんですけどね(笑)。

> マンガ「ヒカルの碁」を地でいくような展開に、今後も目が離せないですね。
「スーパー人工知能(Super Artificial Intelligence)」、
略して「sai」って事だったんですかねえ?(笑)
と、まあ冗談はさて置き「Zen×God Moves」戦では、God Movesが「初手天元」という、
ヒカルの碁の「進藤×社」戦を思い起こさせる手を打ってきたんですよねえ・・・・
そもそもGod Movesという名前からして「神の一手」を連想させますし、
God Moves側が敢えて、演出として行われている可能性も?

> プロ囲碁棋士の大橋拓文六段は、Masterを以下のように評しています。
> 「Masterの棋譜に囲碁をやりこんだ人が群がるのは、結局それが美しいからだと思います。
> いやそう思いたいだけかもしれないけどそうなんです。他のAIはまだ「AIの囲碁」という
> カテゴリーの範囲ですが、Masterはそんなレベルを大分超えていて、物理的な法則を体現
> してるように見えます。」
> ここでいうMasterの棋譜の美しさとは、やはり「機能美」の方ですかね?!
> 囲碁のことはよくわかりませんが、「物理的な法則を体現している」というのは最大級の賛辞ではないでしょうか。

私も囲碁の棋力は全くなので、あまり偉そうな事は言えないのですが、
ただ、将棋と囲碁とを比べた場合、
将棋は駒の初期配置や動きなどにより、手に縛りがありますけども、
囲碁は好きな所に石を打てますので、手の縛りが極端に少ないんですよね。
なので、囲碁は強くなればなるほど、手の無駄が削ぎ落とされていき、
もしも行く所まで行くと、そうした物理法則を体現するかのような動きに行き着く気もします。

「Zen×God Moves」戦の初手天元は、さすがにネタ(人間が入力)だと思いますが、
しかし数学的な第一感では、初手は天元(ど真ん中)が正解のような気がするんですよね。
ただし人間の頭脳では、無難に隅から押さえて行った方が有効だとも思いますし、
ルールがシンプルが故に、棋士とAIの囲碁の差が、明確に見えてくるような感じもするんです。
そうして部分が、将棋よりも容易に実力差を認める背景としてあるのかも知れません?
それにまあ、そもそも囲碁の場合、勝敗が「○○目半差」と数字で表されちゃいますしね(笑)。
潔く実力差を認めると言いますか、問答無用に認めさせられるゲームであるとも言えるかと。

まあ、イメージ的に無理矢理、物理学の方程式に囲碁と将棋を当てはめるとすれば、
囲碁は万有引力で、将棋は流体力学みたいな感じですかねえ?(我ながら強引過ぎる表現とは思います)
万有引力の式はシンプルですけど、それで宇宙すら表す事が出来ますし、
シンプルが故に、棋士とAIの考え方の違いというのも、将棋ほど大きく離れていないと思います。
一方、流体力学の式は複雑ですけども、水の流れとかは宇宙よりも身近ですよね?
そして複雑であるが故に、棋士は経験則で水の流れを「こんな感じ」と捉えるでしょうし、
AIはシミュレーション計算によって「この確率が高い」と導き出すとすれば、考え方が違ってくると。
囲碁と将棋を比べた場合、囲碁は局面局面の状況判断で、将棋は一連の流れというイメージなので、
(もちろん、囲碁だって手の流れは重要ですし、将棋にも局面ごとに状況判断は必要ですけどね)
ゲームとしてのこの辺の違いも、AIの手を受け入れやすいか否かに関わっている気もします。
・・・って、物理は専門だからこそ、「変な表現になっているな」とか凄く感じてしまい、
書いていても何だか恥ずかしくなってくるので、この例え話はここで終了(笑)。
そもそも前提として、「物理学の方程式で例えて伝わるのか?」という根本的な不安もありますし。

▼ PPAP
> 昨年末の紅白ではピコ太郎が大活躍でしたね。
> 新作が始まった途端にニュースに切り替えられたのもネタ的には美味しいですし、

年越し番組は近年、「クラシック・ハイライト」から「ジルベスター・コンサート」の流れなので、
(数年前の「Different Trains」は本当に圧巻でした http://www.nicovideo.jp/watch/sm3910848
「紅白歌合戦」に関しては録画だけしておいたんですけど、
いや〜、それを見る前から、ネットでは悪評が大量に溢れてましたねえ(笑)。
で、「どれだけ酷かったんだろう?」と、逆に楽しみに見てみたら・・・・
う〜ん、やはり紅白というのは特別な番組だからですかねえ???

今の時代に視聴率40%を超すオバケ番組であればこそ、
どのように作っても、どこかからは批判の声が出て来るでしょうし、
同じく大晦日の定番だった「レコード大賞」や「年忘れ にっぽんの歌」の現状を見れば、
変えなければ生き残れないのも事実だと思うので、批判を承知でいろいろ挑んでるんでしょうね。
もともと期待値が低く、録画で早送りしながら見たからかも知れませんが、
個人的な感想としては、決して悪くなかったかと?

あと、ピコ太郎の時間切れ演出も、私はよくあるお笑い演出と感じましたけど、あれを見て、
「紅白の番組進行が破綻した」とか「新曲を聞きたかった」という反応もあるのを知ると、
「制作側も大変だなぁ」と思う反面、そんな人まで見ている「視聴者の厚さ」を改めて感じました。
考えてみれば、視聴率40%超なんですから、冗談が通じる人も通じない人も当然両方いますよね!?
しかも昔に比べれば人々の好みも多様化し、世代を超えたヒット曲も生まれなくなっている時代に、
国民を満足させる最大公約数を求める戦いが続く訳で、本当に想像を絶する苦労がありそうです。

私なんて、このサイトでの最大公約数探しだけでも、いっぱい いっぱいですし(苦笑)。
サイト開設の当初なんて、それこそ気心の知れた3〜4人の常連さんばかりだったので、
笑い好きな私は、それこそ掲示板の書き込みの半分くらいが冗談でしたけど、
今となっては、そうしたやり取りも困難なのが実情なので、時々ネタ企画をやる程度と・・・・
「日本民主主義人民共和国」をジョークと解らない「お客さん」も、かなり多く居ましたからねえ。
うん、その事を思えば、ピコ太郎の時間切れを演出と捉えない視聴者が多く居るのも納得できます!!

> PPAPがなぜこんなに流行したかというと、やはり子供への影響力が大きいですね。
と言いますか、子供にまでウケるようじゃないと、「流行ネタ」とは言えませんからねえ。
子供レベルでもウケると言う事は、誰にでもウケる普遍性がある訳で、
やはり、それくらいでないと「ブーム」と呼ばれる程の広がりは見せないでしょうから。

また理屈っぽい話になってしまいますけど、そもそも「笑い」のメカニズムというのは、
脳が情報の処理を誤った際に、それを正常へ戻す為の作用として現れます。
ちなみに、感情の処理を正常状態へ戻す為の作用が「泣く」という行為ですね。
(ちなみに「微笑み」は、英語だと「laugh」と「smile」となるように、笑いとは別の現象です)
泣いたり笑ったりする事で、気持ちがスッキリするのは、
その行為自体が、脳を正常状態へ戻す為の作業だからです。
で、笑いの仕組みについて、もうちょっと詳しく語りますと、
人間というのは、常に物事の先を想定しながら生活しているので、
その想定とは外れた事をが起きると、情報のズレを修正する為に笑いという現象が現れると。
例えば、人違いをして思わず笑ってしまうのも、こうしたメカニズムによるモノですね。
(笑いと痴呆症の様々な関連性も、脳の情報処理という側面から見れば理解できるかも?)

つまり、笑いを起こさせるには「想定とのズレ(ギャップ)」が重要な訳で、
この想定というのは、個々人によってレベルが異なる以上、
多くの人にウケる為には、想定の最大公約数、もっと言えば下のレベルに合わせる必要があり、
その想定レベルの下の層を具体的に表現すれば、それは子供という事になると思うんです。
もちろん、子供にしかウケないネタとか、大人にしかウケないネタなど、いろいろ有りますけど、
子供にもウケる大人のネタというのが、やはりカバーする層が最も厚くなるんじゃないですかねえ?
(お笑い番組だと解り難いかも知れませんが、クイズ番組とか思い浮かべるとイメージしやすいかも)

赤ちゃんや幼稚園児が、「いない いない ばあ」や「たかい たかい」で喜ぶのは、
見えなかった顔が突然現れたり、視点が急上昇する事で視界が変化したりなど、
それまで見ていた光景が一変して、脳の情報にズレが生じる為ですが、
何故この程度で笑う(=ズレる)かと言えば、まだ幼過ぎて想定の力が凄く低い為ですね。
そして子供が成長して経験を積み、次の状況を想定できるようになると、
「顔が隠れてるだけ」とか、「上から見ればこんな感じ」と解るので、別に笑わなくなると。
大人になると、同じ効果を引き出す為には、ジェットコースターや展望台などが必要になりますが、
それにしたって、大人でも個々人で想定できる範囲が異なってきますから、反応は様々になりますね。
安易な下ネタで大爆笑の居酒屋と、力不足な噺家を仏頂面で睨む演芸場では、笑いのツボも異なります。
(ちなみに内輪ネタが賛否両論なのも、聞き手が内か外かで、共有する想定レベルが極端に異なる為です)

要するに「お笑い」とは、「相手の想定レベルを把握し、理解できる範囲で大きくズレさせる」事でしょうか?
フリが解らない、オチが解らないでは笑えませんし、ズレが小さ過ぎてもツマらないですので・・・・
この「想定してる所から飛ばす」笑いの構造を、
立川談志は『イリュージョン』という言葉で表現しています。
http://numbers2007.blog123.fc2.com/blog-entry-1759.html
で、成長すると想定力は深まりますけど、その分だけ固定概念も強まって、
想定を超して飛躍させる想像力を失ってしまい、その点は却って子供の方が天然的に凄かったりします。
なので笑いを突き詰めると、「大人の想定力と、子供の想像力」の両立が重要になってきますけど、
それって実際の所、クリエイティブな分野では共通する事であるように私は思いますね。

・・・と、何だかお笑い論全般の話になってしまいましたが(笑)、
結局、リズムネタというのは、大人にも子供にもウケるので流行やすいって事でしょうか?
笑いに音楽を付属させるのは、都々逸にギター漫談、古くは明治のオッペケペー節などありますけど、
それはあくまで、笑いが主・音楽が従でしたが(この主従が逆転するとコミック・ソングに)、
リズムネタというのは、「お笑い」と「音楽」が同格で融合している気がしますし、
多くは更に「踊り(動き)」も加わり、複合的なエンタメを作っているように思うんですよね。
分野が複合的なのでいろんな面から入りやすく、音楽と踊りによるズレの助長は理解をしやすくし、
難しい予備知識とか必要ないので子供など誰にでもウケやすく、
それでいて、音楽で言えばCMソングにように、短い時間でキュッと凝縮されていると。
その反面、コンパクトでゴチャ混ぜだから軽薄短小なイメージは付きまといますし、
新たな複合分野なので、お笑い・音楽・踊りの各分野から見れば、異端・亜種・変則という評価となり、
そして演者の方も、そうした理屈が解ってて作ってる訳ではないので、どうしても一発屋になると・・・・
(もしかしたら、それを理解してリズムネタをやってるのは、オリラジくらいかも?)
こうして「リズムネタ」というのは、比較的バカにされがちですけども、
しかし、よくよく考えてみると、結構奥が深いような気もするんですよねえ。

何だかんだ言って、毎年2つ3つのリズムネタが流行るくらい、世間的には需要がありますし、
まさに時代は「バラエティー(お笑い)のバラエティー(多様性)」を求められる時代であろうかと。
そして、その最大公約数となり得るのが、恐らくはリズムネタなのでは無いでしょうか?
そういう意味では、意外と紅白歌合戦とも親和性が高いのかも?(笑)
今後も紅白が最大公約数を求め続けるなら、番組の総合エンタメ化というのも1つの方法だと思いますが、
ただまあ、「歌」って入っちゃってますので、そっちへ進むと文句も出そうですよね・・・・
う〜ん、音楽にしても、笑いにしても、これだけ好みが多様化してしまうと、
ビッグデータを用いた個々人へのオススメの振り分けや、AIによる創作とかも起きるんですかねえ?
前者なんて、既に書籍探しや動画探しでは、AmazonやYouTubeが実現化していますし、
AIがバッハの楽曲を分析して、バッハ風の作曲をし、それを人が聞き分けられないとなると、
http://www.gizmodo.jp/2016/12/deep-bach-ai-composition.html
笑いの分野でも、個々のフリとオチの想定レベルを把握し、好む方向や範囲のズレをする事で、
人間がAIに笑わせてもらう時代が来るかも知れませんね(苦笑)。
まあ、お笑いAIは大変そうですが、各項目を備えたお笑いデータベースは今すぐに出来そうな気も?
・・・って、ある意味でボキャブラの「バカパク」や「シブ知」などは、それを先取りしてたのかな?

> うちの子供たち(幼稚園児〜小学生低学年)も毎日のようにPPAPやってますし。
良いなぁ〜、いちばん可愛い頃じゃないですか?
いい年齢して独り身な者からすると、羨ましい限りです(笑)。
同時に、近年の子供に優しくない社会の現状ですと、いろいろ大変だろうなぁとも・・・・
弟夫婦に子供が生まれたり、隣の家の小学生兄弟に妙に懐かれたりなど、
最近は私も急に子守りをする機会が増えたのですが、
そんな短時間ですら、「今の子供たちは、随分と息苦しい環境を強いられてるな」と感じますし。
(70年続いた上野公園の「こども遊園地」を、あっさり潰した東京都の判断には驚きと怒りが!)
例えば大晦日のテレビ番組とかも、以前はドラえもんの長時間放送とかありましたけど、
今となっては、「子供たちは何を見ればいいの?」って番組構成になっちゃってますからね。

> ただ、大人からすれば単調すぎるので飽きられるのも案外早いような気がします。
まあ個人的には、同じ古坂大魔王の音楽ネタであれば、PPAPよりも、
「サンバ・ジャ・ネイヨ・ネブタ・ダヨ」の方が、好みではあるんですけどね。
https://www.youtube.com/watch?v=MV2dNprlt_k
単純に、私が祭り好きだからって面も強いですけど、
もしもリオ五輪の引継ぎ式で使えたら、最適の1曲だったかも知れません。
・・・って、今回こうして動画を探した事で知ったのですが、
ピンク色のミニスカ浴衣で踊るメンバーが、例のアンタッチャブル柴田の元嫁なんですね!?
昨年、世間を騒がせた2人が、まさかこんな所で共演していようとは(苦笑)。

> それこそ今年の夏ころには流行も終わるのではと予想しておきます
いや〜、流石に夏までは、もたないのでは?(笑)
「流行ネタは年を越さない」というのが、私の認識としては有りますね。
新年になると、気持ち的にも一旦そこでリセットされ、新しいモノを求め始めますし、
年末年始の特番では、流行った芸人やネタが出まくるので、どうしても飽きが来てしまうと。
そうした事情を考えると、年初めに流行ったネタは、勢いは落ちても年末まで生き残る一方で、
年終わりに流行ったネタは、新年を境にして急激に落ちていく傾向があると思います。
だからこそM-1グランプリは12月に行われ、年末年始の特番期で一気に世間へ売り出し、
翌年の1年間を丸々活かすスケジュール設定になっている訳ですね。

> (8.6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」のように・・・)。
> まあPPAPに限らず、リズムネタコントの宿命でもありますが。。。

まあ確かに、消耗品であるリズムネタは、賞味期限が切れれば一気に廃れるのが常ですけど、
8.6秒バズーカーの場合は、ネトウヨによる悪質な反日叩きのターゲットになったのが・・・・
「ラッスンゴレライとは、漢字で落寸号令雷と書き、米軍の原爆投下指令の暗号だった」とか、
「ちょっと待っての合いの手は、日本を空襲したB-29チョットマッテ号から取られた」とか、
「8.6秒バズーカーとは、まさに8月6日の原爆投下から名付けられた」とか、
意味不明なデマがネット上で拡散し、出演番組のスポンサー攻撃にまで発展しましたからねえ!!
その一方で、ラッスンゴレライのネタが一気に人気となったのも、
YouTubeなどへの動画アップと、中高生によるSNSでの話題の拡散でしたので、
ネット時代の功罪を、両面で大きく大きく体験した芸人なのだと思います。
(ちなみにYouTuberは、「クラスの面白い人」レベルがネットで共有されてる印象ですね)

ちなみに、ラッスンゴレライが何故流行ったかという分析では、
講談社新書「ヒットの崩壊」の著者である 音楽ライターの方のブログ記事が面白かったです。
リズムネタを楽譜に起こして、音楽的な側面から切るのは今までにない見方でしたし、
「オーソドックスな三三七拍子と 裏拍の合いの手による リズムの交錯効果」という結論は、
立川談志のイリュージョン論にも通じるように思え、リズムネタも実に奥深いという印象に(笑)。

『「ラッスンゴレライ」はどこが面白かったのか』
http://shiba710.hateblo.jp/entry/2015/03/23/073000

> リズムネタコントだと、個人的には2011年キングオブコントの決勝に登場した
> 2700の「キリンスマッシュ」が一番好きですね。
> いつ観てもくすっと笑ってしまいますね。
> https://www.youtube.com/watch?v=i1YSbQjdNMw
> (当時も賛否両論があったので面白いと感じない人には意味不明なコントだったでしょうが)

これは「フリ」という想定の基準域が、面白さに大きく関わって来るんじゃないですかねえ?
こうして「一番好き」と振られてしまうと、見る前から期待値が高まってしまいますし、
私など結構、ブッ飛んだネタも好物なので、かなり高い所(行き過ぎたネタ)を想定して見ると、
正直な所、「・・・なるほど」という感想になってしまいます(笑)。

その一方で、これ自体はキングオブコントの決勝という舞台で披露されたネタという事で、
逆に、その状況でこのネタが出された事を想定すると、それなら凄くハマったのも頷けます。
正統派のコントを期待される舞台で、これだけ飛んだネタをやった訳ですからねえ!!
しかしそれは、他の参加者たちによる正統派コントという前フリがあったからこそでもあり、
もしも客席が温まってない状況で披露していれば、ダダ滑りしていた危険性もあった訳ですから、
賛否両論というのも、「面白ければ何でもアリ」と見るなら高評価になる反面、
「単独では成り立たない芸」と見られれば、おのずと低評価に終わってしまうと・・・・
もちろん、それ以前として、「意味が解らん・・・」という視聴者も居たでしょうけどね(笑)。

まあこれは、「コウメ太夫で笑う芸人など存在するのか?」とかでも、顕著な事かと?
https://www.youtube.com/watch?v=lursA66K0Yo
通常、お笑い番組を見る時というのは、笑いの期待値が自然と高めに設定されるものですが、
これを敢えて低く設定させる事で、視聴者が笑いやすい状態へと持って行き、
しかも実際のネタ見せで、視聴者の想定よりも高い所ではなく、逆に低い所に持っていくという、
お笑いでは禁じ手のような手法を使い、笑わせるというトンデモない企画でした(笑)。
その一方、ロンブー淳は、これを「今までで一番笑った番組」として、
水曜日のダウンタウンで紹介してましたけど、
2〜3分のダイジェストでは、その面白さが伝わるはずもなく・・・・

前述の通り、笑いを起こす要因の正体は「想定のズレと修正」なのですが、
ズレというのは、フリとオチの相対的な差によって生じるモノであり、
それをキッチリ整えないと、相手側にちゃんとズレは生じませんし、
そのズレ幅が相手の修正領域を超えると、理解不能で面白くも何とも無くなってしまうんですよね。

P.S.
最後に、私のお気に入りも お返しで紹介(笑)。
リズムネタ・・・というのとは、ちょっと違いますけども、
日本昔話のナレーションで お馴染み、常田富士男が歌う『私のビートルズ』という曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=TOG09LFlu34

> どう面白いのか説明しろと言われても説明できないのですが、何故か中毒性のあるコントです。
私なりに分析して解説しますと、面白さの理由は こんな感じですかね?

まず第一点に、登場キャラが二足歩行のキリンとゾウであるというシュールさでしょうか?
まあそれだけであれば、子供アニメとかでも よく見かける世界観なのですが、
このコントの場合は、体型はリアルな人型で、動きも人間的なのに、2匹ともしゃべる事はなく、
キリンは裸でラケットを振り、ゾウはスーツを着て賭け事を行う異様な世界観・・・・
幼稚園児が見たら怖くて泣いちゃうかも知れませんけど、大人が見ればそこが面白い訳ですね。
ただし純粋にシュール・ネタとして見た場合、ちょっと飛び具合が弱過ぎるかとも思います。

続いて第二点に、BGMとしてかかる音楽のテンポの良さでしょうか?
しかも、キリンとゾウはコント中に一切しゃべりませんから、その歌詞が更に映えて来て、
意味不明な世界観を助長しつつ、見る方にスーッと自然に音楽が入ってくるんですよね。
この部分に関しては、小学生とかでも比較的ウケたりしやす要素だと思いますし、
もしも「キリ〜ン スマッシュ」のフレーズが脳内で繰り返されているなら、
リズムネタにハマるような感じで、この点がツボに来たのではないでしょうか?

そして第三点に、絶対に負けるギャンブルを続け、破産するゾウの姿でしょうか?
まあ、この部分に関しては、思いっ切りベタな笑いですよね。
それこそ、賭場で八百長に気付かず鴨にされる男の話など、江戸時代の落語ですら有りそうですし。
でも、この点が1番ツボに来る人というのは、恐らく少数派なんでしょうけども。

で、第四点に、これが最大の要因かも知れませんが、コントの常識の逆を行ってる所でしょうか?
そもそもコントとは、漫才のように徐々に聞き手を設定を理解させて世界観に引き込むのではなく、
衣装や小道具なども使い、いきなり世界観に連れ込むので、設定の理解を迅速に行わせるのが基本です。
ですが このネタの場合、世界観の設定が謎なまま話が進んで行くんですよね。
説明も無ければ、ツッコミも無く、見る方が1つ1つ「こういう設定なんだ」と理解してコントが終わる。
なので、お笑いに詳しい人には、コントの常道とは真逆に行かれて、裏をかかれて面白く、
そうでない人には、設定探しみたいなゲーム感覚で、見れば見るほど理解が深まって楽しいと。
(ツコッミが居ない場合、客がツッコミ役を担う必要がある為、ここで振るい落しが生じますがね)
一方で、「所詮は奇策に過ぎない」とか「フリだけで終わり中途半端」と見られると、
逆にこの点が、最大の批判ポイントにもなってしまう訳ですね。

そして最後、第五点に、「キングオブコント決勝」という舞台だからこそ生まれる意外性でしょうか?
つまり、その時の場の空気感も込みで、面白かった記憶としてパッケージで残されていると。
でもまあ、こちらも前述の通り、第四点と同じく賛否が大きく分かれる部分ではあるでしょうね・・・・

以上、5つの要素が単独or複合的に引っかかった人は、「面白い」と感じたのだと思います。
・・・って、ここまで語っちゃってますけど、私自身は賞レース形式のお笑いがあまり合わないので、
爆笑問題の「検索ちゃん ネタ祭り」とかは、ほぼ毎年見ているものの、
M-1、R-1、キングオブコント、THE MANZAIなどは、ほとんど見た事が無いんですよね(苦笑)。
情報のズレを楽しむお笑いと、情報をキチンと整理する評価とでは、情報の扱いが相反しますし、
審査の時間やコメントが設けられると、視聴者側にも評価の部分に頭が割かれてしまう為、
どうしても、ただ純粋にお笑いを楽しむというのが、個人的に難しくなるもので・・・・

▼ 大石恵三
> > ♪ I have a 恵    I have a 石塚   アーン ホンジャマカ〜
> >    I have a 三村  I have a 大竹   アーン バカルディ〜
> >    ホンジャマカ〜 バカルディ〜   アッ 「大石恵三」 半年で打ち切り

> いやあ、当時は裏番組の電波少年を観ていたので、大石恵三は全くノーチェックでしたが

まあ私も私で、当時は「たけし・所のドラキュラが狙ってる」の方を見ていたので、
(たまにゲストで立川談志が登場する回など、いま考えてもブッ飛んでたと思います・笑)
実際に「大石恵三」を見たのは、2〜3回くらいじゃないですかねえ?
で、その後、大石恵三の後番組として始まった「料理の鉄人」に視聴が移り、
料理の鉄人が金曜に移動してから、ようやく「電波少年」を見始めましたね。

> 去年の年末にホンジャマカ2人が登場したバラエティ番組では、
> 当時は全く実力不足だったと恵が振り返っていましたね。
> 大石恵三は関東若手の2組にとって大きな挫折でしたが、その後の歩みが好対照ですな。

フジではその前に「夢で逢えたら」で、ウッチャンナンチャン&ダウンタウンが売れ、
それに続いて大抜擢されたのが、ホンジャマカとバカルディでしたから、
始まる前の期待感は高かったのですが・・・結果は半年で打ち切りでしたからねえ。
でもまあ実際、個人的な感想としても、大して面白くなかった記憶はありますし、
ぶっちゃけ、同時期に深夜で放送されてた「とぶくすり」の方が、ずっと面白かったので。
(深夜にJOCX-TV2の番組群、早朝にウゴウゴルーガと、当時のフジは本当に凄かった!!)

実際、ナインティナイン・よゐこ・極楽とんぼ等、この番組のメンバーが「めちゃイケ」に繋がり、
夢逢い世代が「第3世代」、めちゃイケ世代が「第4世代」と呼ばれるようになると、
ホンジャマカやバカルディの世代は、完全にその狭間の世代扱いになってしまうと・・・・
期待の番組がコケて、若手が台頭した事で、実力以上に不遇を囲った面は確かになったと思います。
その一方で、時間は掛かりましたが、後にこうして4人とも売れた事を考えると、
この2組を期待の次世代として大抜擢した当時の判断も、決して間違ってはいなかったのかな?

> さまぁ〜ずに限らず、雨上がり決死隊、くりぃむしちゅー等の「ミドル3」世代は
> 90年代はネプチューンを除いていずれも不遇の時代を過ごしていますね。
> (それだけ、ダウンタウンやウッチャンナンチャン等の第三世代の力が当時は強かったのでしょう)。

厳密に言うと、ミドル3の元ネタである ビッグ3を擁した「第2世代」という障害でしょうけどね。
ビートたけし・タモリ・明石家さんま・島田紳助・笑福亭鶴瓶、非芸人ですが所ジョージなど、
1970年代に若くして天下を取った人たちが、未だに第一線を走ってる訳で、これは厳しいですよ(苦笑)。
1度低迷してからバラで復活してきたウンナンを除き、とんねるずやダウンタウンなど、
下手をしたら第3世代の方が、先に息切れを起こしている感すらありますしねえ・・・・
芸人も50代になると流石に、今まで通りの尖った芸風ではキツいでしょうし、
逆に、ユルいが故に一旦落ちたウンナンが再浮上したのも、キャラに合う年頃になったからかと?

でもまあ、遅咲きの第3世代の さまぁ〜ず、第4世代の雨上がり、ボキャブラ世代のくりぃむと、
細かく分ければ別世代の彼らが、一纏めに「ミドル3」世代と名付けられてしまう程に、
第3世代のラインを境目として、本当にクッキリと分けられてしまっている感はありますよね(笑)。
その一方で、第2世代も既に還暦を過ぎており、10年もすれば ほとんど引退でしょうから、
そうなった時に、お笑いの勢力図がどう変化するのかは、ちょっと気になる所ではあります。
・・・って、テレビ時代の申し子だった第2世代が去り、テレビも今以上に存在感を失うとすると、
勢力図という以前に、お笑いの土台自体が一変してしまう可能性だって有り得そうな気も?

> 例えばの話ですが、しゃべくり007でチュートリアルの代わりにさまぁ〜ずが入っていたら、
> それはそれは濃い番組になっていたのでしょう。濃すぎて胸やけをおこしそうなので、
> チュートリアルのような「薄いコンビ」がうまく調和しているんでしょうかね。

そう言えば「しゃべくり007」って、くりぃむしちゅーとネプチューンはボキャブラ世代ですけど、
チュートリアルはM-1世代で、世代的にはちょっとズレてるんですよね。
それでもあまり浮いた感じにならないのは、世代差とかに関係なく、
第3世代以降は比較的に、ユルさの面で共通しているような気もします。
例えば、第2世代と第3世代を一緒にしたら、何らかの違和感が残るでしょうしねえ。

・・・って、よくよく考えてみると、この「第3世代の境界線」って、
時代で言えば昭和と平成、経済で言えばバブル以前と崩壊以後と、社会に大きな変化が生じて、
テレビも、芸人も、視聴者も、需要面と供給面が共に変化したって部分に要因があるのかも?
そう捉えると、第2世代が昭和芸人、第3世代が過渡期芸人、それ以降は全て平成芸人なのかな?
もしそうだとすると、「遅咲きの第3世代」と呼ばれた芸人たちの苦労も見て取れますね。
爆笑問題や浅草キッドなどは、前の世代に追い付こうとして、
さまぁ〜ずやホンジャマカなどは、後の世代に合流して行った訳ですから。
でもこれって、前者の方は茨の道ですけど、後者は後者で満たされない気持ちが残るでしょうし、
どちらの選択を行っても、芸人としてきっと大変だったと思います・・・・

で、ちなみに私は、深夜ラジオの「伊集院光」と、深夜テレビの「上岡龍太郎」で育ってるので、
昨今のユルい感じのバラエティー番組は、正直、あまり波長が合わないんですよねえ・・・・
しゃべくり007にしても、私の中では「徹子の部屋」と同じ分類になってますし(苦笑)。
毎週楽しみに見ていたバラエティー番組って、2012年放送の「テベ・コンヒーロ」が最後かも?
そう言えば、お笑いについての雑談を以前もしたなぁ・・・と思い出し、
ちょっと掲示板を検索してみたら、7〜8年前の事でした。
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s13622#13622
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s8342#8342
おかげで今更ながら、とんでもない量のログが貯まっているもんだと再認識する共に、
いま読むと、我ながら思う以上に稚拙な文章だなぁ、と少し恥ずかしくなります(笑)。
・・・って、あと何年か経てば、この雑談も同じように感じるのかなぁ?
いい加減、成熟した文章を書けるようになりたいですけどね(苦笑)。

あと最後に、参考データとして、NHKが毎年正月に 民放各局の事まで含め、
テレビ全体の1年を語り合う「新春TV放談」という番組の調査結果を、
バラエティー番組の人気ランキングだけ抜き出して、ちょっと貼っておきますね。
定点観測ですし、最新版は1000人調査だったので、それなりに価値はあろうかと。

◆ バラエティー番組・人気ランキング(NHK調査) ◆

2009年
 1位(新) アメトーーク!(テレ朝:2003年〜放送中)
 2位(新) 爆笑レッドカーペット(フジ:2008年〜2010年)
 3位(新) ロンドンハーツ(テレ朝:1999年〜放送中)
 4位(新) 人志松本の○○な話(フジ:2009年〜2012年)
 5位(新) クイズ!ヘキサゴン2(フジ:2005年〜2011年)
 5位(新) めちゃ×2イケてるッ!(フジ:1996年〜放送中)
 7位(新) しゃべくり007(日テレ:2008年〜放送中)
 8位(新) 世界の果てまでイッテQ!(日テレ:2007年〜放送中)
 8位(新) リンカーン(TBS:2005年〜2013年)
 8位(新) お試しかっ!(テレ朝:2008年〜2015年)

2010年
 1位(--) アメトーーク!(テレ朝)
 2位(新) ホンマでっか!?TV(フジ:2009年〜放送中)
 3位(+4) しゃべくり007(日テレ)
 4位(新) ひみつの嵐ちゃん!(TBS:2008年〜2013年)
 5位(--) めちゃ×2イケてるッ!(フジ)
 6位(新) 池上彰の学べるニュース(テレ朝:2010年〜2011年)
 6位(+2) リンカーン(TBS)
 8位(新) 秘密のケンミンSHOW(日テレ:2006年〜放送中)
 8位(新) 嵐にしやがれ(日テレ:2010年〜放送中)
 8位(新) VS嵐(フジ:2008年〜放送中)

2011年
 1位(--) アメトーーク!(テレ朝)
 2位(--) ホンマでっか!?TV(フジ)
 3位(--) しゃべくり007(日テレ)
 4位(再) 世界の果てまでイッテQ!(日テレ)
 5位(新) シルシルミシル(テレ朝:2008年〜2014年)
 6位(再) ロンドンハーツ(テレ朝)
 7位(新) ぐるぐるナインティナイン(日テレ:1994年〜放送中)
 7位(+1) VS嵐(フジ)
 9位(再) お試しかっ!(テレ朝)
 10位(新) 大改造!!ビフォーアフター(テレ朝:2002年〜2016年)

2012年
 1位(--) アメトーーク!(テレ朝日)
 2位(--) ホンマでっか!?TV(フジ)
 3位(+1) 世界の果てまでイッテQ!(日テレ)
 4位(新) マツコ&有吉の怒り新党(テレ朝:2011年〜放送中)
 5位(-2) しゃべくり007(日テレ)
 6位(--) ロンドンハーツ(テレ朝)
 7位(+2) お試しかっ!(テレ朝)
 8位(新) 鶴瓶の家族に乾杯(NHK:1995年〜放送中)
 9位(再) めちゃ×2イケてるッ!(フジ)
 10位(新) ほこ×たて(フジ:2011年〜2013年)

2013年
 1位(--) アメトーーク!(テレ朝)
 2位(+2) マツコ&有吉の怒り新党(テレ朝)
 3位(--) 世界の果てまでイッテQ!(日テレ)
 4位(-2) ホンマでっか!?TV(フジ)
 5位(+3) 鶴瓶の家族に乾杯(NHK)
 6位(新) ザ!世界仰天ニュース(日テレ:2001年〜放送中)
 7位(新) ザ!鉄腕!DASH!!(日テレ:1998年〜放送中)
 8位(-3) しゃべくり007(日テレ)
 9位(新) 踊る!さんま御殿!!(日テレ:1997年〜放送中)
 10位(新) 世界の村で発見!こんなところに日本人(テレ朝:2013年〜放送中)

2014年
 1位(+8) 踊る!さんま御殿!!(日テレ)
 2位(+6) しゃべくり007(日テレ)
 3位(-2) アメトーーク!(テレ朝)
 4位(新) 月曜から夜ふかし(日テレ:2012年〜放送中)
 5位(+1) ザ!世界仰天ニュース(日テレ)
 6位(--) ザ!鉄腕!DASH!!(日テレ)
 7位(-5) マツコ&有吉の怒り新党(テレ朝)
 8位(-5) 世界の果てまでイッテQ!(日テレ)
 9位(新) Youは何しに日本へ?(テレ東:2013年〜放送中)
 10位(再) ホンマでっか!?TV(フジ)

2015年
 1位(+7) 世界の果てまでイッテQ!(日テレ)
 2位(+4) ザ!鉄腕!DASH!!(日テレ)
 3位(+1) 月曜から夜ふかし(日テレ)
 4位(+5) Youは何しに日本へ?(テレ東)
 5位(-2) アメトーーク!(テレ朝)
 6位(新) ブラタモリ(NHK:2009年〜 )
 7位(新) マツコの知らない世界(TBS:2011年〜放送中)
 8位(+2) ホンマでっか!?TV(フジ)
 9位(-8) 踊る!さんま御殿!!(日テレ)
 10位(新) 開運!なんでも鑑定団(テレ東:1994年〜放送中)

2016年
 1位(+4) アメトーーク!(テレ朝)
 2位(+5) マツコの知らない世界(TBS)
 3位(+6) 踊る!さんま御殿!!(日テレ)
 4位(-1) 月曜から夜ふかし(日テレ)
 5位(-3) ザ!鉄腕!DASH(日テレ)
 6位(-5) 世界の果てまでイッテQ!(日テレ)
 7位(-3) Youは何しに日本へ?(テレ東)
 8位(再) ザ!世界仰天ニュース(日テレ)
 9位(再) しゃべくり007(日テレ)
 10位(--) 開運!なんでも鑑定団(テレ東)
 11位(新) しくじり先生(テレ朝:2014年〜放送中)
 12位(再) マツコ&有吉の怒り新党(テレ朝)
 13位(再) 嵐にしやがれ(日テレ)
 14位(新) 笑点(日テレ:1966年〜放送中)
 15位(再) ブラタモリ(NHK)
 16位(新) 笑ってコラえて(日テレ:1996年〜放送中)
 17位(再) ホンマでっか!?TV(フジ)
 18位(再) 金曜ロンドンハーツ(テレ朝)
 19位(再) 大改造!!劇的ビフォーアフター(テレ朝)
 20位(新) 世界ふしぎ発見(TBS:1986年〜放送中)

視聴率的には現在、日テレの天下ですけど、こうして見ると私には合ってないのかな?
黄金リレーと呼ばれる「笑点→DASH→イッテQ→行列」も見てませんし(行列はランク外なんですね)、
前出の「しゃべくり007」の時間帯は、BGM代わりにBS-TBSがついていて、
「酒場放浪記→江戸のススメ(現在は歴史鑑定)」という流れになっており、
マツコ曰く「悪意あるケンミンSHOW」だった頃の「夜ふかし」は見てましたけど、
番組内容が「名物シロウト弄り」に替わってしまって以降、全く見なくなりましたので・・・・
あっ、特番で時々やってる「有吉の壁」は、日テレですけど欠かさず見てますね(笑)。

ちなみに昨年のトップ20の中ですと、私が常に見ているのは15位の「ブラタモリ」くらいで、
たまに見るのが「アメトーク」「知らない世界」「しくじり先生」「怒り新党」でしょうか?
う〜ん、私は昔からテレビっ子だっただけに、見たい番組が無いのは本当に寂しい限りです(泣)。
今ではニュースすら視聴習慣から外れてしまい、情報にも疎くなっちゃいましたからねえ。


[20706] Re:囲碁・将棋界の年末年始&お笑い番組とリズムネタ削除   返信 
2017/1/18 (水) 23:12:18 ほのぼのさん

▼ 徳翁導誉さん
> > 年も明けたということで、新たなスレッドを立ててみました。
> 一応、旧スレッドのリンクも貼っておきますね↓
> http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=r20313
> 久しぶりの返信となるので、またまた長文です(笑)。


長文全て読ませていただきました。
新年早々、ものすごく気合の入った文章ですね。
全てにお返事したかったのですが、ちょっと時間もあまりないので
一部にコメしますね。

> ▼ サッカーW杯、出場枠を32ヶ国から48ヶ国に拡大
> 今年はWBCイヤーだなぁ・・・とか思っていのに、いきなりサッカーの話題が(笑)。
> http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=21802
> まあ、規定路線として既に情報は出ていたので、「ついに決まってしまったか」って感じですけど、
> やはり正式に「16ヶ国(1.5倍)の出場枠拡大」が決定されると、それなりに強い衝撃が!?


うーん、やっぱり出場枠48カ国は増やしすぎですねえ。
アジア枠8.5なんて、日本にとっては緩すぎてアジア予選がつまらないものになってしまいます。
むしろ本戦でのアジア代表に低レベルの国が入ったりすると
それこそ8-0とか大味なゲームが増えそうですし。
また、こんなに参加国数が増えると大会開催にかかる費用も増えるので、
それこそ金持ち国家しか開催国に立候補できなくなるんじゃないですかねえ。
(それか共催を前提とするか・・・?)
私も、大会のレベルを維持するには32カ国が上限だと思うんですけどねえ。

> ▼ WBC

毎年大会が始まるまでは盛り上がりに欠けて、大会が始まって日本チームがピンチに陥ると
急激に盛り上がるWBCですが、今大会の日本代表の力はどうでしょうかねえ?
大谷一人に注目が集まってしまっていますが、その他の選手も比較的レベルが高いと思うのですが・・・
ただ、アメリカも今回は本気のようで、今までの大会よりも相当チーム力が上がっているようですね。
日本代表はとりあえずベスト4くらいには進んでもらいたいところですね。

> ▼ おんな城主直虎

第1話、第2話を観ましたが、なかなか良かったと思いますよ。
おっしゃる通り、子役が演技で頑張っているのが印象的でしたね。
これが第5話からの大人編にスムーズにつながるといいのですが、
大人の直虎の演技ってそれはそれで難しいと思いますね。
今川義元も今のところ無能では無さそうな感じなので、
今後に期待が持てるんじゃないですかねえ。
(それでも桶狭間で退場してしまいますが・・・)

> ▼ 三浦九段の名誉回復
> もちろん、今回の一連の対応は「稚拙」としか言い様の無いモノだったものの、
> それでも組織の論理と、日本的なムラ社会の特性を考えた場合、
> 押し切ったり、誤魔化したりなど、もっと醜い結末に終わる例も現実的には多いだけに、
> 私は却って、連盟と会長を見直しました(謝罪会見を音声&写真のみにしたのは悪手でしたが・苦笑)。
> 自ら非を認めるか、公権力の介入がない限り、基本的にメディアは組織の過ちを責める事はしない以上、
> こうして連盟側が目に見えるケジメを付けたからこそ、情報番組でも、あれだけ報じられたのだと。


今週はいろいろ動きがあって、第三者調査委員会の報告書の発表、竜王就位式での渡辺竜王の謝罪、
あと谷川会長(と島理事)の辞任でとりあえずの一区切りといったところでしょうか。
いろいろ思うところはあるのですが、連盟側が最低限のケジメを付けて
騒動にようやく一区切りできたという印象ですかね。
(あとは三浦九段に十分な補償ができれば言うことなしなのですが)

> まあ個人的には、少なくとも反省くらいはして欲しい所ですけど、
> 私的利益を公的利益と無自覚に脳内変換し、責任感や罪悪感も皆無なまま、他者を叩いて悦に入るのは、
> 今の日本社会に蔓延する風潮ですから、渡辺竜王個人がどうこうで済まない話なんですよね(泣)。
> 暴走する無責任な正義感によって起きるバッシングは、今や日本社会の全体を覆っているので・・・・
> 例えば、災害時にデマを信じて拡散し、「自分は良い事をした」と満足しているタイプは、
> その事を責められても反省などせず、逆に相手を責め立てて再び悦に入り、留まる事を知らないと。
> モンスター・ペアレンツの存在とかも、単純に「自分さえ良ければ」と身勝手なのではなく、
> こうした都合の良い正義感を背景とした 無自覚が故の暴走にある事に、昨年ようやく気が付きました。


これは私も自覚しないといけないですね。読んでいてはっと目が覚めさせられました。
ただ、渡辺竜王については、謝罪だけではなく何らかの形でけじめをつけた方が本人にためにとっても
いいと思うんですがねえ。
このままだと多くの将棋ファンに今回のことを一生糾弾されることになってしまいます。
連盟もそうですが、今回のことで失った信用はあまりにも大きいので、
それを取り戻すには地道に誠実な態度を見せ続けないといけないと思いますね。

> ▼ お笑い全般

> そう言えば、お笑いについての雑談を以前もしたなぁ・・・と思い出し、
> ちょっと掲示板を検索してみたら、7〜8年前の事でした。
> http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s13622#13622
> http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s8342#8342


おお、過去にも雑談していたんですね。
いやあ、お笑いについてももっといろいろ語りたいのですが、
すみません、なかなか時間がなくて。

> ちなみに昨年のトップ20の中ですと、私が常に見ているのは15位の「ブラタモリ」くらいで、
> たまに見るのが「アメトーク」「知らない世界」「しくじり先生」「怒り新党」でしょうか?
> う〜ん、私は昔からテレビっ子だっただけに、見たい番組が無いのは本当に寂しい限りです(泣)。
> 今ではニュースすら視聴習慣から外れてしまい、情報にも疎くなっちゃいましたからねえ。


私も今はあまりお笑い番組を観なくなってしまいましたねえ。
ランキングに挙がっているのも、番組名と内容はだいたい分かるものの、
実際に毎週欠かさず見ているってのはないですね。
見たい番組が無いってのもそうですし、テレビ自体も見る時間が少なくなっていますね。
(年をとって脳が老化しているだけかもしれません(笑))


[20714] サッカーW杯・WBC・渡辺竜王の謝罪・TV視聴状況削除   返信 
2017/1/20 (金) 19:47:35 徳翁導誉

> > 久しぶりの返信となるので、またまた長文です(笑)。
> 長文全て読ませていただきました。
> 新年早々、ものすごく気合の入った文章ですね。

以前の「脳とコンピューター&渋谷と秋葉原」の際は、内容的に長文化する前提で書きましたけど、
前回の場合は、それだけ「謎の囲碁AI続出&トップ棋士全滅」が衝撃的だったのと、
「お笑い」という新たな話題が為、気付いたら長文化していたというケースですね(笑)。

▼ サッカーW杯の出場枠拡大
> うーん、やっぱり出場枠48カ国は増やしすぎですねえ。
> アジア枠8.5なんて、日本にとっては緩すぎてアジア予選がつまらないものになってしまいます。

まあ結局、つまりはそういう事なんでしょうね。
今回のアジア予選にしても、下手をすれば日本も予選落ちしかねない展開になってますし、
もしそうなった場合、放映権ビジネスの面からすると、途轍もないリスクになると・・・・
そして出場枠を広げれば、W杯出場を逃し続けている中国とかの出場確率も上がりますので。
もう今や世界のスポーツ界は、放映権料が中心に物事が決まっていく状況になっちゃってますからねえ。

> むしろ本戦でのアジア代表に低レベルの国が入ったりすると
> それこそ8-0とか大味なゲームが増えそうですし。

でもまあ、前回の準決勝では「ドイツ 7-1 ブラジル」なんて試合もありましたしね(笑)。
それに、あまりに実力差があると、弱いチームは徹底的に守備を固めますし、
強いチームも、得失点争いが絡まなければ、勝ち点3を確実に確保できれば十分なので、
試合内容はしょっぱくなりますけど、そこまで大差になる試合は意外と少ないかと?
大差の試合は却って、負けたら終わりの決勝トーナメントの方が多い印象がありますしね。
試合中に敗退が濃厚となり、選手たちの集中力が切れてしまうと、一気に持って行かれてしまうので。
あとは、伝統的に虐殺好きなドイツ代表の試合とかが危ないですね(苦笑)。

> また、こんなに参加国数が増えると大会開催にかかる費用も増えるので、
> それこそ金持ち国家しか開催国に立候補できなくなるんじゃないですかねえ。
> (それか共催を前提とするか・・・?)
> 私も、大会のレベルを維持するには32カ国が上限だと思うんですけどねえ。

もちろん、共催が前提だと思いますよ。
「8万人以上:1会場 6万人以上:2会場 4万人以上:9会場」という現状の基準ですら、
これを満たすのに多くの開催国が苦しんでいる(負の遺産を抱え込んでる)のに、
現状の「32ヶ国64試合」から「48ヶ国80試合」へ増えれば、
必要なスタジアムの数も、更に3〜4会場は増えますからねえ・・・・
W杯に先んじて出場枠を拡大した欧州選手権にしても、次回はなんと「13ヶ国共催」ですよ!?

ただ一方で、発想を逆転してみると、W杯の本大会とは「決勝トーナメント」の事と捉えて、
グループ・リーグは本大会直前の「世界最終予選プレーオフ」と考えれば、意外とそれも良いかも?(笑)
試合会場にしても、決勝トーナメントを単独開催にして、
グループ・リーグは各組ごとに周辺各国へと分散すれば、選手の移動負担など大きな支障とならず、
しかも開催国の負担も軽減できる上、現地の盛り上がりを周辺各国への拡大できるので、一石二鳥かと?
まあ以前は、グループ・リーグの事を「予選リーグ」と呼んでましたし、
それこそこの方法なら、数大会に1度のペースで、日本でも試合が開催されるでしょうし、
中小国としても、これなら大会開催国の一翼を担う事が可能になりますからねえ。
ここまでやってくれるのであれば、逆にさっさと、規定路線の64ヶ国まで広げてくれって気分に(笑)。
「3ヶ国×16組」という奇数の組み合わせでは、どうしたって日程上の歪みが生じますからねえ。

▼ WBC
> 毎年大会が始まるまでは盛り上がりに欠けて、
> 大会が始まって日本チームがピンチに陥ると 急激に盛り上がるWBCですが、

いや本当、私自身は野球人間なので、つい忘れがちになるのですが、
世間のイメージ的には、まさにそんな感じなんですよね、WBCって(笑)。
ちなみに私個人としては、「祭りは始まる前が一番楽しい」って事で、
気持ち的に、今くらいが最も盛り上がってる時期かも?
いざ大会が始まってしまえば、あとはストレスが溜まる一方ですし・・・・

まあ逆に言うと、だからこそ却って、日本と無関係な試合が凄く楽しかったりするんですけどね!!
今大会は初めて韓国でも試合が行われ、しかも完成したばかりの高尺スカイドームが会場なので、
なかなか見る事がない海外の野球場を見られるのも、楽しみの1つではあります。
もちろん、イスラエルやコロンビアといった初顔を見られるのも、今大会の楽しみではありますが。
(第1回大会も、南アフリカとオランダが大会を盛り上げましたからねえ)

> 今大会の日本代表の力はどうでしょうかねえ?
今回最大の不安要素は、投手でも野手でもなく、間違いなく監督ですよね・・・・
第1回の王、第2回の原と、人選に関して当時はいろいろ言われましたけど、
それでも共に日本一を達成するなど、経験は豊富な現役の監督だったんですよね。
それが第3回では、7年ぶりの監督復帰で、日本一経験も無い山本浩二が監督を務め、
そして今回は、指導者経験すら全く無い小久保を抜擢ですからねえ・・・・
いや本当、なんで回を重ねるごとに、監督の質が落ちていくのか???
案の定、1年前のプレミア12では、未熟な采配で優勝を逃したようなモノでしたし、
それもあってか大会後、80歳近い大ベテランの権藤がコーチとして招集されました(苦笑)。

あと、戦力面での不安を言いますと、現在のプロ野球界には、
抑え投手と正捕手が本当に居ないという事ですね・・・・
一昔前までは、抑えなら佐々木・高津・岩瀬、捕手には古田・伊東・谷繁がいた事を思うと、
これらの大事なポジションで人材不足を起こしているのは、球界としても深刻な状況です。
いや本当、近年は日本球界の醍醐味だった「緻密な野球」が、完全に影を潜めてしまったので(泣)。

その一方で、ここ10年あまり不作続きだった打者陣は、ここへ来て人材が登場してきてますね!!
故障により柳田が不出場なのは残念ですが、それでも2年連続トリプル3の山田も居ますし、
中田翔&筒香という左右の大砲が居て、彼らをも上回る素材をもつ大谷まで居ると(笑)。
(世界規模で言えば もちろん投手大谷ですけど、こと日本球界で言えば打者大谷の方が希少価値が高いです)
そして高校野球にも目を向ければ、話題の清宮くんまで居ますからねえ。
イチロー&松井秀喜のようなレジェンド級は欠けますけど、それでも全体の質は近年なく凄く高いです。

> 大谷一人に注目が集まってしまっていますが、その他の選手も比較的レベルが高いと思うのですが・・・
勿論そうですけど、でもやはり、大谷って本当に異次元な選手なんですよね(笑)。
80年を超す日本プロ野球の歴史の中でも、最高の安打製造機であるイチローと、
王貞治に次ぐ長距離砲である松井秀喜を、同時に見られた私たちは幸せな世代ですけども、
それでも大谷翔平の希少価値というのは、その2人すらも上回りますからねえ!!

> ただ、アメリカも今回は本気のようで、今までの大会よりも相当チーム力が上がっているようですね。
いや別に、メンバーだけを見れば過去の大会だって、かなりの選手が集まっているんですよ(笑)。
今大会も、田中・ダルビッシュ・岩隈・前田・上原・田沢などメジャーの投手が出場し無そうなので、
下手をすれば、ベストメンバーから最も遠いのは日本かも?ってくらい、従来から各国とも選手は揃ってます。
まあ、そもそもオープン戦の時期なので、スタメン野手陣やリリーフ陣は辞退する理由に乏しく、
しかも中南米系の選手にとっては、日頃は祖国を離れてプレーしているからこそ、
こうして母国を背負って戦う機会には気合が入り、いつもほぼフルメンバーで挑んでますね!!
強いて言えば、そうしたモチベーションをもたないアメリカだけ、あまり気合が乗らない感じでしょうか。
(大リーグのスター選手は中南米系が多く、アメリカ人選手は層が厚いけど飛び抜けた選手は少ないという事情も)

ただまあ、今までの大会にしても、アメリカはかなりガチなメンツを揃えてましたし、
結局は勝てない事への言い訳という面も強かったのですが、前回ドミニカが優勝して少し状況も変わったかも?
過去の2大会は、決勝のカードが「日本×キューバ」や「日本×韓国」だったので、
優勝して喜んでる選手を見ても、彼らにとっては知らない人たちなので、どこか他人事な印象でしたけど、
前回は「ドミニカ×プエルトリコ」と、彼らも見知った仲間が喜んでいたので、急に現実感が出てきたと(苦笑)。
そうした事情もあり、今回はアメリカもかなり本気だったのですが・・・先発の2枚看板が負傷リタイア!?
この大会の最大のネックは、開催時期や大会形式の関係で、先発投手の招集が難しい点にあるんですよね。
なので、予定していたエースたちに故障や不調があったりすると、チーム構成が途端に苦しくなると・・・・
投手大国の日本にいると鈍感になりますけど、そもそも質の高い先発投手自体が希少な存在ですからねえ。
逆に言えば、だからこの日本人投手はメジャーリーグで引く手あまたであるとも言えます。

> 日本代表はとりあえずベスト4くらいには進んでもらいたいところですね。
そうですね、最低限でも太平洋は越えてもらわなければ困るかと・・・・

▼ おんな城主直虎
> 今川義元も今のところ無能では無さそうな感じなので、
> 今後に期待が持てるんじゃないですかねえ。
> (それでも桶狭間で退場してしまいますが・・・)

雰囲気だけは凄くあるんですけど、そこは役者経験など無いであろう落語家だけに、
あまり出演シーンが多くても、却ってボロが出てしまいそうな気も・・・・(苦笑)
ただ、だからと言って、あまり早く退場させても、
題材が題材だけに「本当に1年もつの?」という不安も再燃しちゃうんですよね。
「八重の桜」や「花燃ゆ」の時みたいに、兄上様パートで盛り上げるって訳にも行きませんし。

▼ 三浦九段の名誉回復
> 今週はいろいろ動きがあって、第三者調査委員会の報告書の発表、竜王就位式での渡辺竜王の謝罪、
> あと谷川会長(と島理事)の辞任でとりあえずの一区切りといったところでしょうか。
> いろいろ思うところはあるのですが、連盟側が最低限のケジメを付けて
> 騒動にようやく一区切りできたという印象ですかね。

そうですね、形式的にはそんな感じに落ち着くかと思います。
ただまあ、報告書の発表の方では、隠しアドレスにあった草案版が見つかり、
公開版と草案版で姑息な書き換えが発覚して、また一悶着起きてますけどね(苦笑)。
(公開版が「report_1.pdf」で、草案版が「report.pdf」じゃ、そりゃ発見されますよ)

> (あとは三浦九段に十分な補償ができれば言うことなしなのですが)
でもまあ、1度付いてしまった印象は、完全には拭い切れないのも現実ですからねえ・・・・
この前、将棋界に関心が無い方と、この件で雑談をした際にも、
「でもきっと数年後には、今回の細かい内容とかは忘れてしまい、
 この人の顔を見ても『何かやらかした人だったな』って記憶しかない残ってないと思うよ」と言われ、
「あ〜、世間的にはそれがリアルな所だよなぁ・・・」と感じてしまいました。
そして、それはまだマシな話であり、普通は全てのニュースに触れる訳ではない以上、
「スマホ不正があった」というニュースで止まっている人もいれば、
謝罪のニュースに触れても、「でも実際はクロなんでしょ?」って理解の人も大勢いるでしょうからねえ。

ただそれでも、これだけの量の修正報道がなされるのは、本当に珍しい事ですし、
それは連盟側の謝罪会見があったればこそなので、
自業自得であるのは勿論ながらも、その点は評価したいと私なんかは思いますね。
例えば以前、大学野球部員による集団痴漢事件の報道があった際にも、
マスコミは顔写真と実名を大々的に報じ、バンキシャなどは かなり悪意ある再現劇を行いました。
しかし蓋を開けてみると、確かに1人の部員が痴漢行為をしたのは事実だったものの、
それ以外の部員たちは、たまたま同じ車両に乗り合わせていただけで、
「集団痴漢事件」自体は、決め付けで動いた警察官によるデッチ上げである事が発覚したんです!!
ですが警察側としては、痴漢犯罪自体は実際にあった事を盾に、謝罪など一切行わず、
その為、マスコミとかも修正報道を全く行いませんでしたからねえ・・・・

あと、こうした事件報道で、個人的に凄く心に残っているのが、
「自殺の練習」があったとされる 大津いじめ事件↓に関してですね。
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s19706#19706
あの件を見てしまうと、連盟側は今回、保身の為に三浦九段を生贄とする展開も有り得ただけに、
その選択肢を採らず、自ら謝罪する方向で決着させたのは、本当に良かったと思っています。

> ただ、渡辺竜王については、謝罪だけではなく何らかの形でけじめをつけた方が本人にためにとっても
> いいと思うんですがねえ。
> このままだと多くの将棋ファンに今回のことを一生糾弾されることになってしまいます。
> 連盟もそうですが、今回のことで失った信用はあまりにも大きいので、
> それを取り戻すには地道に誠実な態度を見せ続けないといけないと思いますね。

いや〜、確かに謝罪はあったんですけど、その内容が・・・・
私も謝罪ニュースの記事を見つけた際には、「ちゃんとケジメを付けたんだ」と感心しましたが、
それはタイトルを見た時の印象で、発言の全文を読んだら、その印象が完全に引っ繰り返りました!!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170118-00010002-spht-soci

 「皆様、本日はお忙しいところをお集まりいただきまして誠にありがとうございます。
  まず始めに、今回の件では7番勝負の直前というタイミングでメディアの取材に応じたことにより、
  三浦九段、読売新聞社さま、また将棋ファンの皆様方にご迷惑をお掛けしました。
  お騒がせしたことを申し訳なく思いますし、今後はこのようなことがないように
  将棋連盟の一員として将棋界の発展に努力して参ります。」

だってこれ、確かに謝罪はしてますけども、その対象と言うのはあくまで、
「文春のインタビューに答えて、騒動を大きくした事」だけなんですよね!?
三浦九段を疑った事も、その疑いが間違えだった事も、それを根拠に告発した事も、
非公式な秘密会議を開いた事も、処分の決定に自ら加わった事も、週刊誌にリークした事も、
それらの事に関しては全く謝罪内容としては触れず、ただただインタビューに答えた事を謝った訳です。
これがまだ、言葉が下手な人とかなら、ここまで気になる事は無かったのですが、
渡辺竜王の場合、解説などで話を聞く機会も多い為、凄く頭が良くて論理的に話すタイプであり、
意志が強くて自らの考えを負けず、心に無い事は言えない人なのを、将棋ファンは知ってますからねえ。
だからこそ、不自然に「敢えて言わない」部分から、その奥にある真意も見えてしまうと・・・・

なので、シロ判定後に文春で報じられた「告発を後悔していない」という言葉を、
今回の謝罪発言によって、自ら裏付けてしまったように思いますし、
それどころか、「素人判断でシロとなっただけで、プロからみればクロだ」という記事も、
単に文春記者の負け惜しみではなく、本当にそうした空気が一部にあるんだろうなと感じました。
そして、そこには恐らく、渡辺竜王も含まれるのだろうなと・・・・
仮に渡辺竜王自身が、自らの告発や疑念を覆す事をせずとも、
謝罪時に「第三者委員会」という単語を入れるだけで、うまく誤魔化す事も可能だったのに、
それすらしなかったという事は、シロ判定に対する不満な気持ちを持っているように感じられますし、
クロと断じた最後の決め手が「プロ棋士としての直感」あった以上、もう覆す事は無いのだろうなと。

要するに、今回の報道に疎い一般層の「でも実際はクロなんでしょ?」という見解を、
棋界最高峰の竜王である棋士までもが持ち続け、今後の将棋界を引っ張っていくとの宣言ですから、
確かに形式的には謝罪をした事になるので、これで一件落着となるでしょうけど、
私個人としては、この一連の騒動で、今回の事が断トツで不愉快な件となりました!!
人間なんて誰であれ、失敗や誤解をするものですし、今までの事は勇み足として理解できましたけど、
自らの過ちに気付いた時、それを隠そうとして更なる過ちを起こす事は、これはもう「故意」であり、
私自身の価値基準として、この一線を越えるか否かは、とても大きな事なんですよね。

そして一番気になったのが、渡辺竜王だって妻子がある身なんですし、
三浦九段は会見で、「家族が酷い目にあった」事を最も辛かったと言っていた以上、
謝罪時に「三浦九段」と言った所を、「三浦九段とそのご家族」と言うだけでも、
随分と印象も変わったでしょうに、それすらしませんでしたからねえ・・・・
そもそも謝罪と言うのは、自らの罪悪感を軽減する目的もあって行われるモノですが、
自らの週刊誌リークにより、記事となった誌面上で、出産したばかりの新妻に対し、
「三浦の妻は元キャバ嬢で金遣いが荒く、死んだ姑とも折り合いが悪かった」などと
散々な書かれ様だったのに、それすら全く気にして無かったんだなぁ・・・と。
仕事上のイザコザを、その家族にまで及ぼして平然としている人は、確かに世間でも居ますし、
勝負師の人間性をあまりとやかくは言いませんけど、それでも流石にこれは個人的にドン引きしました。

まあ、「深読みのし過ぎだよ」と言われれば、確かにそうなのかも知れませんけど、
個人的な感情としては、もう渡辺竜王への心証は、今回の事で挽回不能なまでに落ちてしまいましたね。
それと、この度の不正疑惑問題の中でも、最も腹に据えかねる気分で書いた為、
感情的で、読んでいて気持ちの良い文章では無いかも知れませんが、そこはどうか御容赦ください(笑)。

> > まあ個人的には、少なくとも反省くらいはして欲しい所ですけど、
> > 私的利益を公的利益と無自覚に脳内変換し、責任感や罪悪感も皆無なまま、他者を叩いて悦に入るのは、
> > 今の日本社会に蔓延する風潮ですから、渡辺竜王個人がどうこうで済まない話なんですよね(泣)。
> > 暴走する無責任な正義感によって起きるバッシングは、今や日本社会の全体を覆っているので・・・・
> > 例えば、災害時にデマを信じて拡散し、「自分は良い事をした」と満足しているタイプは、
> > その事を責められても反省などせず、逆に相手を責め立てて再び悦に入り、留まる事を知らないと。
> > モンスター・ペアレンツの存在とかも、単純に「自分さえ良ければ」と身勝手なのではなく、
> > こうした都合の良い正義感を背景とした 無自覚が故の暴走にある事に、昨年ようやく気が付きました。

> これは私も自覚しないといけないですね。読んでいてはっと目が覚めさせられました。

いや、ハッと思える感覚がある人は、たぶん大丈夫だと思いますよ(苦笑)。
こういう問題を起こすタイプは、「世の中の正義=自分の価値観」となっており、
言われてもハッとする事が無いからこそ、その言動が暴走化しまう訳ですので・・・・

ただまあ、こういうタイプの人というのは、昔から一定数は居た筈なんですよね。
しかし最近になって、それが特に目立ち始めたのは、「世の中の正義」を現す具体的な概念が、
以前は「常識」という言葉であったのに、それが「公益(国益)」に変わったからでは無いかと?
・・・って、このまま話を続けると、それこそ「現代日本の社会論」になってしまい、
話題が将棋から大きく脱線してしまうので、とりあえず今回は止めておきますね(笑)。

▼ お笑い全般
> いやあ、お笑いについてももっといろいろ語りたいのですが、
> すみません、なかなか時間がなくて。

ではまた、お時間がある時にでも(笑)。
私も、お笑いは好きですので。

> > ◆ バラエティー番組・人気ランキング(NHK調査) ◆
> > 2016年
> >  1位(+4) アメトーーク!(テレ朝)
> >  2位(+5) マツコの知らない世界(TBS)
> >  3位(+6) 踊る!さんま御殿!!(日テレ)
> >  4位(-1) 月曜から夜ふかし(日テレ)
> >  5位(-3) ザ!鉄腕!DASH(日テレ)
> >  6位(-5) 世界の果てまでイッテQ!(日テレ)
> >  7位(-3) Youは何しに日本へ?(テレ東)
> >  8位(再) ザ!世界仰天ニュース(日テレ)
> >  9位(再) しゃべくり007(日テレ)
> >  10位(--) 開運!なんでも鑑定団(テレ東)
> >  11位(新) しくじり先生(テレ朝:2014年〜放送中)
> >  12位(再) マツコ&有吉の怒り新党(テレ朝)
> >  13位(再) 嵐にしやがれ(日テレ)
> >  14位(新) 笑点(日テレ:1966年〜放送中)
> >  15位(再) ブラタモリ(NHK)
> >  16位(新) 笑ってコラえて(日テレ:1996年〜放送中)
> >  17位(再) ホンマでっか!?TV(フジ)
> >  18位(再) 金曜ロンドンハーツ(テレ朝)
> >  19位(再) 大改造!!劇的ビフォーアフター(テレ朝)
> >  20位(新) 世界ふしぎ発見(TBS:1986年〜放送中)
> > ちなみに昨年のトップ20の中ですと、私が常に見ているのは15位の「ブラタモリ」くらいで、
> > たまに見るのが「アメトーク」「知らない世界」「しくじり先生」「怒り新党」でしょうか?
> > う〜ん、私は昔からテレビっ子だっただけに、見たい番組が無いのは本当に寂しい限りです(泣)。
> > 今ではニュースすら視聴習慣から外れてしまい、情報にも疎くなっちゃいましたからねえ。

> 私も今はあまりお笑い番組を観なくなってしまいましたねえ。
> ランキングに挙がっているのも、番組名と内容はだいたい分かるものの、
> 実際に毎週欠かさず見ているってのはないですね。
> 見たい番組が無いってのもそうですし、テレビ自体も見る時間が少なくなっていますね。

私の場合、毎週録画して見ているのが、前出の「ブラタモリ」と今月から再開された「銀魂」。
毎週録画して見たり見なかったりが、「ぶらぶら美術・博物館」「夜の巷を徘徊する」「ドキュメント72時間」。
時々録画するのが、「NHK系ドキュメンタリー(主にBS)」「タモリ倶楽部」「探検バクモン」「クレイジージャーニー」。
録画はしてないものの ほぼ毎週見ているのが、「大河ドラマ」「球辞苑」「クイズ・スター名鑑」って感じですね。
・・・って、これにスポーツ中継とかが加わる事を考えると、
以前に比べて見なくなったというだけで、世間的にはテレビをよく見ている方なのかも?
近年ではテレビ離れが加速し、1人暮らしだと自宅にテレビの無い人も珍しくないそうなので。

ちなみに、現在放送中で最も好きな番組を1つ挙げるとすれば、それは「球辞苑」でしょうね。
NHK-BS1の放送ですけど、もし野球好きであれば、是非ともオススメな番組です!!
そもそも第1回の放送から、「一塁の守備」というマニアックなテーマで始まり、
王貞治への特別インタビューでも、打撃の話は一切聞かず、ただ守備の話を聞くだけの構成でしたし、
今週放送のテーマは、「ファウル」だけで1時間だそうです(苦笑)。

あと、ほのぼのさんであれば、「ブラタモリ」も気に入ると思いますよ。
まあ個人的には、もうちょっと内容を濃くして欲しい気持ちはあるのですが、
ただそれでも、日本各地を巡る地形と歴史の番組なんていうのは、
「タモリ×NHK×土曜ゴールデン」という組み合わせじゃなきゃ、実現しない企画でしょうからね(笑)。
このサイトのWW2オンラインにしても、地理と歴史の関わりを知って欲しくて作ったゲームでしたし、
そういった題材の番組があるだけで、個人的には凄くありがたいです!!
真田丸SPで堺雅人と上田を巡った回などは特に面白かったですけど、ご覧になられましたかねえ?
https://www.youtube.com/watch?v=kSZf7whKnQ8
という事、真田丸に引き続き、お気に入り回(ゴールデン限定)のランキングを考えてみました。

 1位 「仙台(前編)」
 2位 「奥日光」
 3位 「上田」
 4位 「函館」
 5位 「裏磐梯」
 次点 「平泉」

> (年をとって脳が老化しているだけかもしれません(笑))
でも、お子さんが居るのなら、日々新しい刺激とかもあるのでは?(笑)
子供って固定観念に囚われてませんから、本当に気付かされる事ばかりですし。
・・・って、私の場合は、たまに相手するから言える事であって、
それが毎日だと、苦労が先立っちゃたりするのかな???


[20814] 再び、オススメの1冊を紹介削除   返信 
2017/2/9 (木) 20:49:21 徳翁導誉

> あと、ほのぼのさんであれば、「ブラタモリ」も気に入ると思いますよ。
> まあ個人的には、もうちょっと内容を濃くして欲しい気持ちはあるのですが、
> ただそれでも、日本各地を巡る地形と歴史の番組なんていうのは、
> 「タモリ×NHK×土曜ゴールデン」という組み合わせじゃなきゃ、実現しない企画でしょうからね(笑)。
> このサイトのWW2オンラインにしても、地理と歴史の関わりを知って欲しくて作ったゲームでしたし、
> そういった題材の番組があるだけで、個人的には凄くありがたいです!!
> 真田丸SPで堺雅人と上田を巡った回などは特に面白かったですけど、ご覧になられましたかねえ?
> https://www.youtube.com/watch?v=kSZf7whKnQ8

え〜と、お忙しいかも知れませんが、
歴史と地形に関する面白い本を見つけたので、忘れない内に紹介だけしておきます(笑)。

  『鳥瞰イラストでよみがえる歴史の舞台』
  https://www.amazon.co.jp/dp/4056111677

イラストが中心という事で見ていて楽しく、解説文はオマケ程度でスラスラ読めますし、
私が勝手に「大正の吉田初三郎 平成の黒澤達矢」と呼んでいる
お気に入りの鳥瞰図絵師・黒澤氏の作品も多く掲載されていて、個人的には結構オススメです!!
(昨年の真田丸ブームにより、真田郷や大坂の陣にもページが割かれています)

年末年始に発売されたばかりですから、まだ書店でも簡単に手に入る一方、
雑誌分類での流通だと思うので、時間が経てば手に入りにくくなるタイプの書籍だと思い、
とりあえず、薦めるなら早い方が良いだろうという事もあり、こうして紹介してみました。


[20834] Re:再び、オススメの1冊を紹介削除   返信 
2017/2/15 (水) 23:59:39 ほのぼのさん

▼ 徳翁導誉さん

すみません、前回の徳翁導誉さんの長文のレスとか全て興味深く読まさせていただいているのですが、
何分まとまった時間がなくてお返事が遅くなってしまいました。すみません。

> え〜と、お忙しいかも知れませんが、
> 歴史と地形に関する面白い本を見つけたので、忘れない内に紹介だけしておきます(笑)。
>
>   『鳥瞰イラストでよみがえる歴史の舞台』
>   https://www.amazon.co.jp/dp/4056111677


おお、なかなか面白そうな本ですね!
私も歴史と地理の両方が好きなので、ドストライクの本かもしれません。
週末に大きな本屋に寄る機会があるので、是非とも探して買ってみたいと思います。

最近、通勤時間の間に「日米開戦と情報戦(森山優)」という本を読んでいるのですが、
これもなかなか面白いですね。

https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E9%96%8B%E6%88%A6%E3%81%A8%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%88%A6-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%A3%AE%E5%B1%B1-%E5%84%AA/dp/4062883988/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1487168981&sr=1-1

ボリュームがとても多いのでまだ半分くらいしか読んでいないのですが、
太平洋戦争開始前夜の日米英のインテリジェンスの比較が興味深いです。
日本も諜報能力だけでいうと決して米英に引けを取らないのですが、
上層部がそれをうまく生かし切っていなかったり省庁の組織間の
対立で握りつぶされてしまったりすることで、最終的に情報戦で米英に負けてしまうことが赤裸々に書かれています。
(米英にもそれぞれインテリジェンス面で問題がありましたが、日本ほど酷くはなかった)
このあたりは最近の日本の政治にもそのまま当てはまることでして、
ようやく第二次安倍政権でインテリジェンス面が改善されてきたと個人的には思います。

▼三浦九段復帰

今週の竜王戦1組予選でようやく三浦九段が復帰しました。
総じて温かい雰囲気で三浦九段を迎えられたことは良かったかと思いますが、
それでも新会長の佐藤康光九段がおっしゃるように三浦九段の完全なる名誉回復まではまだまだ時間がかかりそうです。
(そもそも三浦九段は竜王戦の挑戦権があるはずなのに、予選に入れられること自体おかしい)

反面、将棋連盟の内部紛争はヒートアップしてきましたね。
別の週刊誌(週刊ポスト)には毎週のように内紛のありさまが面白おかしく書かれるし。
理事解任の投票が行われる今月27日の臨時総会は、別の意味で興味がありますね。組織の自浄作用が働くか否か。

それにしても、今年に入ってからプロ棋戦、とりわけタイトル戦に全く興味をなくしてしまいましたね。
郷田vs久保の王将戦にも、渡辺vs千田の棋王戦にも全然興味が持てないです。
プロ棋士に対する尊敬とか、憧憬とか、そういうものが剥がれ落ちてしまったもので。。。
そういう意味で、千田六段がソフト学習によってどれくらい強くなったか、
そういうことにも興味がなくなってしまいました。去年はあれだけ熱く語っていたのに、すみません。


[20840] 将棋の次は、地形と歴史の話でもします?削除   返信 
2017/2/17 (金) 00:27:54 徳翁導誉

> すみません、前回の徳翁導誉さんの長文のレスとか全て興味深く読まさせていただいているのですが、
> 何分まとまった時間がなくてお返事が遅くなってしまいました。すみません。

「多分、お忙しいんだろうなぁ」と思いつつ、
「怒らせるような事は書いてないよなぁ?」と、少し気にしていたりも(笑)。

> > 歴史と地形に関する面白い本を見つけたので、忘れない内に紹介だけしておきます(笑)。
> >   『鳥瞰イラストでよみがえる歴史の舞台』
> >   https://www.amazon.co.jp/dp/4056111677

> おお、なかなか面白そうな本ですね!

真田丸における大坂の陣での「迎撃案」の話とかも、
この本の「壬申の乱」や「光秀の三日天下」の鳥瞰図があれば、解り易かったかも?

ついでなので、同本では掲載漏れした黒澤氏の鳥瞰図を少し紹介↓
 ・明治 横浜 https://net.jmc.or.jp/map_aerialphotograph/variousmap/jeo/yokohama.jpg
 ・現代 横浜 http://prnavi.jp/wp-content/uploads/2013/02/yokohama.jpg
 ・現代 京都 http://www.u-canshop.jp/daitizu/img/daitizu2017_sec03_06.jpg
 ・スカイツリー http://www.u-canshop.jp/daitizu/img/daitizu2017_sec06_06.jpg

> 私も歴史と地理の両方が好きなので、ドストライクの本かもしれません。
では次は、地形と歴史の話でもしましょうか?
私も好きな分野なのですが、そうした機会もなかなか無いですし、
どこか、お望みの場所を挙げてもらえれば、いろいろ語れるかも(笑)。

> 最近、通勤時間の間に「日米開戦と情報戦(森山優)」という本を読んでいるのですが、
> これもなかなか面白いですね。
> https://www.amazon.co.jp/dp/4062883988/
> ボリュームがとても多いのでまだ半分くらいしか読んでいないのですが、
> 太平洋戦争開始前夜の日米英のインテリジェンスの比較が興味深いです。

なるほど、それは面白そうな題材ですね。
近所の本屋には置いてませんでしたが、そろそろ花粉症の季節ですし、
そうなると読書モードに入る事が多いので、候補リストに入れておきます(笑)。

> 日本も諜報能力だけでいうと決して米英に引けを取らないのですが、
> 上層部がそれをうまく生かし切っていなかったり省庁の組織間の
> 対立で握りつぶされてしまったりすることで、最終的に情報戦で米英に負けてしまうことが赤裸々に書かれています。
> (米英にもそれぞれインテリジェンス面で問題がありましたが、日本ほど酷くはなかった)
> このあたりは最近の日本の政治にもそのまま当てはまることでして、
> ようやく第二次安倍政権でインテリジェンス面が改善されてきたと個人的には思います。

いや、え〜と、私の印象は全く逆ですけどね(苦笑)。
韓国との慰安婦問題、北朝鮮との拉致問題、ロシアとの北方領土問題、アメリカとのTPP問題などなど、
「いったい何を考えてるんだ?」と、疑問に感じる行動が多いですし・・・・
正直、「情報と国益」よりも「感情と私益」で動いてるようにしか見えません(自覚の有無はさて置き)。
それと、以前よりも状況の悪化を実感するのは、メディアが事なかれ主義に浸かりまくってる点ですね。
以前ならアパホテルの件にしても、「中国がおかしい」って報じ方だけで終わりではなかったはずです。

でもまあ、冷静になって考えると、情報能力が悪化していると言うよりも、
日本の国力が落ちた上に、国際的な問題事も増えて、それを問われる機会が単純に増えただけなのかも?
安倍政権の肝煎りで誕生した国家安全保障会議(日本版NSC)の長官、谷内の評判はボロクソですけど、
その前身である内閣安全保障室の初代室長であった佐々淳行にしたって、
2chのホモAVネタの冗談コピペを真に受け、テレビで「確かな情報筋によると」とか語ってましたし(苦笑)。

> 今週の竜王戦1組予選でようやく三浦九段が復帰しました。
> 総じて温かい雰囲気で三浦九段を迎えられたことは良かったかと思いますが、

そして、最後にその雰囲気を作ったのも、やはり羽生さんの代弁Twitterだったと。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1701/30/news094.html
結局、今回の件は何から何まで、羽生さんにおんぶに抱っこでしたね(苦笑)。

> 反面、将棋連盟の内部紛争はヒートアップしてきましたね。
> 別の週刊誌(週刊ポスト)には毎週のように内紛のありさまが面白おかしく書かれるし。

そんな事になってるんですね・・・・
正直、そうした内部のゴタゴタには関心が無いので、全く把握してませんでした。

> それにしても、今年に入ってからプロ棋戦、とりわけタイトル戦に全く興味をなくしてしまいましたね。
> 郷田vs久保の王将戦にも、渡辺vs千田の棋王戦にも全然興味が持てないです。
> プロ棋士に対する尊敬とか、憧憬とか、そういうものが剥がれ落ちてしまったもので。。。
> そういう意味で、千田六段がソフト学習によってどれくらい強くなったか、
> そういうことにも興味がなくなってしまいました。去年はあれだけ熱く語っていたのに、すみません。

いえいえ、別に構いませんよ(笑)。
私も、例の渡辺竜王の謝罪内容で、気持ちが切れてしまった面があるので・・・・
女性や子供に危害を加える事と、権威を笠に自分のミスを他人に擦り付ける事。
男として「これだけは絶対にダメ」という、私の中でのたった2つのタブーを、
あの会見は見事に両方踏んだ以上、それまでの事は酌量できても、個人的にはもうアウトですね。


[20856] Re:将棋の次は、地形と歴史の話でもします?削除   返信 
2017/2/22 (水) 23:09:35 ほのぼのさん

▼ 徳翁導誉さん
> 「多分、お忙しいんだろうなぁ」と思いつつ、
> 「怒らせるような事は書いてないよなぁ?」と、少し気にしていたりも(笑)。


ははは、そんなことは全くありませんよ。
確かにこれだけいろいろ論じていると意見の相違はいろいろあるでしょうが、
徳翁導誉さんの長文はいつも興味深く読ませていただいております。
書き込みがないときは、ちょっと忙しくて余裕がないと思っていただければ幸いです。

> > > 歴史と地形に関する面白い本を見つけたので、忘れない内に紹介だけしておきます(笑)。
> > >   『鳥瞰イラストでよみがえる歴史の舞台』
> > >   https://www.amazon.co.jp/dp/4056111677

> > おお、なかなか面白そうな本ですね!


本屋で見つけてさっそく買いました。
いやあ、とても面白かったです。
一番興味を引いたのが、江戸(東京)、大阪、京都の3都市の対比ですね。
江戸、大阪は周りが川や濠で何重にも囲まれていて、難攻不落な感じが一目でわかります。
また、水運が発達して商業の中心地になったというものうなずけます。
現在首都圏に住んでいることもありますが、江戸の推移とかも今の東京と比較してみると楽しいですね。
今の溜池山王のあたりに、当時はあんな大きな池があったとは知らなかったです。
家康時代に日比谷入江を埋め立てたのが、今でも東京の発展に効いていますね。
幕末の江戸の品川台場(海上砲台)も、こうやって鳥瞰図で見てみると
いかに幕府が外国の海軍から江戸を守ろうとしたかの苦心がうかがえますね。

京都は碁盤の目の整然とした感じがほんと美しいですね。
平安京のモデルとなった中国の長安との対比も面白かったです。
てっきり中国の長安あたりは平安京の10倍くらいの大きさがあると勝手に想像していましたが、
なかなか平安京も長安に対してそんなに小さくはなく健闘していると思いました。
あとは秀吉時代の聚楽第も当時の京都の中でひときわ目立ちますね。
この地図が頭の中にあったら真田丸の大坂編ももっと実感が持てたかも。

> 真田丸における大坂の陣での「迎撃案」の話とかも、
> この本の「壬申の乱」や「光秀の三日天下」の鳥瞰図があれば、解り易かったかも?


たしかに、近畿地方の当時の地図は、「壬申の乱」や「光秀の三日天下」の鳥瞰図で一発でイメージがわきますね。
琵琶湖の南西に「巨椋池」ってのが当時あったんですね。なかなかこの池も交通の妨げになっていますね。
これらの鳥瞰図を見ると近畿地方も結構山々が険しく、軍を進めるのに細い道を通らざるを得ないのがわかりますね。
大坂の冬の陣でも大坂方が城に籠らずにうまく迎撃すれば、要衝を抑えることができそうな感じです。
それにしても大坂冬の陣の鳥瞰図を見るにつけ、あれだけ難攻不落の大坂城なのに
惣構や濠を埋め立ててしまったことの愚かさが実感できますね。
真田丸の鳥瞰図を見ると、大河ドラマの真田丸は金をかけたこともあって結構史実通りに頑張って作ったように思えます。
あれを1話で壊してしまうのはなんだかもったいないです(笑)。

いやあこの本は見ていて飽きないですね。
面白い本を紹介していただきありがとうございました!

> いや、え〜と、私の印象は全く逆ですけどね(苦笑)。
> 韓国との慰安婦問題、北朝鮮との拉致問題、ロシアとの北方領土問題、アメリカとのTPP問題などなど、
> 「いったい何を考えてるんだ?」と、疑問に感じる行動が多いですし・・・・
> 正直、「情報と国益」よりも「感情と私益」で動いてるようにしか見えません(自覚の有無はさて置き)。
> それと、以前よりも状況の悪化を実感するのは、メディアが事なかれ主義に浸かりまくってる点ですね。
> 以前ならアパホテルの件にしても、「中国がおかしい」って報じ方だけで終わりではなかったはずです。
>
> でもまあ、冷静になって考えると、情報能力が悪化していると言うよりも、
> 日本の国力が落ちた上に、国際的な問題事も増えて、それを問われる機会が単純に増えただけなのかも?
> 安倍政権の肝煎りで誕生した国家安全保障会議(日本版NSC)の長官、谷内の評判はボロクソですけど、
> その前身である内閣安全保障室の初代室長であった佐々淳行にしたって、
> 2chのホモAVネタの冗談コピペを真に受け、テレビで「確かな情報筋によると」とか語ってましたし(苦笑)。


まあこの辺りは見解の相違もあるのでしょうが、
私としては「国民が平和に暮らせていること」「国内でテロの発生を抑止していること」
「明確な形で領土を侵害されていないこと」という点で十分合格点をあげられると思うんですよね。
民主党政権の末期や第二次安倍内閣の初期の状況だと、2010年代半ばに尖閣諸島が中国によって奪われていた
可能性も十分にあると思うんですよ。当時は中国や韓国の国力が伸びていたのに対して
日本は東日本大震災等でガタガタの状態でしたからね。オバマも最初は安倍首相に対してものすごく冷淡だったし。
それを今は中国から手出しのできない状況まで持ってこれたことは個人的には十分に評価できると思います。
まあ、慰安婦問題、拉致問題、北方領土問題では不満はあるでしょうが、
ある意味国民生活には直接響かない問題でもあるのかなと。ニュースでは話題になりますが、
身近でこれらの問題で実害を受けることもないですし。むしろ変にナショナリズムが煽られるほうが
政権の運営の選択肢を狭めるような気もします。

そういえば、ほとんど興味を失っている将棋の話ですが、
人間vs最強ソフトの電王戦も今年で最後だそうで。
たしかに時の名人を引っ張りだしたので、ドワンゴ的にはこれが潮時かと思ったんですかね。
ある意味去年の騒動で、トップ棋士でもソフトに敵わないというのを自白したようなものですから。
まあ佐藤名人には何とか1勝でもあげてもらいたいものです。
あと、何らかの形で、羽生さんvsソフト(ハードの制限なし)の真剣勝負を見たかったんですけどね。
NHKスペシャルとかでやってくれないかなあ。


[20867] 日本アニメ100周年のNHKアニソン人気投票削除   返信 
2017/2/24 (金) 21:01:45 徳翁導誉

> > 「多分、お忙しいんだろうなぁ」と思いつつ、
> > 「怒らせるような事は書いてないよなぁ?」と、少し気にしていたりも(笑)。

> ははは、そんなことは全くありませんよ。
> 書き込みがないときは、ちょっと忙しくて余裕がないと思っていただければ幸いです。

まあ、ただ単に、私が心配性な性分なだけなので、
こうして素直に発言してるのは、逆に本気で心配して無い表れだったりも(笑)。


▼ 歴史と地形の話
> > > > 歴史と地形に関する面白い本を見つけたので、忘れない内に紹介だけしておきます(笑)。
> > > >   『鳥瞰イラストでよみがえる歴史の舞台』
> > > >   https://www.amazon.co.jp/dp/4056111677

> > > おお、なかなか面白そうな本ですね!

> 本屋で見つけてさっそく買いました。
> いやあこの本は見ていて飽きないですね。
> 面白い本を紹介していただきありがとうございました!

どうやら好評だったみたいで、オススメして良かったです(笑)。
鳥瞰図というのは「地図の似顔絵」みたいなモノで、
出来が良ければ、それこそ実物の航空写真とかよりも特徴を掴み易いですからねえ。

もしも私が歴史の教科書を作れるなら、ふんだんに掲載したい所です(笑)。
こうしたイメージ図がある方が、当時の人々の息吹きを感じやすいでしょうし、
そもそも日本の歴史教科書は政治史に偏り過ぎなので、
特に小学生が学ぶモノには、衣食住を中心とした庶民の生活史を入れて良いと思います。
それは結果的に、政局ではなく政策への理解や関心を深める事に繋がるでしょうから。

> 一番興味を引いたのが、江戸(東京)、大阪、京都の3都市の対比ですね。
> 江戸、大阪は周りが川や濠で何重にも囲まれていて、難攻不落な感じが一目でわかります。
> また、水運が発達して商業の中心地になったというものうなずけます。

贅沢を言えば、もっといろんな時代や都市の鳥瞰図も欲しい所!!
もっと言うと、もしも世界史版も出版されれば最高ですけどね(笑)。

ちなみに、私のお気に入りは「古代の大宰府」です。
と言いますか、サーバー側の運営終了により、黒澤氏のサイトが今月突然閉鎖されてしまい、
そこで公開されていた大宰府の鳥瞰図を再び見たくて、いろいろ調べてみた所、
今回の書籍に辿り着いたという事情が、実はあったりしました。

> 現在首都圏に住んでいることもありますが、江戸の推移とかも今の東京と比較してみると楽しいですね。
ほのぼのさんも、首都圏に在住なんですね。
いきなりですけど、ちなみに茶道具とかは関心ありますでしょうか?
(ガチ茶人でなくとも、今では「信長の野望」や「へうげもの」でも親しまれてるので・笑)
実は4月から上野の東京国立博物館で、「特別展 茶の湯」という展覧会があるのですが、
そこでなんと、8つある国宝茶碗のうち4つが一堂に会するんですよ!!
このレベルの展覧会は、私が生きている内にもう見られないと思うんです(今回は実に37年ぶり)。
http://www.tnm.jp/uploads/r_press/169.pdf
しかも、なんでも鑑定団の曜変天目騒動が影響したのか、稲葉天目の出展も先日決まりまして、
もう今から興奮してしまい、誰かに薦めたくて仕方なくなり、脱線承知で話を振ってみました(笑)。

> 今の溜池山王のあたりに、当時はあんな大きな池があったとは知らなかったです。
そりゃぁ文字通り「溜池」ですから・・・と、突っ込んでみる(笑)。
でもまあ、わざわざ地名の由来なんて意識しないのが普通でしょうからねえ。
これだけ「谷」の付く地名が多いのに、東京の地形は平坦と思ってる人も多いですし。

> 家康時代に日比谷入江を埋め立てたのが、今でも東京の発展に効いていますね。
> 幕末の江戸の品川台場(海上砲台)も、こうやって鳥瞰図で見てみると
> いかに幕府が外国の海軍から江戸を守ろうとしたかの苦心がうかがえますね。

江戸・東京の開発史は、未完に終わったものの、歴史Flashの題材として扱いましたので、
語ろうと思えば、かなり語れちゃいますね(苦笑)。
いや本当、江戸・東京の開発史はめちゃくちゃ面白いですよ!!
ちなみに、江戸の鳥瞰図が気に入ったのであれば、より本格的な書籍もあります。
(地図の似顔絵というより、航空写真に近い鳥瞰図なので、好みは分かれる所)

『大江戸鳥瞰図』
https://www.amazon.co.jp/dp/4023311669

> 京都は碁盤の目の整然とした感じがほんと美しいですね。
> 平安京のモデルとなった中国の長安との対比も面白かったです。
> てっきり中国の長安あたりは平安京の10倍くらいの大きさがあると勝手に想像していましたが、
> なかなか平安京も長安に対してそんなに小さくはなく健闘していると思いました。

それでも長安城は、平安京の4倍くらいありますけどね(笑)。
中国4000年の歴史の中でも、唐の長安は最も栄えた都だと思いますので。
(個人的な好みを言えば、宋の開封や、元の大都も、甲乙つけ難いですが)
まあ逆に言えば、それだけ唐の長安は凄かったという話で、
日本の平安京だって、実は世界史的にも、なかなかの大都市ですからねえ↓

「世界都市の人口変遷」 ※日本の都市は800年からランクイン※
http://www.geocities.jp/kingo_chuunagon/kikaku/city_population.html

> あとは秀吉時代の聚楽第も当時の京都の中でひときわ目立ちますね。
各地に移築されてる建物や内装を見ても、とても豪華なモノばかりですし、
もしも聚楽第が残っていたら、絶対に世界遺産だったんですけどね(笑)。
う〜ん、でもまあ、徳川時代どころか、秀吉の時代に取り壊されちゃってますし、
後で近くに建てられた同規模の二条城が世界遺産になってますから、行って来いなのかな?

あと、平安・戦国・幕末の京都を見比べて、個人的に気になったのは「方広寺」ですね。
平安時代には何も無かった清水山の麓に、戦国時代になると巨大な大仏殿がドーンと現れ、
そして幕末になると立派な台座だけが残され、隅っこに小さなお堂が建つのみと・・・・
秀吉が作らせた方広寺の「京の大仏(19m)」は、奈良(14m)や鎌倉(11m)の大仏と共に、
江戸時代には三大大仏の一つに数えられてたんですけどねえ。
ちなみに秀吉の大仏自体は、真田丸でも描かれた慶長伏見地震で完成目前に倒壊。
父の遺志を継いだ秀頼が大仏を再建させて、絵図面を見て満足するシーンもありましたよね。
でもまあ、それよりも、大仏の開眼供養の為に作らせた、
「国家安康」「君臣豊楽」という例の梵鐘の銘文の方が、それよりも印象に残ってるかも?

ちなみに大仏と大仏殿は、豊臣家の滅亡後も残されるのですが、
江戸初期の地震で銅製の大仏が破損すると、寛永通宝に鋳潰されて、大仏は木造で再建され、
続いて江戸中期の落雷により、大仏も大仏殿も消失して、幕末には図のような感じと・・・・

> > 真田丸における大坂の陣での「迎撃案」の話とかも、
> > この本の「壬申の乱」や「光秀の三日天下」の鳥瞰図があれば、解り易かったかも?

> たしかに、近畿地方の当時の地図は、
> 「壬申の乱」や「光秀の三日天下」の鳥瞰図で一発でイメージがわきますね。

こうした地図を見れば、東国からの進軍を食い止める為に、
「瀬田と宇治の橋を落とす」という作戦の重要性も、よく理解できるかと思います。
瀬田は琵琶湖から宇治川への流出点、宇治は宇治川から巨椋池への流入点にあり、
巨椋池を過ぎて淀川になると、木津川や鴨川の水も加わって渡河が困難になるので、
東国から大坂や奈良に行く場合は、瀬田と宇治で渡るのが最適ルートなんですよね。

> 琵琶湖の南西に「巨椋池」ってのが当時あったんですね。
実は巨椋池って、昭和の初めまでは残ってたんですよ!!
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/57/Ogura-Ike.JPG
で、その後の大規模な国家干拓事業により、
「巨椋池→八郎潟→諫早湾」の順番で姿を消していったと・・・・
しかし、土地は地形を記憶しているもので、やはり干拓地は周辺より低いですから、
大雨が降ったりすると、一時的に巨椋池が復活してしまう事もあったみたいです。

ちなみに桓武天皇は、北からは鴨川、東から宇治川、南からは木津川が流れ込み、
そして西へと淀川が流れ出る巨椋池を、舟運の要所として目を付け、
木津川の上流付近にあった平城京と、淀川の河口部にあった難波宮の両都を、
巨椋池のほとりであった長岡の地へと、まとめて遷してくるんですよね。
(本書18ページにある「日本古代の都の変遷」を見ると解り易いです)
勿論それには、強力になり過ぎた奈良の仏教勢力を切り離したいとか、
山城は高い土木技術を持っていた渡来系が開発した地である事や(桓武天皇の母が渡来系)、
土砂の堆積で難波津の港湾機能が既に衰えていた事など、理由はいろいろ有りますが、
巨椋池に地の利を見ての遷都だったのは確かなんですよねえ。

ですが、3本もの河川が合流する湖沼というのは、当然ながら洪水被害に見舞われ易く、
一度水浸しになってしまうと、なかなか水が引かずに湿地のようになり、
そこへ密集する都市住民が下水を流せば、簡単に疫病の流行地になってしまうと・・・・
ただ、こうした事情は当時の人たちには理解しにくいですからねえ。
また、長岡京遷都の責任者だった藤原種継が、遷都直後に暗殺される事件が起こり、
その事件の黒幕として疑われた桓武天皇の弟・早良親王が、流罪に処されて憤死した為、
これらの洪水や疫病の被害も「早良親王の祟り」として恐れられて、
わずか10年で長岡京は廃され、巨椋池から少し離れた平安京の地に、都はそのまま移されると。

> なかなかこの池も交通の妨げになっていますね。
そこを逆に交通の要衝へと替えてしまうのが、スーパーゼネコン秀吉組の凄い所!!(笑)
宇治川と巨椋池を築堤して分離させ、宇治川と淀川をダイレクトに結ぶ事で、
「大坂−伏見(京都の河川港)−琵琶湖」の水上輸送路として整備した上に、
鴨川や木津川の水が巨椋池に流れ込まないよう、こちらも築堤して分離。
更には巨椋池の真ん中に「太閤堤」と呼ばれる仕切りを作り、
池を2つに分けて水位をコントロールしやすくし、
太閤堤の上には陸路を通して、宇治川には橋を架け、京都と奈良を結ぶ街道を整備。
(当然かも知れませんが、干拓前に敷設された鉄道の線路は、太閤堤の上を走っています)
http://qta.chicappa.jp/history02_p02.jpg
で、大坂と琵琶湖を結ぶ東西の水路と、京都と奈良を結ぶ南北の水路の交点こそ、
昌幸が秀吉から築城を任され、秀次が出奔する原因となり、秀吉の死後に家康が入城するなど、
真田丸でも、たびたび登場した「伏見」の地なんですよね!!
ちなみに伏見城は、大坂の陣の後に廃城となるのですが、
その廃城跡に桃の木が大量に植えられて、桃山の愛称で親しまれていたので、
織田信長と豊臣秀吉の治世は「安土桃山時代」と呼ばれるようになった訳です。
(大坂ではなく伏見なのは、大坂城はあくまで豊臣家の自宅で、政務は伏見城で行われていた為)

> これらの鳥瞰図を見ると近畿地方も結構山々が険しく、
> 軍を進めるのに細い道を通らざるを得ないのがわかりますね。

京都・奈良・大阪・堺・神戸の地形は、それぞれ異なる特徴があり、
それが関西の歴史と発展に繋がってる部分は大きいんですよね。
例えば、日本初の王朝がなぜ「奈良」の地で誕生したかと言えば、
広大で傾斜の緩い奈良盆地には、縄文時代に大きく浅い湖が広がっており、
古墳時代には、そこが稲作に大変適した広大な湿地帯を形成したいた事で、
多くの人口を養え、その分だけ勢力として強力だったからですしねえ。
http://ikomashinwa.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2015/07/13/53_2.jpg
つまりは、あの近畿地方の山々が生んだ地形こそが、古代日本の発展を生んだ訳です!!

ちなみに、行軍についても語りますと、
十分に船を用意できるような状況であれば、河川は高速道路と化すのですが、
まあ現実的には、大軍になればなるほど、船の準備は困難なので、
その山間を縫う細い道の方が、実は行軍する上で便利だったりするんですよね。
なので大坂の陣でも、徳川軍は京都からそのまま淀川を下って大坂へ進むのではなく、
わざわざ奈良を通る大回りをして、大坂城へと進軍した訳です。

> 大坂の冬の陣でも大坂方が城に籠らずにうまく迎撃すれば、要衝を抑えることができそうな感じです。
> それにしても大坂冬の陣の鳥瞰図を見るにつけ、あれだけ難攻不落の大坂城なのに
> 惣構や濠を埋め立ててしまったことの愚かさが実感できますね。

しかも、大坂城の北側は淀川で、西側は大阪湾というのは、今も昔も大きく違いませんが、
「壬申の乱」の鳥瞰図を見ると解ると思いますけど(大坂城は難波京の跡地に建設)、
大坂城の東側って、もともとは大阪湾と繋がる「草香江」という湖だったんですよね。
http://v1.cocolog-nifty.com/blog/files/05.jpg
まあ秀吉の頃には、湖はほとんど干拓されて、幾つかの池に分かれた状態だったのですが、
河川の堤防を崩してしまえば、湿地帯に戻るような地形であった為、
実際に大坂の陣でも、豊臣方は堤を切る工作を何度か試みるものの、徳川方に阻止されています。
とは言え、それでも東側は大軍を展開しにくい地形でしたので、
やはり結局は南側から攻めるしかなく、だからこそ真田出丸は尚更重要な砦だったと!!
(ちなみに徳川の大軍が進行したルートは、上記リンク地図の奈良古道と被る所が多いです)

> 真田丸の鳥瞰図を見ると、大河ドラマの真田丸は金をかけたこともあって
> 結構史実通りに頑張って作ったように思えます。
> あれを1話で壊してしまうのはなんだかもったいないです(笑)。

真田丸で「もったいない精神」を学んだのか(笑)、
今作の直虎では地元有志を支援する形で、
休耕田となっていた棚田を復活させて、ロケ地として使ってますね。
http://img01.dosugoi.net/usr/y/o/y/yoyoryuu/IMG_4613.JPG
大河の放送が終わっても、活動が続いてくれれば、棚田は残る事となります。
・・・って、ほのぼのさんが、まだ今年の大河を見続けているかは解りませんけど(笑)。


▼ 政治と情報収集の話
> > > このあたりは最近の日本の政治にもそのまま当てはまることでして、
> > > ようやく第二次安倍政権でインテリジェンス面が改善されてきたと個人的には思います。

> > いや、え〜と、私の印象は全く逆ですけどね(苦笑)。
> > 韓国との慰安婦問題、北朝鮮との拉致問題、ロシアとの北方領土問題、アメリカとのTPP問題などなど、
> > 「いったい何を考えてるんだ?」と、疑問に感じる行動が多いですし・・・・
> > 正直、「情報と国益」よりも「感情と私益」で動いてるようにしか見えません(自覚の有無はさて置き)。

> まあこの辺りは見解の相違もあるのでしょうが、
> 私としては「国民が平和に暮らせていること」「国内でテロの発生を抑止していること」
> 「明確な形で領土を侵害されていないこと」という点で十分合格点をあげられると思うんですよね。

それだと、戦後以降の政権は、ほぼ全てが合格点になるでしょうし、
「インテリジェンス面の改善」という話とは、あまり繋がらないのでは?

先日の金正男暗殺事件の際にしても、複数の政府関係者からの情報として、
「実行犯2名は既に自殺」なんて話が流されましたけど、実際は御存知の通りですし、
非公式だったとは言え、この事件に対して、そんな不確かな情報を流す意味が解らないんですよね。
結果的に、この流言は韓国側の情報機関を一時的に慌てさせたのと、
その慌てぶりを見て喜ぶ日本のネット民に、格好の餌をあげただけであり、
「いったい何を考えてるんだ?」という疑問を、私は再び感じてしまいました。
(森友学園問題のカモフラージュ目的であれば、趣旨はどうあれ、理解は出来ますけど・笑)

> 民主党政権の末期や第二次安倍内閣の初期の状況だと、2010年代半ばに尖閣諸島が中国によって奪われていた
> 可能性も十分にあると思うんですよ。当時は中国や韓国の国力が伸びていたのに対して
> 日本は東日本大震災等でガタガタの状態でしたからね。オバマも最初は安倍首相に対してものすごく冷淡だったし。
> それを今は中国から手出しのできない状況まで持ってこれたことは個人的には十分に評価できると思います。

昨年の6月には、中国海軍の艦艇が初めて尖閣周辺の接続水域を航行し、
同じく8月には、中国公船の航行が過去最高を記録したのですが・・・・
手を出せない所か近年は常態化してますし、昨年は特に酷かったはずですよ?

でもまあ確かに、尖閣問題がここまで拗れたのは、民主党政権の所為ではあるのですが、
それは対応が生温かったからではなく、原理原則で厳しく対応したからですしね・・・・
日中の間で交わした口約束を、「そんな話は知らない」と破れば、そりゃ揉めますよ。
ただ、実際に尖閣が急襲される可能性があったかと言えば、私はほぼ皆無だったと思います。
現場の末端が暴走でもすれば別ですが、中国政府側から見れば得の無い危険な火遊びに過ぎませんから。
とは言え、このままでは、偶発的な衝突が発生する危険性が高まるばかりなので、
国民平和や領土保全を重視するなら、実質的に放置してるだけの現状は、決して望ましく無いかと?

> まあ、慰安婦問題、拉致問題、北方領土問題では不満はあるでしょうが、
> ある意味国民生活には直接響かない問題でもあるのかなと。ニュースでは話題になりますが、
> 身近でこれらの問題で実害を受けることもないですし。むしろ変にナショナリズムが煽られるほうが
> 政権の運営の選択肢を狭めるような気もします。

「自ら煽ったナショナリズムに縛られ、選択肢を狭めてる」のが、
まさに現政権だと思うんですけどねえ?
安倍首相自身は、まだ上手く折り合いを付けて振る舞ってますけど、
稲田防衛相の行動とかに、思いっ切り振り回されたりしてますし・・・・

韓国側が釜山の少女像を撤去させた直後に、日本の防衛大臣が靖国を参拝したら、
少女像の再設置に対してノーと突っぱねるのは現実的に困難でしょうし、
しかも、真珠湾慰問からの帰国直後の参拝でしたからねえ。
そりゃ国内メディアは現在、首根っこを押さえられてるに近い状態なので、
「韓国側が約束を守らない」とか、「素晴らしい慰問だった」と報じてくれますけど、
欧米のメディアからも、「日本側が韓国を挑発」とか「慰問も台無し」って報じられてますし、
それでいて、帰す算段もないままに大使を帰国させるって、本当にどうする気なのかと?
安倍首相としても稲田大臣の靖国参拝を控えさせるべく、わざわざ終戦記念日に外遊へ出したのに、
こんな行動をされては腹も立ってるでしょうけど、自分も煽ってた立場なので怒れないんですよね。
でも、冷静に国益として考えた場合、同陣営で先進国の隣国と断交してても損なだけですし、
(日韓FTA交渉が店晒しのままなのは、国際競争力の面で実害が出ていると思います)
韓国側の行動がおかしいからと言って、日本側も同じような行動を取るのは、それこそおかしな話です。

あと、拉致問題なんて、昨今の愛国ビジネスに完全に乗っ取られてしまい、
被害者家族とか、もう悲惨な状況に陥ってますけど・・・確かに、国民生活に実害は無いですし、
下手をすれば無責任な国民自体が、そうした状況を後押しすらしている現状なのですが、
この辺の話まで始めると脱線し過ぎるので、今回は止めておきますね。
ただ領土・国境の問題に関しては、早く解決した方が良いと思います。
冷戦が終結して30年近くが経ち、各国が国境線の画定作業を進める中で、
いつまで経っても、自己の主張を繰り返すだけで、妥協点を探ろうとしないのは、
陸地の国境で無いから安心して煽れる面もあり、愛国ビジネス的には得でしょうけど、
貿易・投資・観光などの面で、常に経済的リスクを抱える損失に繋がっている以上、
目立たないかも知れませんが、これも地味に国民の実生活にダメージを与えてるかと?


▼ 電王戦 完結
> そういえば、ほとんど興味を失っている将棋の話ですが、
> 人間vs最強ソフトの電王戦も今年で最後だそうで。
> たしかに時の名人を引っ張りだしたので、ドワンゴ的にはこれが潮時かと思ったんですかね。

まあ、将棋よりも困難と見られていた囲碁のAIですら、既にあのレベルまで達してしまった以上、
将棋なら尚更、AI側が勝って当たり前、そうでなければAI開発側が低レベルという感じになり、
これ以上続けた所で、棋士側はもちろんの事、AI開発側も得をしませんからねえ・・・・
現役の名人との対戦が決まったとなれば、ここで幕を引くのも丁度良い頃合いだとは思います。
第1局が日光東照宮、第2局が姫路城と、最後の対戦を飾るには豪華な会場ですし(笑)。

> まあ佐藤名人には何とか1勝でもあげてもらいたいものです。
う〜ん、これで「棋士vs.AI」の真剣勝負は最後となると、
個人的には、キッチリ引導を渡す結果の方が、却って次に進み易い気がします(笑)。

> あと、何らかの形で、羽生さんvsソフト(ハードの制限なし)の真剣勝負を見たかったんですけどね。
> NHKスペシャルとかでやってくれないかなあ。

NHKスペシャルは、自らそうした事を行う番組では無いですし、
NHK自体も、既に教育テレビの方で独自の棋戦を持ってますから、それは無いと思います。
まあ有り得るとすれば、新たに将棋チャンネルを新設したネットTV局の「AbemaTV」とか、
以前、欧州チェス女王と羽生さんの特別対局を放送した「BSスカパー」とかでしょうか?
もちろん、一日の長があるニコニコ動画が、特別企画で行う可能性も残されてるでしょうけどね。


▼ NHKのアニソン・ランキング
今年は日本で国産アニメが公開されてから100周年の節目という事で、
NHKでは「ニッポンアニメ100」と題して、様々な企画や番組を行っており、
先週は歴代アニメソングの人気ランキング特番があったのですが・・・・想像以上に酷い事態に。
まあ、「ネット投票&組織票OK」という段階で、碌な結果にならないのは予想してましたけど、
それを大きく上回る惨劇を、まさかNHKの生放送で見させられるとは(苦笑)。

 『ベスト・アニソン100』
  1位  「Snow halation」 ラブライブ! School idol project
  2位  「僕たちはひとつの光」 ラブライブ!The School Idol Movie
  3位  「オリオンをなぞる」 TIGER & BUNNY
  4位  「History Maker」 ユーリ!!! on ICE
  5位  「Butter-Fly」 デジモンアドベンチャー
  6位  「only my railgun」 とある科学の超電磁砲
  7位  「プラチナ」 カードキャプターさくら
  8位  「残酷な天使のテーゼ」 新世紀エヴァンゲリオン
  9位  「シュガーソングとビターステップ」 血界戦線
  10位 「TRAGEDY」 金田一少年の事件簿R
  11位 「コネクト」 魔法少女まどか☆マギカ
  12位 「君の知らない物語」 化物語
  13位 「マジLOVE1000%」 うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%
  14位 「M@STERPIECE」 劇場版 THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!
  15位 「紅蓮の弓矢」 進撃の巨人
  16位 「宇宙戦艦ヤマト」 宇宙戦艦ヤマト
  17位 「ハレ晴レユカイ」 涼宮ハルヒの憂鬱
  18位 「God knows...」 涼宮ハルヒの憂鬱
  19位 「ライオン」 マクロスF
  20位 「Daydream cafe」 ご注文はうさぎですか?
  21位 「それは僕たちの奇跡」 ラブライブ! School idol project
  22位 「めざせポケモンマスター」 ポケットモンスター
  23位 「愛してるばんざーい!」 ラブライブ! School idol project
  24位 「Angelic Angel」 ラブライブ!The School Idol Movie
  25位 「SUNNY DAY SONG」 ラブライブ!The School Idol Movie
  26位 「CHANGE THE WORLD」 犬夜叉
  27位 「ETERNAL BLAZE」 魔法少女リリカルなのはA's
  28位 「Get Wild」 シティーハンター
  29位 「ゼロイチキセキ」 ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?
  30位 「Catch You Catch Me」 カードキャプターさくら
http://www.nhk.or.jp/anime/anime100/anison/rank.html

一部ファン向けの番組があっても、それは別に構わないとは思いますが、
NHKが大々的に行ってる記念企画である以上、この結果は幾らなんでもダメでしょ!?
「現在、どの作品が熱心な信者を抱えているか?」くらいしか解りませんよ、本当・・・・
同じマニア向けでも、これならまだ、10年前にあった2chアニソン人気投票の方がマシかと。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm506356
http://animationsong.com/archives/556220.html

ちなみに、この「ニッポンアニメ100」の目玉企画として、
アニメ・ランキングの方も、現在応募が続いているのですが、
アニソンと同時に行われた中間発表も、当然ながら酷い状態に・・・・
ネット投票はまだしも、組織票OKなんて投票条件にしたら、
まともな結果にならない事くらい、考えなくたって解るでしょ!?
いや本当、久しぶりに「受信料、返せ」と思ってしまいました(笑)。

 『ベスト・アニメ100(中間発表)』
  1位  TIGER & BUNNY
  2位  魔法少女まどか☆マギカ
  3位  おそ松さん
  4位  カードキャプターさくら
  5位  コードギアス 反逆のルルーシュ
  6位  ラブライブ!(第1期)
  7位  銀魂
  8位  ジョーカー・ゲーム
  9位  ラブライブ!(第2期)
  10位 【劇場版】TIGER&BUNNY The Rising
  11位 新世紀エヴァンゲリオン
  12位 【劇場版】ラブライブ!The School Idol Movie
  13位 [OVA]銀河英雄伝説
  14位 コードギアス 反逆のルルーシュR2
  15位 機動戦士ガンダム
  16位 ご注文はうさぎですか?
  17位 【劇場版】TIGER&BUNNY The Beginning
  18位 名探偵コナン
  19位 デジモンアドベンチャー
  20位 PSYCHO-PASS サイコパス
http://www.nhk.or.jp/anime/anime100/ani_report/

P.S.
初作品から半年後の1917年6月に公開された
現存最古の日本アニメ「なまくら刀」がコチラ↓
https://www.youtube.com/watch?v=UFeL9vFTVeQ


[20984] 野球WBCと囲碁WGC、そして将棋電王戦削除   返信 
2017/3/30 (木) 20:18:18 徳翁導誉

先週、WBCとWGC(ワールド碁チャンピオンシップ)が終了し、
そして今週末には、将棋電王戦の第1局が開催されるという事で、
半分 独り言みたいに、とりあえず季節的な返信をば(笑)。


▼ 意外に盛り上がったWBC(笑)
> > 毎年大会が始まるまでは盛り上がりに欠けて、
> > 大会が始まって日本チームがピンチに陥ると 急激に盛り上がるWBCですが、

> いや本当、私自身は野球人間なので、つい忘れがちになるのですが、
> 世間のイメージ的には、まさにそんな感じなんですよね、WBCって(笑)。

いや〜、想像以上に盛り上がりましたねえ、今大会も(笑)。
今回の日本代表は、メジャー組が青木だけでしたし、
しかも、国内組で最大の目玉だった大谷も不在という事もあり、
「世間的には、そこまで話題にならないだろうなぁ」と思っていたので、
ここまで盛り上がろうとは、正直な所、予想外でした!!
楽しみにしていた大谷の不在で、大会前は私自身も、
今回は日本代表より、大会自体を楽しむ方向にシフトしていたのですが、
終わってみれば日本戦中心に(もちろん、日本戦以外も存分に満喫しましたけど・笑)。
そして個人的には、「やはり自分の根幹は野球人なんだ」と再認識させられましたね。
オランダ戦なんて入り込み過ぎて、それこそ試合中ずっと配球を考えながら見ていた為、
棋士じゃないですけど、試合終了後には、頭の方が本当にヘトヘトでしたよ(苦笑)。
逆に言うと、将棋や囲碁の観戦では、そこまで行ける棋力が私に無いのが残念な所・・・・

あと、これに関連して、もう1つ再認識できたのは、
「やはり私は、ベースボールよりも野球が好きだな」って事ですね!!
もちろん、メジャーリーガーの圧倒的なパワーとスピードも、見ていて凄く楽しいですし、
ベースボールにはベースボールの戦術があるのですが、緻密さであれば野球の方が上かと?
でもまあ、野球の柔だけでなく、ベースボールの剛だけでもなく、
「柔よく剛を制す」も「剛よく柔を断つ」もあるからこそ、国際大会は刺激的なんでしょうね。
ただし国際化が進み過ぎると、近年のサッカー界みたいに均一化の方向に進み、
そうした個性や特徴が目立ち難くなりそうですが・・・・
現に日本球界も昨今はそうなりつつあり、ベースボール化が進むプロ野球は、
古い野球ファンからすると雑に見えて、一部の超人選手以外だと面白味を欠いてしまい(泣)。

ただ一方で、今後、AIやビッグデータが本格的に野球界への参入するようになれば、
配球の論理体系もグッと成熟してくるでしょうから、再び緻密な方向に深化が進む可能性も?
「ID野球から、AI野球へ」というのも、これまた刺激的な気がします(笑)。
何だかんだ言って、現状では配球って「個人の経験則」の域を出ていませんし、
なので里崎みたいに、「配球なんて結果論」と断言するWBC優勝キャッチャーも居ると。
まあ確かに結果は結果論なのですが、それでもやはり確率論でもあるはずなんですよね。
だからこそ、その確率を具体的に数値化して可視化できれば面白い気がします・・・って、
そんな事を思っていたら、何やらNHKが興味深いチャレンジを始めるそうで!?(笑)

「AI野球解説プロジェクト ZUNOさん」
http://www4.nhk.or.jp/zuno-san/
頭脳野球、略して「頭野(ZUNO)」だそうです。
予定では来年のプロ野球中継から、解説に挑戦させたいそうで、
将来的には、人間の監督と監督対決をして勝利する事が夢なのだとか。
でもまあ、単独使用はまだ厳しそうですけど、
理論家の解説者と組ませれば、結構面白い中継になるかも?
NHKは時々、挑戦的なスポーツ中継を試みるので、ちょっと期待しています。

> まあ逆に言うと、だからこそ却って、日本と無関係な試合が凄く楽しかったりするんですけどね!!
> 今大会は初めて韓国でも試合が行われ、しかも完成したばかりの高尺スカイドームが会場なので、
> なかなか見る事がない海外の野球場を見られるのも、楽しみの1つではあります。
> もちろん、イスラエルやコロンビアといった初顔を見られるのも、今大会の楽しみではありますが。
> (第1回大会も、南アフリカとオランダが大会を盛り上げましたからねえ)

「楽しみな初顔」なんてレベルじゃなかったですね、イスラエルとコロンビアは(笑)。
イスラエルは韓国や台湾といったアジアの強豪国を撃破して、A組を首位で通過し、
コロンビアもあと1歩で、アメリカやドミニカを押し退けてC組を首位通過だった訳で、
本当にこの両国の存在は、完全に今大会の台風の目となっていました!!

ただ、そうした新興国や欧州勢などの台頭がある一方で、
キューバ・韓国・台湾といった、これまでの国際野球大会を盛り立てて来た伝統国や、
カナダ・メキシコといった、アメリカ隣接国の相対的な実力の衰退が目立つ大会に・・・・
う〜ん、それはそれで、古くからの野球ファンとしては寂しい所(泣)。
ジワジワとですが、着実に力を上げて来ている中国も、遂に次回は予選行きとなりましたし、
前回大会で日本を苦しめたブラジルや、確実にレベルアップしている欧州勢の存在などを考えると、
WBCの予選枠拡大だけでなく、本大会の出場枠拡大も、そろそろ必要な頃だと思うんですよね。

現状の1組4チームの総当たり戦だと、野球の競技性に合わない失点率判定の発生確率が高く、
それを改善する為にも、総当たりのままで行くのなら1組5〜6チームに拡大し、
その代わり2次ラウンドを廃して、いきなり上位8チームでの決勝トーナメントで良い気がします。
これなら、当然ながら出場国を増やせる上に、早期敗退国にも相応の試合数を確保でき、
優勝までの試合数は不変で選手の負担増ともならず、それでいて白熱の一発勝負の数は増やせると。


▼ 「EUC杯→WGC→電聖戦」の囲碁AIウィーク
> > と将棋ソフトの話に入ろうとしたところで、囲碁界に衝撃的なニュースが!
> > 謎の囲碁棋士「Master」が囲碁サイトで日中韓のプロ囲碁棋士を軒並み打ち破っているそうで。
> > あの井山六冠も「Master」に完敗したのは衝撃的でした。
> > (井山六冠によれば、二子のハンディがなければ「Master」と互角に戦えないとか)

> でもまあ、日本No.1の井山裕太、中国No.1の柯潔、韓国No.1の朴廷桓をはじめ、
> 世界ランク上位陣が軒並み薙ぎ倒されてる様は、驚きをも超えて、もう既に爽快感さえあります。
> あの3月のイ・セドル戦から、まだ1年経っていない上に、
> わずか2〜3日で、世界のトップ棋士が一同に撫で斬りにされた訳ですからねえ・・・・
> Zenもあの趙治勲戦の後、ジワジワと実力を高めていましたけど、
> もうこうなってしまうと、3月開催の「ワールド碁チャンピオンシップ」も一気に茶番化(苦笑)。

以前の雑談でも話題に上がった「ワールド碁チャンピオンシップ」も、無事終了。
頭文字をとった略称は「WGC」なので、日程だけでなく名前も被り気味ですが(笑)、
こちらも国際大会という事で、会場は日本語・中国語・韓国語・英語が飛び交い大賑わいだったとか。
そして、出場棋士は、国内タイトル独占で国際大会に出場する余裕の無い
井山の為に作られた棋戦なので、日本代表の棋士は当然ながら井山裕太。
囲碁AI代表も、囲碁電王戦で趙治勲に1勝2敗だったDeepZenGoが既に発表済みでしたが、
一方で、どんなメンツが来るか心配された中国&韓国の代表棋士は、
韓国No.1の朴廷桓に、中国No.2のミ・イクテイというガチな顔触れに!!
特に中国なんて、トップ棋士8名による国内予選までやって選考したらしいです。
少し調べてみた所、中国や韓国の棋戦は優勝賞金が最高額でも1000万円前後だそうで、
わずか3日間で優勝賞金3000万円の棋戦は、思ってた以上に大きかったみたいですね。
(ちなみに日本の棋戦の優勝賞金は、棋聖戦4500万円・名人戦3300万円・本因坊戦3200万円)

世間がWBCの決勝ラウンドに沸く中、同じ日程でひっそりとWGCも開幕。
そして、結果の方は・・・・
 1日目 ○韓国vs.日本×  ○中国vs. AI ×
 2日目 ○中国vs.日本×  ○韓国vs. AI ×
 3日目 ○ AI vs.日本×  ○韓国vs.中国×
最終日の直接対決を制した韓国のパク九段が優勝、中国のミ九段が準優勝で、
井山戦だけ勝利したZenが3位で、3戦全敗の井山六冠が最下位という大惨事に(苦笑)。

6戦とも実力拮抗の良い対戦揃いで、個人的には素晴らしい大会だったと思うのですが、
やはり結果が全ての世界ですし、その結果も日本の囲碁ファンには最悪な結果だったので・・・・
これだけの賞金額を出して、この結果だと、果たしてスポンサー的には大丈夫なのかと不安に?
井山にしても、中韓のトップ棋士に決して劣らない実力を見せましたが、
国際経験の少なさから来る勝負所でのミスが、大事な局面で響いた印象でした。
それを思うと、今の日本囲碁界が「井山1強」状態なのは不幸な事なんですよねえ。
世界と戦える棋士が1人しか居ないから、井山は国内タイトルを独占し、
国内タイトルを独占したからこそ、国際舞台でしのぎを削る機会が失われて、
アルファ碁の登場と今大会の3連敗により、全7冠独占の偉業までも霞んでしまったと。
井山6冠も既に27歳なので、ここから国際経験を積むのも正直厳しい所ですから、
こうなると名誉挽回の為にも、予定通り再来年まで大会は開催してもらいたい所です!!

あとそれと、井山の3連敗に加えて痛かったのが、Zenの結果ですね。
全3局とも、中盤まではトップ棋士を上回る程の強さは見せいただけに、
中国戦や韓国戦では終盤に暴走して、最後は自滅で終わったのは興醒めでしたし、
最後の井山戦だけ、暴走せずに勝ち切ったので、ネット上では非難轟々な状態でした(笑)。
これがまだアルファ碁の存在がなければ、AIの発展として賞賛されたのでしょうが、
あれを見せ付けられた後では、日本の技術力低下の象徴として罵倒される始末・・・・
しかもZen自体も、標準搭載の中国ルールと、今大会の日本ルールの違いに苦労し、
大会中も微調整して強さが変わるという、公正さを欠く感じになってましたからねえ。
(逆に棋士側は、3日目ともなると連戦の疲れで、小さなミスも増える状況に)
でもまあ、戦前の予想以上に善戦したZenの実力は、もっと評価されて良いと思いました。
とは言え、次回以降も大会があるなら、やはり囲碁AIの予選はやってもらいたい所です。
電気通信大学(EUC)が主催する囲碁AI世界大会の「UEC杯」も、今年で終了みたいですから。

ちなみにUEC杯は、平日3日間に行われたWGC直前の週末に行われ、
UEC杯の優勝&準優勝AIがトップ棋士と戦う「電聖戦」は、WGC直後の週末にあったので、
言うなればあの1週間は、まさに「囲碁AIウィーク」といった感じでしたね(笑)。
一昨年の電聖戦では、優勝したフランス「Crazy Stone」が3子、
準優勝した韓国「Dolbaram」が4子のハンデを貰い、名誉名人の趙治勲を相手に1勝1敗。
そして昨年の電聖戦は、優勝した「Zen」と、準優勝のFacebook製「dark forest」が、
共に3子で名誉棋聖の小林光一と戦い、こちらも1勝1敗という結果でした。
いや〜、棋士vs.AIの戦いが、この電聖戦だけであったなら、凄く熱い展開だったのですが、
昨年の電聖戦直前、Google製「アルファ碁」がイ・セドルを撃破して、一気に茶番化・・・・
しかもイ・セドル撃破の1週間前には、ドワンゴが東大や日本棋院とタッグを組んで
Zenを強化する「DeepZenGo」プロジェクトが発足されたばかりだっただけに、
アルファ碁の衝撃というのは、プロ囲碁界は勿論の事、囲碁AI界にも計り知れないものでした。

で、今年で最後となるUEC杯&電聖戦の結果ですが、
まずUEC杯の方は、正月早々、トップ棋士相手に60連勝したGoogleの「Master」は不参加でしたが、
同じく年末年始にネット囲碁を騒がせた、中国ゲーム企業・テンセント「絶芸」は参加して優勝。
(近年のゲーム事情とか全く解らないのですが、企業規模は任天堂の4倍もあるみたいですね)
WGC直前の「DeepZenGo」は、絶芸にだけ敗れて準優勝だったそうで、
双方のPCスペックこそ不明ですが、ネット対戦ではZenが勝利する事もあるらしく、
まあ、Masterとの実力差はまだしも、絶芸との差は言われてる程では無いのかも?
少なくともDeepZenGoは現状、Masterや絶芸に次ぐ3番手の囲碁AIくらいとは言えそうです。
って、その辺をスッキリさせる意味でも、囲碁AIの国際大会は是非とも見てみたいですね!!
将棋AIに比べると国際色豊かなので、国家や企業のメンツを争う感じも加わりますし。
そして、こちらも最後となる電聖戦では、ポスト井山と目される若手No.1の一力遼が登場し、
今年はハンデ無しの互い先で、絶芸&DeepZenGoと対決して、予想通りと言うか2連敗。
そもそも電聖戦は1日2局の早碁戦なので、やはり棋士側に厳し過ぎますよねえ・・・・
囲碁AIの異常な急成長に、まさに大会ルールの方が追い付かない感じです。
とは言え、そんな厳しい条件の中でも、絶芸相手にかなり食い下がったのですから、
19歳の一力七段にかかる日本囲碁界の期待は、やはり大きいと言えるかと?


▼ 将棋電王戦・第1局&棋王戦・第5局
> > 人間vs最強ソフトの電王戦も今年で最後だそうで。
> > たしかに時の名人を引っ張りだしたので、ドワンゴ的にはこれが潮時かと思ったんですかね。
> > まあ佐藤名人には何とか1勝でもあげてもらいたいものです。

> まあ、将棋よりも困難と見られていた囲碁のAIですら、既にあのレベルまで達してしまった以上、
> 将棋なら尚更、AI側が勝って当たり前、そうでなければAI開発側が低レベルという感じになり、
> これ以上続けた所で、棋士側はもちろんの事、AI開発側も得をしませんからねえ・・・・
> 現役の名人との対戦が決まったとなれば、ここで幕を引くのも丁度良い頃合いだとは思います。
> 第1局が日光東照宮、第2局が姫路城と、最後の対戦を飾るには豪華な会場ですし(笑)。

第1局が4月1日(土)、第2局が5月20日(土)という事で、第1局は今週末ですね。
プロ棋士側は遂に棋界最高峰の名人が登場し、対戦相手となる将棋AI側も最強ソフトのPonanzaで、
しかもこれが「棋士vs.AI」の最終決戦ともなれば、何だかんだ言われても、やはり楽しみです!!
特に、互いに五里霧中な第1局前のワクワク感は、第2局のそれとは段違いですし。

> > それにしても、今年に入ってからプロ棋戦、とりわけタイトル戦に全く興味をなくしてしまいましたね。
> > 郷田vs久保の王将戦にも、渡辺vs千田の棋王戦にも全然興味が持てないです。
> > プロ棋士に対する尊敬とか、憧憬とか、そういうものが剥がれ落ちてしまったもので。。。
> > そういう意味で、千田六段がソフト学習によってどれくらい強くなったか、
> > そういうことにも興味がなくなってしまいました。去年はあれだけ熱く語っていたのに、すみません。

> いえいえ、別に構いませんよ(笑)。
> 私も、例の渡辺竜王の謝罪内容で、気持ちが切れてしまった面があるので・・・・

という事でしたが、一応決着したので、最後に棋王戦の話題を少し。
最終局まで縺れたものの、最後は千田六段を押し切り、渡辺竜王が5連覇で永世棋王位を獲得。
ソフト学習によるタイトル獲得という命題は、あと一歩で達成されませんでした。
それでも囲碁界の動きを見ても、プロ棋士がソフトから学ぶ時代はすぐ近くまで来てそうですね。

囲碁界なんて既に「Masterがそう打ってるから」と、トップ棋士が真似してみてる状況ですし、
それを考えると、まさに文字通り「Master(師匠)」って事なのかも?(笑)
将棋界だと千田六段の存在は異端視されてますけど、囲碁界では案外すんなりと受け入れられ、
特にオセロ界など、今では「どれだけソフト通りに打てるか」の一致率が強さの基準だそうなので、
そうした全般的な流れを踏まえつつ、サラリと「不屈の棋士」を読み直してみると、
・・・後世には「過渡期の貴重な証言集」として扱われる1冊なのかも知れませんね?
ただ、こうしたAIに対する将棋界の抗いを「無様」と見る向きも、一部で確かにあるのでしょうけど、
その一方で、あまりにも突然に追い越され、そしてアッという間に置き去りにされたとは言え、
囲碁棋士の反応も反応で、さすがに潔すぎると言うか? 無抵抗すぎると言うか?(苦笑)
ゲーム性の違いもあるのかも知れませんが、無様に抗う矜持もあると思うんですよね、個人的には。


▼ 三度、オススメの1冊
結局、今年の3月はWBCモードに入ってしまったので、
この花粉症の時期に入りやすい、読書モードに入る事は無かったのですが、
(枕元には、読みかけも含めて、20冊ほど積んでおいたんですけどね・笑)
その中でも、「赤い嵐の経済ゲーム化」を考える参考資料として、
たまたま読んだ1冊が、なかなか名著だったので、ちょっと紹介しておきますね。
中高生向けのジュニア新書という事で、気軽に読めそうと手を出したのですが、
砂糖という1つの商品作物を軸に、世界経済の成り立ちを解り易く描いており、
確かに文章は平易で読みやすかったんですけど、中身の方は実にダイナミックで、
いや〜、「ジュニア新書、侮りがたし」と再認識させられる1冊でした!!

「砂糖の世界史(岩波ジュニア新書)」
https://www.amazon.co.jp/dp/4005002765/

・・・って、私が今まで手を付けなかっただけで、有名な1冊ですから、既にご存知かも?
でもまあ、大人同士で薦め合うよりも、それこそ中高生に薦めたい1冊ではありますが(笑)。


[20986] ご無沙汰しております削除   返信 
2017/3/31 (金) 15:32:20 ほのぼのさん

▼ 徳翁導誉さん

> 先週、WBCとWGC(ワールド碁チャンピオンシップ)が終了し、
> そして今週末には、将棋電王戦の第1局が開催されるという事で、
> 半分 独り言みたいに、とりあえず季節的な返信をば(笑)。


すみません、2月〜3月は仕事も年度末モードの怒涛の忙しさでお返事が遅くなってしまいました。
前回のアニソンも読んでいたのですがお返事する余裕がなくすみません・・・

▼ 意外に盛り上がったWBC(笑)

いや〜、ほんど盛り上がりましたね。始まる前は大谷離脱とかネガティブな情報しかなかったですが、
いざWBCが始まって日本が連勝を続けると過去の優勝時に匹敵する盛り上がりになったのではないでしょうか。
それにしても、今回の日本は第1ラウンド、第2ラウンドを無敗で突破したため過去4回で最も勝率が高いんですよね。

日本の過去成績
第1回 5勝3敗
第2回 7勝2敗
第3回 5勝2敗
第4回 6勝1敗

ある意味、過去最高の日本代表だったのではないでしょうか(笑)。
小久保監督も、采配はともかくこの4年で監督として大きく成長したのではないでしょうか。
今回のWBCで退任とのことですが、ここは2020年オリンピックまでやらせてもいいと思うんですけどね。

> あと、これに関連して、もう1つ再認識できたのは、
> 「やはり私は、ベースボールよりも野球が好きだな」って事ですね!!
> もちろん、メジャーリーガーの圧倒的なパワーとスピードも、見ていて凄く楽しいですし、
> ベースボールにはベースボールの戦術があるのですが、緻密さであれば野球の方が上かと?
> でもまあ、野球の柔だけでなく、ベースボールの剛だけでもなく、
> 「柔よく剛を制す」も「剛よく柔を断つ」もあるからこそ、国際大会は刺激的なんでしょうね。
> ただし国際化が進み過ぎると、近年のサッカー界みたいに均一化の方向に進み、
> そうした個性や特徴が目立ち難くなりそうですが・・・・
> 現に日本球界も昨今はそうなりつつあり、ベースボール化が進むプロ野球は、
> 古い野球ファンからすると雑に見えて、一部の超人選手以外だと面白味を欠いてしまい(泣)。


準決勝の日米戦を観ていたのですが、アメリカも緻密な野球をやっていたと思いましたよ。
投手の継投リレーとか、8回の筒香を封じるためにここまでやるかという感じでしたし。
あと、アメリカで選ばれた救護ピッチャーを見ていると、単に剛速球を投げるのではなく
変則派を揃えて短期決戦では攻略できないようにした感じだったと思います。
あの日米戦の緊迫さ、エラーにならない小さなミスが勝敗を決するってのは世紀の名勝負でした。
まあオランダとかイスラエルとかは粗があったと思いますが、メジャーリーグも
ここ10年くらいむしろ緻密な野球に向かっているんじゃないですかねえ?
私も古い野球ファンなので、野村ヤクルトvs森西武の頭脳戦の日本シリーズとか大好きなんですけね〜。

> ただ一方で、今後、AIやビッグデータが本格的に野球界への参入するようになれば、
> 配球の論理体系もグッと成熟してくるでしょうから、再び緻密な方向に深化が進む可能性も?
> 「ID野球から、AI野球へ」というのも、これまた刺激的な気がします(笑)。
> 何だかんだ言って、現状では配球って「個人の経験則」の域を出ていませんし、
> なので里崎みたいに、「配球なんて結果論」と断言するWBC優勝キャッチャーも居ると。
> まあ確かに結果は結果論なのですが、それでもやはり確率論でもあるはずなんですよね。
> だからこそ、その確率を具体的に数値化して可視化できれば面白い気がします・・・って、
> そんな事を思っていたら、何やらNHKが興味深いチャレンジを始めるそうで!?(笑)


なんかこのあたりもメジャーリーグの方が進んでいるような気がします。
メジャーリーグではかつて一世を風靡した「マネーボール」から「ビッグデータ・ベースボール」への流れがあるようですよ。
ご存じかもしれませんが、この本は最新のメジャーリーグを知る上でもお勧めです。

ビッグデータ・ベースボール 20年連続負け越し球団ピッツバーグ・パイレーツを甦らせた数学の魔法
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF-%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB-20%E5%B9%B4%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%B2%A0%E3%81%91%E8%B6%8A%E3%81%97%E7%90%83%E5%9B%A3%E3%83
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(この本の簡単な紹介はこちらで。http://synodos.jp/international/16575

> ただ、そうした新興国や欧州勢などの台頭がある一方で、
> キューバ・韓国・台湾といった、これまでの国際野球大会を盛り立てて来た伝統国や、
> カナダ・メキシコといった、アメリカ隣接国の相対的な実力の衰退が目立つ大会に・・・・
> う〜ん、それはそれで、古くからの野球ファンとしては寂しい所(泣)。
> ジワジワとですが、着実に力を上げて来ている中国も、遂に次回は予選行きとなりましたし、
> 前回大会で日本を苦しめたブラジルや、確実にレベルアップしている欧州勢の存在などを考えると、
> WBCの予選枠拡大だけでなく、本大会の出場枠拡大も、そろそろ必要な頃だと思うんですよね。
>
> 現状の1組4チームの総当たり戦だと、野球の競技性に合わない失点率判定の発生確率が高く、
> それを改善する為にも、総当たりのままで行くのなら1組5〜6チームに拡大し、
> その代わり2次ラウンドを廃して、いきなり上位8チームでの決勝トーナメントで良い気がします。
> これなら、当然ながら出場国を増やせる上に、早期敗退国にも相応の試合数を確保でき、
> 優勝までの試合数は不変で選手の負担増ともならず、それでいて白熱の一発勝負の数は増やせると。


そうですよね。今の1次ラウンド、2次ラウンドの制度だとどうしても勝敗数が同じになって失点率判定になったり
2勝1敗が2回続いても(下手したら1勝2敗でも)決勝トーナメントに行けたりと、興を削がれる部分がありますね。
ぶっちゃけ、第1回の日本優勝でも「5勝3敗で優勝ってどうなの?」って気持ちも正直ありますし。
1組5チームだと抜けチームができて公平性が損なわれるので、ここは本戦に24チーム登場(予選は1組6チームの4組)にしても
いいんじゃないですかね。そして各組上位2チームが決勝トーナメント行きにすると最低でも4勝1敗が求められるから緊迫感が出ると思います。

▼2026年サッカーW杯 出場枠 現在の32チームから48チームに拡大(アジアは8に)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170331/k10010931731000.html
出場国の増加という話つながりですが、サッカーW杯の出場枠が48チームに拡大するのが正式に決まったようで。
アジア枠が8だと、日本は少なくとも今後50年は毎回楽々出場できそうですね!!
と単に喜べる話ではなく、ほんとW杯の価値低下が危ぶまれます。
いくら世界的なマーケット枠の拡大のためとはいえ、これはひどいと日本のサッカーファンの嘆きの声が多いようです。
予選のヒリヒリした感じが好きなのに、出場枠が48チームになると予選は楽しめず本戦ですぐに敗れるというのが続いて
フラストレーションがたまりそうです。

▼ 「EUC杯→WGC→電聖戦」の囲碁AIウィーク

あまり詳しくはニュースを追っていなかったのですが、井山さんが「DeepZenGo」に完敗したのは大きなニュースになっていましたね。
「Master」以外のトップクラスの囲碁ソフトは世界のトップ棋士と互角といった状況でしょうか。
次は「Master」と日韓中のトップ棋士の公式戦でのガチな勝負を見てみたいですね。

▼ 将棋電王戦・第1局&棋王戦・第5局

> 第1局が4月1日(土)、第2局が5月20日(土)という事で、第1局は今週末ですね。
> プロ棋士側は遂に棋界最高峰の名人が登場し、対戦相手となる将棋AI側も最強ソフトのPonanzaで、
> しかもこれが「棋士vs.AI」の最終決戦ともなれば、何だかんだ言われても、やはり楽しみです!!
> 特に、互いに五里霧中な第1局前のワクワク感は、第2局のそれとは段違いですし。


直前になりますが、佐藤名人vsPonanzaの2番勝負は楽しみですね。
ただ、佐藤名人も昨年のような好調さはなくて今年は調子を落としているようなので、
どこまでPonanzaに食い下がることができるかというところでしょうか。
これでPonanzaが2連勝するようだと、「冷静な棋士とソフトの力の比較」よりも「棋士の威厳」を最優先してきた
将棋界のメンツが完全に潰されるようになるわけですが(今でさえ8割方は潰されていますが)。

▼ 三度、オススメの1冊
 
> 「砂糖の世界史(岩波ジュニア新書)」
> https://www.amazon.co.jp/dp/4005002765/
> ・・・って、私が今まで手を付けなかっただけで、有名な1冊ですから、既にご存知かも?
> でもまあ、大人同士で薦め合うよりも、それこそ中高生に薦めたい1冊ではありますが(笑)。


ええ、この本は確か10年くらい前に読んだと思います。
内容についてはほとんど憶えていないのですが・・・
貿易から歴史を追うってのは私も大好きですね。
高校の世界史の授業もこういう観点ですれば生徒の食いつきも良いと思うんですけどねえ。

▼おんな城主直虎

今のところ全部視聴していますよ。先週は初恋の人(?)の当主直親が今川勢に打ち取られて
いよいよ直虎が城主になるところまででしたね。
当初思っていたよりも楽しめている感じですね。脚本がしっかりしているし人間ドラマをしっかりと描いているし。
弱小勢力の悲哀と生き残りに向けての地を這うような想いもちゃんと表現できていますし。
まあ雰囲気は真田丸とは正反対に振れていますが、どちらの雰囲気も良いんじゃないでしょうか。
ただ、城主になってからの話があと3/4もあって、一番の盛り上がりどころである直親死亡&直虎城主就任も終わってしまって、
どう話を続けていくか不安もありますが・・・。
あとは海老蔵信長がどんな感じになるかですね。

▼ NHKのアニソン・ランキング

> 今年は日本で国産アニメが公開されてから100周年の節目という事で、
> NHKでは「ニッポンアニメ100」と題して、様々な企画や番組を行っており、
> 先週は歴代アニメソングの人気ランキング特番があったのですが・・・・想像以上に酷い事態に。
> まあ、「ネット投票&組織票OK」という段階で、碌な結果にならないのは予想してましたけど、
> それを大きく上回る惨劇を、まさかNHKの生放送で見させられるとは(苦笑)。


いやあ、これは酷いですね。
せめて年代や世代で区切らないと、全部ごっちゃにすると熱心な信者の忠誠度ランキングになってしまいますな。
私は「ラブライブ!」は視聴していなかったので、1位、2位がさっぱり分からない非国民になってしまいました。
国民的なアニソンというと、サザエさんとかドラえもんとかドラゴンボールとか妖怪ウォッチとかアンパンマンとかも入れないと。
幼児や学童向けのアニメの主題歌は「アニメソング」として認められないということですかねえ。

あと、これは個人的な考えですが、やはり「1アニメ1主題歌」であるべきだと思うんですよ。
10年以上続くアニメだとまた違うんでしょうが、1年以上続くアニメで1クールや2クール毎に主題歌を変えるのは、
世間に広く親しまれるアニソン作りに反するような気がするんですよね。
「妖怪ウォッチ」でもせっかく「ゲラゲラポーのうた」や「ようかい体操第1」が紅白にも出るような国民的アニソンになったのに
その後は主題歌を1クール毎に変えていて何だかなあという感じです。



[20993] 野球・サッカー・AI・アニソンなど、諸々雑談(長文)削除   返信 
2017/4/7 (金) 19:14:16 徳翁導誉

> > 先週、WBCとWGC(ワールド碁チャンピオンシップ)が終了し、
> > そして今週末には、将棋電王戦の第1局が開催されるという事で、
> > 半分 独り言みたいに、とりあえず季節的な返信をば(笑)。

> すみません、2月〜3月は仕事も年度末モードの怒涛の忙しさでお返事が遅くなってしまいました。
> 前回のアニソンも読んでいたのですがお返事する余裕がなくすみません・・・

いえいえ、構いませんよ。
こうして書く事で、漠然と抱いた感想を整理する事も出来ますし。
ただ久しぶりに書いたでの、またまた長文となってしまいました(笑)。


▼ WBCと日本野球論
> それにしても、今回の日本は第1ラウンド、第2ラウンドを無敗で突破したため
> 過去4回で最も勝率が高いんですよね。
> 日本の過去成績
> 第1回 5勝3敗
> 第2回 7勝2敗
> 第3回 5勝2敗
> 第4回 6勝1敗
> ある意味、過去最高の日本代表だったのではないでしょうか(笑)。
> ぶっちゃけ、第1回の日本優勝でも「5勝3敗で優勝ってどうなの?」って気持ちも正直ありますし。

でもまあ野球は、100試合以上戦って、勝率6割で優勝、勝率4割で最下位な競技ですからねえ。
相当な実力差があれば別ですけど、それ相応の相手たちとの連戦であれば、
ある程度は「負け」も計算に入れつつ、目標から「逆算」するのも、1つの強さだったりします。
こうした老獪な強さが見られたのが、第1回WBCで準優勝したキューバでした。
逆に失敗例としては、「全勝で金メダル」を目標に掲げ、
予選を全勝で突破しつつ、最も大切な準決勝を落とした、アテネ五輪の日本代表でしょうか?

まあ確かに、第1回WBCでの日本の優勝は、それこそ棚ボタな結果でしたけど(笑)、
第2回WBCでの優勝は、そうした計算や柔軟な対応が、結構うまくハマってたんですよね。
逆に最も稚拙だったのは・・・第3回大会のような気もしますが、
冷静になって考えると、実は第1回大会が一番ヤバかったかも知れません(苦笑)。
9回に1点差で負けてる場面で、「ホームランが出れば同点」という王采配は、
「世界のホームラン王」にしか出来ない采配ですけど、それでも初代王者に輝くのですから、
やはりそこが、強運の星のもとに生まれたスーパースターなのかも?
そういう意味では、王や原にあり、山本浩二や小久保に無かったのは、その差なのか!?

と、冗談はさて置き、何だかんだで今回の日本代表も強かったと思いますよ。
大会結果を見ても、「投手陣は過去最低だが、打撃陣は過去最高」という前評判通りだったかと。
これだけ打った日本代表も、これだけ打たれた日本代表も、過去に無かったのでは?
そして最後は、心配された投手陣が頑張り、期待された打撃陣が不発で、
最終的には、軽視していた守備力の差で負けたのも、勝負の綾なのかも知れませんね。

> > もちろん、メジャーリーガーの圧倒的なパワーとスピードも、見ていて凄く楽しいですし、
> > ベースボールにはベースボールの戦術があるのですが、緻密さであれば野球の方が上かと?
> > でもまあ、野球の柔だけでなく、ベースボールの剛だけでもなく、
> > 「柔よく剛を制す」も「剛よく柔を断つ」もあるからこそ、国際大会は刺激的なんでしょうね。

> 準決勝の日米戦を観ていたのですが、アメリカも緻密な野球をやっていたと思いましたよ。
> 投手の継投リレーとか、8回の筒香を封じるためにここまでやるかという感じでしたし。

ああいう継投は、まさにWBCならではかも知れませんね。
投手のメンツを重んじるメジャーで、あれほどシビアな交代はシーズン中だと絶対有り得ませんし、
下手をすればワールド・シリーズですら、あそこまで徹しては出来ない気がします。
であればこそ、その采配を断行した老名将の決断力と、それすら受け入れる選手たちの本気度が、
本当にビシビシと伝わってくる、アメリカの継投リレーでした!!
日本の野球ファンが思っている以上、あれはトンデモない事なんです。

> あと、アメリカで選ばれた救護ピッチャーを見ていると、単に剛速球を投げるのではなく
> 変則派を揃えて短期決戦では攻略できないようにした感じだったと思います。

まあこの辺は、昨年活躍して出場を希望した中継ぎ投手に、たまたま変則派が多かったり、
元々メジャーで活躍する豪腕投手や長距離砲は、意外とアメリカ人選手が少なかったり、
前回のWBCでは、アメリカ屈指の豪腕・キンブレルが打ち砕かれたりとかあった結果、
こういう人選になった面は、ちょっとありそうですけどね。
ドミニカ、ベネズエラ、プエルトリコの打撃陣とは、日常的にメジャーで対戦しており、
彼らと初対戦なのは、日本の打撃陣くらいでしたので(笑)。

とは言え、見慣れない変則派をぶつけるのは、短期決戦において有効な手段なので、
対戦経験の面で言えば、それこそ日本代表が有効に使いたい作戦ではあります。
ただ、これも気を付けなければならないのは、日本では変則でも海外では多く居たり、
逆に日本では普通でも海外では珍しいタイプなどを、キチンと把握する事ですね。
あとは今回の牧田みたいに、海外の打者もアンダースローには不慣れだけど、
捕手の小林もアンダースローに不慣れ・・・みたいな事は避けて欲しいです(苦笑)。
変則投手を活用するなら、そのトリセツを事前に熟知しておくのは必須だろうと。

> あの日米戦の緊迫さ、エラーにならない小さなミスが勝敗を決するってのは世紀の名勝負でした。
今回のアメリカ代表は、投手を除く野手8人をゴールド・グラブで固めてましたし、
あそこまで守備力の高いチームを組んだのは、恐らく初めてだったと思います。
しかも、GMにはジョー・トーリ、監督にはリーランドという、古強者な名将を2人揃え、
選手選考も志願制みたいに、「星条旗の為に戦いたい」という選手だけを選び、
それでも苦戦しながら1次・2次ラウンドを突破しての、悲願の初優勝でしたからねえ。
2年連続本塁打・打点王&4年連続ゴールド・グラブの主砲アレナドにしても、
思わぬ打撃不振に苦しんだり、信じられないエラーを見せる一方で、
気迫のヘッド・スライディングを見せるなど、本当に気合と重圧が見て取れましたした。

今大会は貧打で苦しんだアメリカ代表でしたが、それでも優勝できた理由は、
投手力も含めた守備力の高さと、経験豊富な指導陣&やる気の高い選手たち、
そして苦しい試合を戦う事で成長していったチーム力にあるのかも知れません。
逆にその辺を考えると、日本代表が敗れたのも、ある意味で必然だったのかなぁ?
アメリカの勝因と見比べると、残念ながら、どうしても全てが見劣りしてしまうので・・・・
その辺の事情を考えると、1次・2次ラウンドの全勝突破というのも、
決して最良であるとも言い切れないのが、こうした大会の難しい所だと思います。
短期決戦ともなると、1つの苦戦や敗戦で、却ってチームが強くなる事も珍しくないですから。

でもまあ、結果的に「日本×アメリカ」戦の勝敗を分けたのも、この守備力の差でしたよね。
ゴールド・グラブをズラリと並べたアメリカに対して、
日本は小久保&仁志コンビの影響もあってか、どうも以前より守備軽視で・・・・
菊池が選外になるほど極端だったプレミア12に比べれば、WBCでは幾らか改善されたものの、
松田&坂本を始め、守備に不安を感じる野手陣をバックに投げるのは、
正直な話、投手心理で言うと、ちょっと勘弁してもらいたい気持ちはあります(苦笑)。
もちろん、野手陣はみんな頑張ってましたし、彼らを腐す気持ちは毛頭ないですけど、
今大会は今までよりも、守備面で「おいおい」と思わせる場面が多かったですからねえ。
「打撃陣は過去最高」と言っても、それはあくまで日本代表に限っての話であり、
本来の強みである「守備力の高さ」を疎かにしてしまったのは、やはり心残りではあります。

> まあオランダとかイスラエルとかは粗があったと思いますが、メジャーリーグも
> ここ10年くらいむしろ緻密な野球に向かっているんじゃないですかねえ?

う〜ん、この辺は私とほのぼのさんとで、「緻密な野球」という言葉の捉え方が違うのかも?
100試合やって勝率6割を目指す方法と、その1試合の勝率を少しでも上げる方法は、
ちょっと異なる所があり、WBCで求められる後者の戦い方は、日本が断トツだと思うんです。
それはやはり、日本のアマチュア野球は、良くも悪くもトーナメント戦が主体ですが、
海外だとリーグ戦が基本で、選手の強化には適していても、一戦必勝の戦い方には不慣れだと。
(サッカーの選手育成だと、こうしたアマの仕組みが、諸悪の根源のように叩かれてますね)

そもそも、これは日本と海外とのシステムの違いであり、それが今後も変化無さそうな以上、
求められる戦い方も異なるままでしょうから、この差はあまり埋まっていかないと思います。
ただ一方で、日本でもプロ野球は前者の勝率6割が求められるので、
今後も一層、アマとプロとの戦い方に乖離が広がり続けていけば、
代表戦では日本野球の独自性が、次第に薄らいでいく可能性はありますけどね。

> 私も古い野球ファンなので、
> 野村ヤクルトvs森西武の頭脳戦の日本シリーズとか大好きなんですけね〜。

私自身が投手出身なので、どうしても投手目線で見てしまうのですが、
1992年の野村ヤクルトは・・・岡林の酷使が子供心にちょっとトラウマで、
確かに凄い日本シリーズだったとは思うのですが、
心理的に手放しでは評価できないんですよね、申し訳ない。
勝てない投手に肘を痛めるシュートを投げさせても、それはプロ生活を延ばす事ですし、
伊藤智の故障についても、元々リスクと球威が同居する投球フォームでしたので、
これらに関して批判する気は無いですし、監督や解説者としての野村も高く評価してますけど、
やはり岡林の件だけは目に余るので、いろいろと思う所はあります。
中学3年までパラグアイで育ったという特殊な背景も、岡林にはありましたし・・・・

> > ただ一方で、今後、AIやビッグデータが本格的に野球界への参入するようになれば、
> > 配球の論理体系もグッと成熟してくるでしょうから、再び緻密な方向に深化が進む可能性も?
> > 「ID野球から、AI野球へ」というのも、これまた刺激的な気がします(笑)。

> なんかこのあたりもメジャーリーグの方が進んでいるような気がします。
> メジャーリーグではかつて一世を風靡した「マネーボール」から
> 「ビッグデータ・ベースボール」への流れがあるようですよ。
> ご存じかもしれませんが、この本は最新のメジャーリーグを知る上でもお勧めです。

いま流行のセイバーメトリクス(統計的な選手評価の数値化)とかもそうですけど、
正直言って、まだ現状では「数字遊び」の域を出てないと思うんですよねえ・・・・
例えば、過去のデータに基づく極端な守備位置のシフトとか、WBCでも見られましたけど、
プロとして力勝負を魅せるシーズン中ならまだしも、真剣勝負の場では愚策にしか見えません。
だって本気で勝利に徹するなら、ガラ空きの方向へ打球を転がせば良いだけですので。
それに、「ヒット性の打球をアウトにし、アウト性のをヒットにする」のと、
「ヒット性はヒットで、アウト性をアウトにする」とは、数字上では一緒でも、
マウンドで投げてる投手に与える精神的負担は、決して一緒では無いですから。

もちろん、感覚頼りだった昔に比べれば、様々な数値が出るのは助かる一方、
まだ過渡期という事もあってか、プレー感覚の無視や恣意的な解釈もかなり気になり、
絶対視できる所までは、全然到達できていないというのが、私の正直な印象ですね。
しかし実際にこうして数値で表されると、それを絶対視というか神聖視してしまう層もおり、
仕方の無い事なのかも知れませんが、悪い面も目立っているのが現状かと・・・・
WHIPやOPSなどにしても、野球に新たな指標が増えたというだけの話で、
これらの新数値を有り難がり、打率や防御率などを腐すような傾向は、何だか面倒な限りです。
(野球ほど数値化される競技も少ないので、ファンが数字遊びとして楽しむ分には構いませんが)

例えば送りバントにしても、一昔前なら「バント絶対論」みたいな感がありましたが、
今では逆に、そうしたデータ解析から「バント不要論」が台頭してきている感じです。
ですが実際の試合では、送りバントが有効か? 強攻策が有効か? は状況ごとに違いますし、
絶対論者でとにかくバントも、不要論者でとにかく強攻策も、要は同タイプなんだと思います。
そして結局、どれだけ大量のデータを収集できても、分類の方が未成熟なので、
経験則による漠然として解析にさえ、なかなか追いつけてない気がするんですよね。
なので現状では、大量のデータと経験則を、うまくリンクさせられるタイプが最良なのかも?

あとそれと、amazonのリンクを貼る際は、アドレスに余分な情報が多く付いているので、
「amazon.co.jp」の後は「/dp/商品番号」だけにした方が、スッキリすると思います。

▼ 日本代表の新監督&東京五輪の野球競技
> 小久保監督も、采配はともかくこの4年で監督として大きく成長したのではないでしょうか。
> 今回のWBCで退任とのことですが、ここは2020年オリンピックまでやらせてもいいと思うんですけどね。

確かにこの4年間で、監督として小久保も成長したと思いますけど、
ただ、これはサッカー日本代表でも、よく言われる事ですが、
代表は選手や監督を育成する場所じゃないですからねえ・・・・
監督経験という面では、昨年新人監督だった高橋由伸にすら、既に抜かれてるかと?
確かに代表戦の方が、1試合あたりの重みは大きいですけど、やはり実戦数が少な過ぎますよ。
今後の小久保の指導者人生を考えても、これ以上続けるのはマイナス面が大きいでしょうし、
現金な話、代表の給料は激安ですからねえ(苦笑・前回WBCの月給は監督30万円、コーチ15万円)。

今年の11月には、日韓台で新設した若手プロ限定の代表戦があり、
これからの4年間には東京五輪もありますので、選択肢はかなり限られると思います。
若い指導者に代表監督のポジションは、負担もリスクも大きいですし、
かと言って、高齢だと視察や国際試合も大変でしょうし、
監督を任せられる名声や実績があって、安月給でも問題ない金銭的余裕があるとなると、
新監督としての新鮮味には欠けるものの、やはり原が最有力候補だと思いますよ。
落合や秋山も条件的には当てはまりますけど、今回は五輪もあるので、まず無難に行くのでは?
って、もしも小久保を選んだような路線を続けるなら、次は宮本あたりが有力かも知れませんが。

ちなみに、今後4年間の野球界スケジュールは、こんな感じ↓
  2017年 9月:U-18野球W杯(清宮&安田が揃い踏み?)
       11月:アジア・プロ野球チャンピオンシップ(若手限定の新設代表戦)
  2018年 8月:夏の甲子園・第100回記念大会(出場校を拡大予定 55校? 64校?)
       8月:アジア大会(アジア版五輪・金メダルで兵役免除の韓国は毎回ガチ)
  2019年 9月:U-18野球W杯
       11月:世界野球プレミア12
  2020年 3月:WBC予選(ベスト4の日本は予選免除)
       7月:東京オリンピック(横浜&福島で開催)
  2021年 3月:第5回・WBC

それにしても、東京五輪の野球競技はどうなるんですかねえ?
レスリング残留の煽りを食い、正式競技化を逃したスカッシュ(野球はオマケ)を救済するべく、
IOC新体制が新設した「追加競技」枠を、な〜んにも忖度できない東京五輪の組織委員会が、
スカッシュを外して野球だけ入れ、空手・スケボー・クライミング・サーフィンを選ぶ暴挙に出た為、
野球実施は東京五輪限りが濃厚ですけど、ところで出場選手の方はどうなるんでしょ?
この調子では、メジャーリーガーの出場など夢のまた夢でしょうし、
個人的に契約で盛り込むにしても、WBCすら不参加な日本人メジャーリーガーは、やはり不在?
結局は東京五輪の日本代表も、プレミア12みたいに、国内選手のみで行く事になりそうなので、
こうなるともう、大谷がメジャーに行ってるかが関心の中心になりますかねえ。
もちろん今すぐ渡米しても活躍するでしょうけど、選手としては未だ成長過程なので、
出来れば完成してから渡米して欲しいというのが、個人的には正直な感想ですね。
ただ、本人も以前は五輪に出たいと言ってましたけど、流石に4年後ともなると望み薄かな・・・・

と言いますか、メジャーリーガーの五輪参加が、どうこうと言う以前に、
これからの五輪は人気競技ほど、トップ・プロの出場が減っていくかも知れません。
近年はIOC側も金儲け主義が行き過ぎて、各競技連盟に稼がせて上納させる事を企んだのですが、
IOCから改革を強要された結果、各競技連盟も自前の大会で稼げるようになれば、
その反動として、五輪の意図的な軽視化が進むのは必然の流れかと・・・・
自前の世界大会を権威付けようと思えば、五輪競技の権威を下げるのは当然ですからねえ。
こうした力関係の逆転は、今まで、サッカー競技のFIFAくらいしか無かったのですが、
平昌五輪では遂に、アイスホッケーの北米プロリーグNHLが不参加を決め、
東京五輪においてもバスケが、サッカー同様に23歳以下する差別化を検討しており、
陸上競技とかもプロ化が進んだ事で、選手も昔ほど五輪を絶対視しなくなって来ています。
人気の高い競技や選手ほど、高額の賞金も集まる為、五輪なんて名声だけの無給大会になると。
まあ視聴者側から言えば、プロ解禁から23歳以下になるまでの短期間、
五輪サッカーが「ミニW杯」の様相を呈していたみたいに、
人気競技のミニW杯が集結した五輪は確かに魅力的ですし、IOC側もそれを目論んでましたけど、
そりゃ各競技連盟やプロ組織の都合から考えれば、そうは問屋が卸しませんよね(苦笑)。

「アマの祭典」だった五輪が、冷戦終結とプロ解禁で「世界最大の祭典」に変化したように、
東京五輪あたりを境にして、次世代の五輪は「2流大会と2流競技の祭典」に移行するのかも?
それでも、五輪競技から除外されてる野球の復帰は、かなり重要事項だったりします。
WBCや世界野球が成功するなら、既に野球が盛んなトップの国々は、五輪とか別に良いんですけど、
野球が2流・3流競技扱いの国々での普及面を考えると、五輪の存在って凄く重要になんですよね。
現状だと野球の普及活動は、メジャーリーグが市場拡大の為に、私財を投じて行ってる状態ですが、
五輪競技に復帰できれば、各国内で公的支援を受けやすくなりますし、いろいろ変わってくるかと。

> > WBCの予選枠拡大だけでなく、本大会の出場枠拡大も、そろそろ必要な頃だと思うんですよね。
> > 現状の1組4チームの総当たり戦だと、野球の競技性に合わない失点率判定の発生確率が高く、
> > それを改善する為にも、総当たりのままで行くのなら1組5〜6チームに拡大し、
> > その代わり2次ラウンドを廃して、いきなり上位8チームでの決勝トーナメントで良い気がします。

> そうですよね。今の1次ラウンド、2次ラウンドの制度だと
> どうしても勝敗数が同じになって失点率判定になったり
> 2勝1敗が2回続いても(下手したら1勝2敗でも)決勝トーナメントに行けたりと、
> 興を削がれる部分がありますね。
> 1組5チームだと抜けチームができて公平性が損なわれるので、
> ここは本戦に24チーム登場(予選は1組6チームの4組)にしてもいいんじゃないですかね。

確かに公平性を求めるのであれば、偶数の1組6チームが良いのですが、
しかし現実的な話をすると、4チームなら全6試合、5チームなら全10試合なのに対して、
6チーム総当たりだと全15試合になるので、なかなか難しいんですよねえ・・・・
やはり国際試合は1日2試合が限界ですし(WBC東京ドームのデーゲームは正午開始でした)、
そうなれば「1会場のまま8日間か?」「2会場用意するか?」となり、どちらにしても大変と。
一方で5チームなら、1日2試合でも5日間で終わる上、6チーム時より消化試合を減らせますし、
現状の4チームでも、3日間ではなく4日間なので、既に日程的に不公平ですからねえ(苦笑)。
5チーム制の欠点を挙げるなら、全チームが「2勝2敗」で並ぶ危険性がある事でしょうか?(笑)

1組6チームといえば、東京五輪の野球&ソフトも、そんな感じになるみたいですね。
まあこちらは組数も1つしかないので、6チーム中4チームが決勝トーナメント進出で、
そこで1勝すればメダル確定、つまりは出場チームの半分がメダル獲得なりますが(苦笑)。
一応、会場は横浜スタジアムと福島あづま球場で2つらしいですけど、
野球とソフトで球場を共用するのであれば、日程的に両球場間の移動が大変そうですね・・・・
日本代表は開幕戦で福島を使うみたいなので、移動面の負担は最も少ないのでしょうけど。


▼ サッカーW杯が48ヶ国に拡大、アジア枠も8.5に倍増
> > サッカーW杯、出場枠を32ヶ国から48ヶ国に拡大
> > 大陸枠は「欧州16、アフリカ9.5、アジア8.5、南米6.5、北中米6.5、オセアニア1」とも?

> http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170331/k10010931731000.html
> 出場国の増加という話つながりですが、
> サッカーW杯の出場枠が48チームに拡大するのが正式に決まったようで。
> アジア枠が8だと、日本は少なくとも今後50年は毎回楽々出場できそうですね!!
> と単に喜べる話ではなく、ほんとW杯の価値低下が危ぶまれます。

いや、48ヶ国への拡大は、前回話題にした時に決まった話で、
今回は各大陸の出場枠がトップ会談で合意できたよ、という話ですね。
まあ枠数自体は、前回出ていた構想案とほとんど変わらず、
オセアニアと開催国大陸にも、大陸間プレーオフの出場枠が新たに与えられたくらいです。

> 予選のヒリヒリした感じが好きなのに、出場枠が48チームになると予選は楽しめず
でもまあ、ドーハの悲劇の時はアジア2枠で、ジョホールバルの歓喜の時は3.5枠、
それ以降は現在まで4.5枠ですから、既に予選でヒリヒリする感覚はかなり減じているのですが、
それでも流石に8.5枠まで増えてしまうと、順当に行けば日本は予選通過できそうですね。
あとは、予選方式次第ですか?
8組に分けて1位のみとか、アジア杯のベスト8とかだと、
中堅国に1発喰らって終了とかも、普通に有り得ますし・・・・
逆に言えば、これならアジア8.5枠でもヒリヒリ出来ますね(笑)。

またFIFAの新会長は、南米連盟と北中米連盟に「共同予選」を提案したそうなので、
多分無いでしょうけど、アジアも他大陸と共同予選を行えば、結構厳しくなるかも?
ちなみに南北アメリカ統一予選は、強豪国有利で南米&FIFAには美味しい話ですけど、
北中米側(特に中米カリブ諸国)にメリットが乏しいので、恐らく却下でしょうね。
(救済策として、中米杯とカリブ杯の優勝国にW杯出場権を与えれば、実現の可能性も?)
とは言え昨年には、南米連盟&南米選手権の100周年を記念して、
南米連盟が北中米連盟と共催で、南米選手権の記念大会をアメリカで開催しましたし、
欧州の1人勝ち状態を打開すべく、今後は大陸間の連携がいろいろ模索されるかも知れません。

と言いますか、日本も強化の為には、こうした流れに是非とも一枚噛みたい所です!!
東アジア開催の南米選手権とか、ちょっと見てみたくありません?(笑)
昨年の記念大会に準ずれば、南米10ヶ国+日中韓&東・東南アジア予選3ヶ国って感じで。
まあそれが難しいようなら、マンネリ化している東アジア杯に招待国枠を作り、
欧州や南米からチームを呼んできて、日中韓の3ヶ国共同で強化を図っても良いかと。
せっかくアジア連盟とは別枠で、FIFA直轄の東アジア連盟を作ったんですし。

> 本戦ですぐに敗れるというのが続いてフラストレーションがたまりそうです。
本命案の「16組×3ヶ国で、決勝トーナメント32ヶ国」だと、
グループ・リーグ戦が2試合になるので、やはり少ないですよね。
大陸予選は長期化していて、現状の3試合でも正直物足りないくらいなのに・・・・
そこまでやるなら、いっそ戦前みたいに、最初から決勝トーナメントでも良いくらい(苦笑)。
でもまあ結局、改革案の本心はそういう事なんでしょうけど。
つまり、全体の出場国数を増やす一方で、1試合の商業価値を高めるべく、
注目度の低いリーグ戦は極力減らして、注目度の高いトーナメント戦を増やしたいと。

この本命案が通るくらいなら、個人的には対抗案である
「上位16国はシードで、残る32ヶ国は一発プレーオフを行い、あとは現状維持」の方が良いかも?
これなら大陸予選の1位突破に意味が出てきますし、リーグ戦も3試合で変わらないと。
ただ問題点は、日程や試合数が増える上に、プレーオフで敗退すると1試合で終わる事ですね。
プレーオフ組でのW杯出場は補欠合格みたいなモノとは言え、実際に敗退するとキツそう・・・・

リーグ戦3試合に拘るなら、ほぼ現状通りのまま「12組×4ヶ国」にして、
各組1位の12ヶ国と、2位の上位4ヶ国で、決勝トーナメントを行っても良さそうですが、
これだと試合数が4割増にもなるので、恐らく難しいでしょうね。
決勝トーナメント進出枠が狭き門となり、グループ・リーグ戦から熾烈になるのですが、
この方式で最も割を食うのが、日本みたいな2位抜け狙いの国でしょうね(笑)。

▼ FIFA新会長によるクラブW杯の改革案
FIFA新会長のW杯改革案が、こうもすんなり承認されたとなると、
同じく提案されてる「クラブW杯の拡大&隔年化」と「コンフェデ杯の廃止」も実現するのかな?
今のサッカー界のカレンダーでは、隅数年のオフにW杯とEUROが交互に行われており、
奇数年のオフは日程的に余裕があるのですが、ここに拡大版のクラブW杯を入れたいみたいです。
現状のままでは大会の注目度が低いままなので、こうした改革案が出るのも理解できますし、
強大な発言力のある欧州クラブ側も、この案には意外と反対してないんですよね。
トップ選手はそれこそ休み無しになるので、そこから反対する声が起きても良さそうですが、
欧州のスポーツだからか、アメリカのスポーツみたいに選手会の力が強くないと・・・・

ちなみにFIFA新会長の案では、それこそ実際のW杯みたいに、
出場クラブ数は32チームにして、欧州シーズン終了後に1ヶ月かけて大会を行いたいそうですが、
欧州クラブ側は16〜24チームで、欧州シーズン開幕前に短期集中で行いたいみたいです。
まあ結局、欧州クラブ側の提案は、調整&集金を目的にしたプレシーズン大会でしょうね。
実際、欧州クラブ側は「出場クラブの半分は欧州にくれ」と言っていますし、
欧州CL王者以外は、名門強豪に有利なクラブ・ランキングで選ぶらしいので(苦笑)。
とは言え、これは他大陸の出場クラブとしても、嬉しい案なのかな?
どうせ戦うなら、誰もが知ってる欧州の名門クラブと多く対戦したいでしょうから。

とりあえず、今年と来年は既に現行方式でのUAE開催が決まっていますし、
来年のオフには、ロシアW杯の予行演習ともなるコンフェデ杯が行われるので、
これらの改革案が実施されるのは、早くてもロシアW杯後の2019年らしいです。
そうなると、トヨタカップの時代から続いていた日本開催の歴史が途絶えるでしょうから、
クラブW杯が拡大されるのは面白そうでも、やはり寂しい面はありますね・・・・
って、それこそ「新クラブW杯も招致しろ!」って話になるかも知れませんが(笑)。
それとコンフェデ杯に関しては、2022年のカタールW杯が11月開催になった影響で、
予行演習としてカタールは、コンフェデ杯ではなくクラブW杯を行う事で決まっている為、
来年の大会を最後に、コンフェデ杯は本当に廃止されてしまうかも知れません。
でもまあコンフェデ杯も、元々はサウジアラビアがアジア杯を制したのを祝して、
サウジ国王が各大陸王者をサウジに招いたのが始まりなので、よく続いたと言えるのかも?
W杯の予行演習になったのも、韓国の開催能力が不安視された日韓大会がキッカケでしたし。

▼ 乾の帰国問題&中学の授業で銃剣道!?
同じくサッカーの話題ですが、こちらはかなり不愉快な話。
「スペイン国王晩餐会出席のため一時帰国する乾は 忖度の犠牲者か?」
https://thepage.jp/detail/20170403-00000004-wordleafs
いくらスペイン国王が来日するからって、安倍首相主催の晩餐会に出席させる為だけに、
シーズン中の乾を2試合休ませ、往復2万kmをトンボ返りさせるって、本当異常ですよ!?
しかも乾本人は当然ながら一旦断ったものの、クラブ上層部に説得されての帰国って、
これがサッカーの乾だから、そこまで大きな話題になってませんけども、
もし今後、アメリカのトランプ大統領が来日する事になった際、
レギュラー争い中のイチローを、晩餐会に出席させる為に一時帰国させるのか?って話です。
いくら霞ヶ関がアレでも、さすがにこんな事態は過去に例が無かったかと思います。
いったい誰がこんな非常識な発案をし、なぜ誰もこの程度の指摘が出来なかったのか・・・・

更にスポーツ・ネタで言うと、こちらも驚いたというか、呆れた話。
4月1日のニュースだったので、最初はエイプリル・フールのネタかと思いましたもん(笑)。
「中学校の授業に? 銃剣道とは」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170331/k10010932851000.html
競技者が基本的に自衛隊員しか居らず、隊員から登録料や用具費を徴収する一方で、
国から補助金を得ている銃剣道は、現状では防衛省の小さな利権と化しており、
五輪でメダル争いをしている競技ですら、まだ未実施なモノが残されてる国体において、
以前より除外すべき競技として、いろいろ指摘されているのですが、まさかそれを、
「国体競技だから」なんて理由で、改正案公表後の新指導要領に捻じ込むとは・・・・
一部で人気なヒゲの隊長ですけど、国会議員になってからの仕事ぶりで言うと、
こうした「防衛省の族議員」としての活躍ばかりが、本当に悪目立ちしていますね。

第1次安倍政権時の肝煎りで行われた「愛国・道徳・武道」を導入した教育改革ですが、
日本会議系との関係も相俟って、今や安直な排外主義と幼稚な利己主義に陥っています。
道徳でパン屋を和菓子屋に替えたり、武道でレスリングはNGとかが、愛国なのでしょうか?
森友学園の一件により、KYタイプが無自覚に「忖度」を強いる現政権の特徴が、
ようやく世間的にも知られる様になりましたけど、正直ヤバいですよ、これは・・・・
洋の東西や今昔を問わず、過度な忖度が蔓延した組織は、碌でも無い結果を招いており、
前の大戦においても、その実例はドイツや日本で嫌ってほど見られました。
特に日本は「空気」という妖怪が支配する社会なので、これを暴走させるのは本当に危険です。
個々人の小さな保身や我儘が、権力や群衆を介して集約し、巨大な化け物に育て上げますからねえ。

ちなみに忖度の件で言えば、昨年の大河ドラマだった真田丸にしても、
元々は豊臣家滅亡&大坂城落城から400年にあたる2015年の目玉企画だったのに、
NHK側に忖度させた結果、吉田松陰の妹を主人公とした「花燃ゆ」が急遽捻じ込まれ、
1年ズラされた真田丸は、結果的に「大坂落城401年」の記念大河となりました(苦笑)。
でもまあ、遅筆で有名な三谷脚本に、1年の猶予を与えられた事は、作品的には良かったのか?
後半よりも前半の脚本が良く出来ていたのは、この辺の時間的な事情も恐らくあったでしょうし。
・・・という事で、愚痴はここまでにしておき、続いては大河ドラマの話題に(笑)。


▼ 大河ドラマあれこれ
> > ・・・って、ほのぼのさんが、まだ今年の大河を見続けているかは解りませんけど(笑)。
> 今のところ全部視聴していますよ。先週は初恋の人(?)の当主直親が今川勢に打ち取られて
> いよいよ直虎が城主になるところまででしたね。
> 当初思っていたよりも楽しめている感じですね。
> 脚本がしっかりしているし人間ドラマをしっかりと描いているし。

そうですね、私も似たような感想です。
初めの期待値が低かった事もあり、「意外と面白いじゃないか」と(笑)。

> 弱小勢力の悲哀と生き残りに向けての地を這うような想いもちゃんと表現できていますし。
> まあ雰囲気は真田丸とは正反対に振れていますが、どちらの雰囲気も良いんじゃないでしょうか。

こちらに関しても同感です。
思い返してみると、戦国時代を扱った過去の歴代大河って、
主人公はほとんど大名でしたから、どうしても当時の支配層社会の描写が中心で、
今作のように、ここまで戦国時代の地方領主や農民社会を描いた作品は、ちょっと例が無いかも?
(検地や徳政令なども、今までは「される側」ではなく「する側」の描写のみでしたし)
地味な題材なので放送前は不安でしたけど、現状では、それが却って功を奏してる感じですね。

> ただ、城主になってからの話があと3/4もあって、
> 一番の盛り上がりどころである直親死亡&直虎城主就任も終わってしまって、
> どう話を続けていくか不安もありますが・・・。

領主・直虎という事で言うと、今やってる検地の話が、
最大というか、唯一のエピソードなんですけど、それがこの時期に放送ですからねえ。
このままでは少し話のテンポが速すぎるので、逆に考えますと、
終盤は実質的な主人公が、養子の井伊直政に移っていくのかも知れませんね。
久しぶりに子役主人公で引っ張った今作であれば、その可能性も有り得るかと?
あと、井伊直親役の三浦春馬も、小野政次役の高橋一生も、今後登場する井伊直政役の菅田将暉も、
それぞれ今人気の売れっ子役者ですから、そう長くは拘束できないという事情もありそう(苦笑)。
直親の退場なんて、それこそ冬ドラマのクール終了に合わせた感じでしたし。

ちなみにリレー形式での大河主人公という話だと、2019年の東京五輪モノがそうなるらしいですね。
http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/2000/266692.html
主人公は、以前ここでも話したマラソンの金栗四三と、五輪招致の中心人物だった田畑政治の2人。
そしてナレーション役には、生粋の江戸っ子だった古今亭志ん生を据えて、
「東京オリムピック噺」という架空の落語を語らせる形で、テーマの「東京&五輪」を描くのだとか。
それと、この作品から大河は4K撮影に移行するのだそうです。
明治末期から昭和中期までの東京の変遷を描くのも、この4K初大河のテーマという事で、
異色のクドカン脚本だけでなく、そちらの映像面の方も、この大河は少し楽しみかも?
戦前の東京のカラー映像とか、いま見ても結構趣きがありますし。
https://www.youtube.com/watch?v=dCWxEeL9eEo
https://www.youtube.com/watch?v=Qndcio-NjYY
ちなみに五輪自体は、1912年のストックホルム大会、1936年のベルリン大会、
そして1964年の東京大会と、以上の3大会を中心に描くのだとか。
(ヒトラー関連なので批判されがちですが、ベルリン五輪の記録映画は優れた出来です)

▼ 新書「応仁の乱」が異例の大ヒット!?
> > 「砂糖の世界史(岩波ジュニア新書)」
> > https://www.amazon.co.jp/dp/4005002765/
> > ・・・って、私が今まで手を付けなかっただけで、有名な1冊ですから、既にご存知かも?

> ええ、この本は確か10年くらい前に読んだと思います。

既読でしたか。 そうですよね、有名な1冊ですものね(笑)。
ところで、有名な1冊といえば最近、
中公新書の「応仁の乱」が、20万部を超える異例の大ヒット中だそうですね。

「新書が20万部超のヒット なぜ?」
http://www9.nhk.or.jp/nw9/digest/2017/03/0302.html
「応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱(中公新書)」
https://www.amazon.co.jp/dp/412102401X/

正直、以前に斜め読みした時には、応仁の乱への予備知識が少しある事もあり、
「よくある出来の良い新書の1つ」くらいの感想しか無かったので、
書店の売り上げランキングで、ジワジワ上昇するだけでも驚きだったのに、
こうしてTVニュースや一般紙の記事でも触れられるほどヒットするとは、本当にビックリ!!
どうやら発端は、新聞広告での自虐的なキャッチコピーが話題だったらしいですが、
しかしここまで売れるとなると・・・応仁の乱のプチ・ブームが到来したと考えて良いのかな?(笑)
何事も「解り易く、単純に」というのが求められてる昨今だからこそ、
却って逆に「複雑で解り難いから面白い」というのは、これも1つの時代性なのかも知れません。
一部とは言え、これがウケる時代であるならば、応仁の乱のゲーム案とか考えてみるのも面白いかも?
WW2オンラインの戦国戦場で作った日本マップも、あまり活用されてませんし。
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/kako_log.html#sengoku


▼ 「プロ棋士vs.囲碁AI」戦の行方
> > 最終日の直接対決を制した韓国のパク九段が優勝、中国のミ九段が準優勝で、
> > 井山戦だけ勝利したZenが3位で、3戦全敗の井山六冠が最下位という大惨事に(苦笑)。
> > 6戦とも実力拮抗の良い対戦揃いで、個人的には素晴らしい大会だったと思うのですが、
> > やはり結果が全ての世界ですし、その結果も日本の囲碁ファンには最悪な結果だったので・・・・
> > これだけの賞金額を出して、この結果だと、果たしてスポンサー的には大丈夫なのかと不安に?

> あまり詳しくはニュースを追っていなかったのですが、
> 井山さんが「DeepZenGo」に完敗したのは大きなニュースになっていましたね。
> 「Master」以外のトップクラスの囲碁ソフトは世界のトップ棋士と互角といった状況でしょうか。

囲碁って将棋以上に、世間一般から関心を持たれていないだけに、
今回くらいの注目度でも、やはり囲碁界では破格と言えるのかも知れませんね?
それに今大会のWGCは、日経新聞の特別協賛だった事もあり、
子会社・テレビ東京のBS局でも、ゴールデンタイムに1時間の特番が組まれてましたし。

まあ、大会終了後の放送でしたから、私も当然のように、
総集編ドキュメントの番組かと思っていたのですが、フタを開けてみたらビックリ!!
井山vs.Zenの一局を、「日本史上 屈指の棋譜」みたいな扱いにして、
BSとは言えゴールデンタイムに、1時間まるまる大盤解説という予想外の番組構成でした(笑)。
珍しく一般ウケしそうな大会だからこそ、この番組構成には正直疑問な一方、
NHKのように丁寧に取材を重ね、人間ドラマや大会の魅力を簡潔に伝えるのも良いですけど、
もしも将棋で「羽生vs.Ponanza」戦が行われたら、こんな番組構成もアリかな?とは思いましたね。

> 次は「Master」と日韓中のトップ棋士の公式戦でのガチな勝負を見てみたいですね。
昨年の3月には「アルファ碁×イ・セドル」戦がありましたし、開発側からの小出しな情報からも、
今年の3月には「Master×柯潔」戦の開催が噂されてたのですが・・・結局、ポシャったのかな?
Masterも柯潔もWGCの出場を辞退した状況証拠もあり、構想自体は恐らくあったのでしょうけど、
やはり、Googleの国内アクセスを規制している中国政府との調整が不発に終わったのかなぁ・・・・

でもまあ、ネット上での早碁とは言え、Masterは既に柯潔を破ってますし、
ここから更に公式の場で、完全版のアルファ碁と対戦なっても・・・勝敗への興味は抱けないかと。
まあこの辺は、第1局目の将棋電王戦「Ponanza×佐藤名人」戦の結果を知った上で、
第2局目の前に行われる世界コンピュータ将棋選手権に登場予定の「完全版Ponanza」との再戦を、
果たして見てみたいかと問われた時に、「・・・」となってしまうのと同じ心境かも知れませんね?
(もちろん電王戦の場合は、第1局で対戦したバージョンのPonanzaと、第2局でも対戦します)
ここまで強くなってしまうと、完全版アルファ碁との公式対戦は難しいかも知れませんし、
EUC杯も電聖戦も今年で最後でしたから、WGCが終わってしまえば、囲碁AIとの戦いは実質終了かも?

歴史的に見れば、「馬車と自動車」や「ガス灯と電灯」が共存した時代が一瞬だったように、
プロ棋士とAIが実力を競う時代も、後世から見た場合、アッと言う間の出来事なのでしょうね。
そういう意味で私たちは、時代の変わり目を体感できる、貴重な時代を生きているとも言えます。
ただ一方で、インターネットの無い時代を知らない「デジタル・ネイティブ世代」みたいに、
今後は一般社会でも、「AIネイティブ世代」が登場してくるであろう事を思うと、
私みたいなアナログ世代は時代にどんどん置いて行かれそうで、少し怖くもありますが(苦笑)。

▼ 電王戦・第1局&森内九段のフリークラス転出
> > 第1局が4月1日(土)、第2局が5月20日(土)という事で、第1局は今週末ですね。
> > プロ棋士側は遂に棋界最高峰の名人が登場し、対戦相手となる将棋AI側も最強ソフトのPonanzaで、
> > しかもこれが「棋士vs.AI」の最終決戦ともなれば、何だかんだ言われても、やはり楽しみです!!
> > 特に、互いに五里霧中な第1局前のワクワク感は、第2局のそれとは段違いですし。

> 直前になりますが、佐藤名人vsPonanzaの2番勝負は楽しみですね。
> ただ、佐藤名人も昨年のような好調さはなくて今年は調子を落としているようなので、
> どこまでPonanzaに食い下がることができるかというところでしょうか。

予想通りと言いますか、予想以上と言いますか、第1局はPonanzaの圧勝に終わりましたね。
ただそれ以上に、大会運営側のPCトラブルによって、途中で1時間も止まったのは・・・・
見ている側としても興醒めでしたし(まあ私は甲子園決勝&プロ野球開幕2戦目との同時見でしたが・笑)、
そして何より、週明けには名人戦の初戦を控える佐藤名人に対して凄く失礼だったかと。
「早指しで150局ほど練習対局して、ほとんど勝てなかった」という、対局後の会見での発言が示す通り、
1時間の中断に関係なく、勝負の結果は出たのでしょうが、やはりスッキリしない感は残りました。
まあ第2局は棋士側の先番ですし、結果はともあれ、その辺のモヤモヤは晴らしてもらいたい所かも?

それにしても、中継を見ていて気付いたのですが、今回は全くスポンサーが集まらなかったんですね。
あのようなトラブルも、ドワンゴ側の運営資金の不足による影響が出ていたのかも?
もっと言うと、実力面よりも金銭面の影響で、1年早めて電王戦を今回で最後にしたのかも?
確かに以前に比べれば、注目度の面で落ちているのは否めないものの、それでも今回は名人登場ですし、
NHKでもこうして↓番組で取り扱うくらいの関心はある以上、ドワンゴ側の能力不足も否めないかと。
「最後の将棋電王戦 コンピューターの"創造性"は?」
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/266433.html
とは言え、そうした活力ある新興企業だからこそ、このような企画を立ち上げられた面は確かにあり、
状況が悪くなり、新興が故の悪い面が目立っても、ある程度は酌む必要があるかも知れませんが・・・・

って、名人敗戦も確かにニュースではあるのですが、将棋界的に言うと、
同時に流れた、森内九段のフリークラス転出というニュースの方が、より衝撃的だったかと!?
A級から陥落したとは言え、何と言っても、3年前の竜王名人ですからねえ。
将棋AIの台頭&席巻に、それに伴う三浦九段の一件、そして連盟内でのゴタゴタと、
近年の将棋界は立て続けに色々あっただけに、今回の決断もそれらと無関係とは思えず・・・・
良く考えれば、将棋界の危機だからこそ、今後は裏方として支える心積もりかも知れない一方、
悪く考えれば、こうした現状に嫌気が差してしまった可能性だって、十分に有り得ますからねえ。
ただ、そのどちらであっても、やはり第一線から退いてしまうのは寂しい面があります。
もしも、「第2の人生はバックギャモンに捧げる」とかなれば、それはそれで応援したいですけど(笑)。


▼ 私個人のアニソン・ランキング
> > 今年は日本で国産アニメが公開されてから100周年の節目という事で、
> > NHKでは「ニッポンアニメ100」と題して、様々な企画や番組を行っており、
> > 先週は歴代アニメソングの人気ランキング特番があったのですが・・・・想像以上に酷い事態に。
> > まあ、「ネット投票&組織票OK」という段階で、碌な結果にならないのは予想してましたけど、
> > それを大きく上回る惨劇を、まさかNHKの生放送で見させられるとは(苦笑)。

> いやあ、これは酷いですね。
> せめて年代や世代で区切らないと、
> 全部ごっちゃにすると熱心な信者の忠誠度ランキングになってしまいますな。

「1人1日3曲まで」という投票条件が、そもそも おかしいんですよ。
普通に投票を募るなら、「1人1回3曲まで」とかでしょ!?
恐らく総投票数を水増ししたいから、こんなふざけた条件にしたのでしょうが、
これにより、毎日みんなで投票する組織票運動を加速させましたし、
この3曲という縛りが、同じ作品のOP曲・ED曲・挿入歌への一括投票に繋がったと。
小規模な趣味的企画とかならまだしも、NHKの特別企画でこれは無いですよ、本当。

> 私は「ラブライブ!」は視聴していなかったので、
> 1位、2位がさっぱり分からない非国民になってしまいました。

私もラブライブは見ていないので、投稿時には気が付かなかったのですが、
前々回の紅白歌合戦で歌った「それは僕たちの奇跡」って、21位なんですね。
てっきり1位か2位の曲が、紅白での楽曲なのかと思ってました。
ちなみにTOP30だと、23位も、24位も、25位も、ラブライブの楽曲だと(苦笑)。
・・・って、更によく見ると、TV版が1位・21位・23位、劇場版が2位・24位・25位ですから、
私たちが見えない所で、TV版派と劇場版派による暗闘が繰り広げられてたみたいです(笑)。

> 国民的なアニソンというと、
> サザエさんとかドラえもんとかドラゴンボールとか妖怪ウォッチとかアンパンマンとかも入れないと。
> 幼児や学童向けのアニメの主題歌は「アニメソング」として認められないということですかねえ。

う〜ん、この辺はちょっと難しい問題かも?(笑)
例えばこれが、「好きな食べ物ランキング」とかであったとして、
恐らく上位には、寿司・焼肉・ラーメン・カレー・ピザなどが並ぶと思いますけど、
ここで「なんで、ご飯や味噌汁じゃないんだ」と言うのと、似てるような気もします(笑)。
例えばサザエさんの主題歌とか、日本人なら多くの人が歌えるでしょうけど、
だからと言って、カラオケとかで皆が歌っているかとなると・・・・
要するに「国民的アニメ」にまでなると、あまりに存在自体が当たり前すぎて、
それはもう既に、好きとか嫌いとかの対象には、なかなか含まれて来ないと思います。

それともう1つ、アニメ本編とアニソンは密接な関係にありつつ、厳密には別ですからねえ。
「作品自体は好きだけど、主題歌は嫌い」というケースもあれば、
「作品自体は嫌いだけど、主題歌は好き」というケースもあり、
「作品は見たこと無いけど、主題歌は好き」なんてケースもある以上、
本気でランキングを考える場合には、やはり本編の評価とは分けて考えるべきかと?
とは言え、やはり作品の出来や相性とかも、アニソンの評価にリンクしてしまうのも事実。
特にオープニングなんて作品の冒頭部な上に、何度も使い回すので作画的にも質が高いですし、
言うなればプロレスの入場シーンみたいに、魅力の半分くらいは、そこに詰まっているかと(笑)。
こうやって深く考えていくと、アニソンの評価って実は意外と難しいんですよね。
そもそも曲調で括られる音楽ジャンルではないので、アニソンの定義自体も千差万別なので。

> 1年以上続くアニメで1クールや2クール毎に主題歌を変えるのは、
> 世間に広く親しまれるアニソン作りに反するような気がするんですよね。
> 「妖怪ウォッチ」でもせっかく「ゲラゲラポーのうた」や「ようかい体操第1」が
> 紅白にも出るような国民的アニソンになったのに
> その後は主題歌を1クール毎に変えていて何だかなあという感じです。

まあ、アニメ制作にはタイアップの件とかも絡んでくるので、仕方ない面はあるのでしょうが、
それでも妖怪ウォッチのOP/ED曲の変更は、確かに残念でしたよね・・・・
ドラえもん・アンパンマン・ポケモンなどに並び、子供向けの定番になりそうな作品の上、
あれだけ子供たちを魅了した曲って、近年ではなかなか無かったので、それだけに本当に勿体無い。
とは言え最近は、ドラえもんやポケモンも主題歌を変えたりしてますからねえ。

そう考えると、未だにOP曲もED曲も変えずに貫いてるアンパンマンは、逆に凄い(笑)。
って、あの曲は両方とも、漫画原作者であり詩人でもあった、やなせたかしの作詞なので、
アニメと主題歌は不可分という考え方が、残された制作側にも有るのかも知れません。
特に劇場版なんて、その晩年まで、やなせ本人も制作に関わってましたし。

P.S.
以前、この雑談で「個人的なアニメ・ランキング」↓を書いたので、
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=s20466#20466
ついでに今回も、好きなアニソンTOP30を何となく考えてみました。
(とりあえず今回は、TVアニメのOP曲・ED曲・挿入歌と、劇場版の主題歌に限定)
如何にも近年のアニソンらしい、電波ソングとかも結構好きなのですが、
いざこうして挙げてみると、どうやら私はバラード系や熱血系が好きみたいです(笑)。

 「個人的なアニソン・ランキング」
  1位 「万事屋ブルース」 銀魂(挿入歌)
  2位 「ニ中のファンタジー」 劇場版クレヨンしんちゃん アッパレ戦国大合戦(主題歌)
  3位 「The Galaxy Express 999」 劇場版 銀河鉄道999(主題歌)
  4位 「哀 戦士」 劇場版 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編(主題歌)
  5位 「Wo Qui Non Coin」 カウボーイ・ビバップ(挿入歌)
  6位 「遠い叫び」 serial experiments lain(ED曲)
  7位 「太陽がまた輝くとき」 幽☆遊☆白書(ED曲)
  8位 「雷伝説」 銀河戦国群雄伝ライ(OP曲)
  9位 「HEATS」 真ゲッターロボ 世界最後の日(OP曲)
  10位 「悲しみの向こうへ」School Days(挿入歌)
  11位 「スターダスト・ボーイズ」 宇宙船サジタリウス(OP曲)
  12位 「時を刻む唄」 CLANNAD AFTER STORY(OP曲)
  13位 「euphoric field」 ef - a tale of memories.(OP曲)
  14位 「鳥の詩」 AIR(OP曲)
  15位 「家路」 宇宙海賊ミトの大冒険(ED曲)
  16位 「CALL ME CALL ME」 カウボーイ・ビバップ(挿入歌)
  17位 「暁の車」 機動戦士ガンダムSEED(挿入歌)
  18位 「Little Busters!」 リトルバスターズ(OP曲)
  19位 「THANATOS」 劇場版 新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に(主題歌)
  20位 「謡III -Reincarnation-」 劇場版 GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊(主題歌)
  21位 「時の河」 横山光輝 三国志(OP曲)
  22位 「空の名前」 NINKU -忍空-(ED曲)
  23位 「雪のツバサ」 銀魂(ED曲)
  24位 「プラチナ」 カードキャプターさくら(OP曲)
  25位 「戦士よ、起ち上がれ!」 魔装機神サイバスター(OP曲)
  26位 「RISING」 X-MEN(OP曲)
  27位 「UNDER GROUND」 天元突破グレンラガン(ED曲)
  28位 「アイアンリーガー -限りなき使命-」 疾風アイアンリーガー(OP曲)
  29位 「魂のルフラン」 劇場版 新世紀エヴァンゲリオン シト新生(主題歌)
  30位 「地球ぎ」 聖闘士星矢 冥王ハーデス編(OP曲)


[20997] Re:野球・サッカー・AI・アニソンなど、諸々雑談(長文)削除   返信 
2017/4/8 (土) 19:57:40 物秦

> 昨年の記念大会に準ずれば、南米10ヶ国+日中韓&東・東南アジア予選3ヶ国って感じで。
オーストラリアが確実に一枠埋めるのでは・・・・
韓国最終予選で最下位に沈んでますし豪州とチェンジがまだ3枠混戦模様になるかと

> ようやく世間的にも知られる様になりましたけど、正直ヤバいですよ、これは・・・・
> 洋の東西や今昔を問わず、過度な忖度が蔓延した組織は、碌でも無い結果を招いており、
> 前の大戦においても、その実例はドイツや日本で嫌ってほど見られました。
> 特に日本は「空気」という妖怪が支配する社会なので、これを暴走させるのは本当に危険です。
> 個々人の小さな保身や我儘が、権力や群衆を介して集約し、巨大な化け物に育て上げますからねえ。


与党牽制する野党が自滅しては残念がら慢心となつのは当然です
まともな野党出た時にまた自民党野党入りコースかと

> > 私は「ラブライブ!」は視聴していなかったので、
> > 1位、2位がさっぱり分からない非国民になってしまいました。

> 私もラブライブは見ていないので、投稿時には気が付かなかったのですが、
> 前々回の紅白歌合戦で歌った「それは僕たちの奇跡」って、21位なんですね。
> てっきり1位か2位の曲が、紅白での楽曲なのかと思ってました。
> ちなみにTOP30だと、23位も、24位も、25位も、ラブライブの楽曲だと(苦笑)。
> ・・・って、更によく見ると、TV版が1位・21位・23位、劇場版が2位・24位・25位ですから、
> 私たちが見えない所で、TV版派と劇場版派による暗闘が繰り広げられてたみたいです(笑)。


連動してるソーシャルゲームも劇場版のが出来良かったり
ただ長年配信されて馴染み有るのはTV版のだったり
ラブライブは神田神社とタイアップ企画やってたので
そっち方面で知りました


[21032] サッカー代表戦「環太平洋カップ」の妄想案(笑)削除   返信 
2017/4/28 (金) 22:56:49 徳翁導誉

> > 昨年の記念大会に準ずれば、南米10ヶ国+日中韓&東・東南アジア予選3ヶ国って感じで。
> オーストラリアが確実に一枠埋めるのでは・・・・
> 韓国最終予選で最下位に沈んでますし豪州とチェンジがまだ3枠混戦模様になるかと

えっ!? 韓国はW杯出場圏内のA組2位ですよ(豪州はプレーオフ圏のB組3位)。
ちなみにA組の最下位は、2022年W杯の開催国であるカタールです。
直近の東アジア杯にしても、優勝したのは韓国で、日本は最下位でしたし、
過去6大会の予選突破国は、北朝鮮3回・香港2回・豪州1回です(日中韓はシード国)。

あと、昨今のサッカー界事情を考慮すれば、日中韓の連携は今後の国際戦略的に不可欠ですし、
そもそも豪州は東アジア連盟所属じゃ無い上に、共催するには地理的に遠くて季節も逆ですからねえ。
豪州は東南アジア連盟所属ですけど、予選となるASEAN選手権(スズキカップ)には不参加であり、
これがASEAN諸国のように、優遇する事で十分なメリットが望めるなら話は別ですけど、
単に実力面だけの話であれば、それこそ南米諸国との対戦で補って余りある訳で・・・・
それに、ここまで世界の代表日程が、各大陸内での試合が中心となってしまうと、
日本サッカーの強化の為には、アジア中堅国の底上げも重要な課題になってきます。

まあ理想を言えば、加速するばかりの欧州一強時代に対抗する為にも、
南米のスター選手と、北米のビジネス力と、アジアの市場規模で、タッグを組みたい訳ですね!!
南米も北中米もアジアも大陸選手権はW杯翌年にあり、EURO開催年の夏は日程が空いてますし、
もし本当にコンフェデ杯が廃止されるなら、環太平洋の3大陸王者を集めるのも面白いと思うんです。
商業面も考えて、北中米ゴールド杯のように、各大陸の最重要国にはシード枠を設けつつ、
第4ポットにアジア各地域の大会王者枠を設ければ、地域大会の方も今以上に盛り上がるでしょうし、
サッカー熱は高いけど、世界大会には縁遠い東南&南アジア勢も、これなら上手く巻き込めるかと。
妄想で「環太平洋カップ」のポット分けを考えると、こんな感じでしょうか?(笑)

 第1ポット 日本・韓国・中国+アジア王者(シード国の日中韓を除くアジアカップの最上位国)
 第2ポット ブラジル・アルゼンチン+南米王者&準優勝国(伯亜除くコパ・アメリカの上位2ヶ国)
 第3ポット アメリカ・メキシコ+北中米王者&準優勝国(米墨除くゴールドカップの上位2ヶ国)
 第4ポット 東アジア杯・東南アジア選手権・南アジア選手権・ガルフカップの各地域王者
 ※ 北中米2位に替えてオセアニア王者や、東アジア最上位と東南アジア2位のプレーオフでもOK ※

イメージしやすいように、直近の大会成績から上記順に組分けすると、こんな感じですね。
 A組 日本・ブラジル・アメリカ・北朝鮮orインドネシア
 B組 韓国・アルゼンチン・メキシコ・タイ
 C組 中国・チリ・ジャマイカ・インド
 D組 豪州・コロンビア・NZ(orパナマ)・カタール

まあ実現は困難でしょうけども、昨年には北中米&南米の共同大会が実際に行われましたし、
環太平洋の4大陸連盟が手を組めば、FIFA内の政治力学的にもかなりの発言力を望め、
しかもアジア市場をちらつかせる事で、FIFA側にも実益を見せれば、決して不可能では無いかと?
中国・インド・ASEANの市場規模というのは、アジアにとって強力な武器ですからねえ。
極端な話、アジア連盟を東西分割して、東部はオセアニアと合併する案が本当に実現すれば、
新連盟の大陸選手権に、他大陸からのゲスト国も参加させる事で、これに近い大会にする事は可能です。
まあ個人的には、中東でのアウェー戦とかも好きなのですが、やはり選手の移動は大変ですし、
今後も湾岸諸国の発言力が強く、中東の気候や断食月の影響で、東部に不自由な日程を組まされるなら、
アジア連盟の東西分割も選択肢の1つかと(それも込みでの「東アジア連盟」設立だったでしょうし)。


> > ようやく世間的にも知られる様になりましたけど、正直ヤバいですよ、これは・・・・
> > 洋の東西や今昔を問わず、過度な忖度が蔓延した組織は、碌でも無い結果を招いており、
> > 前の大戦においても、その実例はドイツや日本で嫌ってほど見られました。
> > 特に日本は「空気」という妖怪が支配する社会なので、これを暴走させるのは本当に危険です。
> > 個々人の小さな保身や我儘が、権力や群衆を介して集約し、巨大な化け物に育て上げますからねえ。

> 与党牽制する野党が自滅しては残念がら慢心となつのは当然です
> まともな野党出た時にまた自民党野党入りコースかと

「まともな野党が出た時」と言われましても、
政党って何処かから突然に、ポンと生まれてくる訳じゃないですからねえ・・・・
って、魅力的に映る扇動ポピュリズム政党がいきなり台頭したら、それこそ危険信号ですが。
(解り易く警戒される極右・極左とかより、イタリアの5つ星運動みたいな方が実はヤバい気も?)

民主主義の社会において、政治とはまさに国民レベルと社会状況を映す鏡です。
「政党は有権者が育てる」という認識も無いまま、ジミンガー、ミンスガーと非難しているようでは、
与党も野党もマスコミも、そのレベルに合わせるだけなので、この泥沼からは脱せないでしょうね。
政府やマスコミの対応を見る限り、政治的な失言・失態は大した問題にならないのに、
(それでも復興担当大臣の2連発は、さすがにカバー出来なかったようですね)
私的な愛人問題で議員辞職や離党に追い込まれるのが、今の有権者(特に政権支持層)の声ですので。
(それにしても、昨今の不倫叩きブームは凄いなと感じつつ、NHK教育の攻めっぷりも逆に凄い・笑)
 障害者情報バラエティー バリバラ「目を覚ませ乙武さん」
 http://www6.nhk.or.jp/baribara/lineup/single.html?i=412

民主政治の先駆者であるアメリカやイギリスですら、今の社会下ではあんな事になってますし、
昭和末期から四半世紀かけて積み上げたモノを、野田政権が一気に壊してしまった以上、
つたない日本の民主政治を、ここから何とか形にしていくのは、かなり絶望的だと思いますよ。
55年体制からの脱却どころか、55年体制以下の政治レベルまで急落しちゃいましたし・・・・
ここから立て直せるシナリオが本当にあるのなら、是非とも是非とも知りたいです!!


> > > 私は「ラブライブ!」は視聴していなかったので、
> > > 1位、2位がさっぱり分からない非国民になってしまいました。

> > 私もラブライブは見ていないので、投稿時には気が付かなかったのですが、
> > 前々回の紅白歌合戦で歌った「それは僕たちの奇跡」って、21位なんですね。
> > てっきり1位か2位の曲が、紅白での楽曲なのかと思ってました。

> 連動してるソーシャルゲームも劇場版のが出来良かったり
> ただ長年配信されて馴染み有るのはTV版のだったり
> ラブライブは神田神社とタイアップ企画やってたので
> そっち方面で知りました

神田明神だけでなく、鷲宮神社とかもそうなんですけど、
聖地巡礼自体は良いと思いますし、百歩譲って痛絵馬とかも許せるにしても、
流石に、所構わずコスプレ撮影会場にしちゃうのは、どうにかなりませんかねえ?

自分で言うのも何ですが、世間一般のレベルに比べると、
サブカル文化に対して理解はある方だと、私自身では思ってますけど、
傍迷惑なオタ活動が、最近ちょっと目に余るようになって来た気がします。
公共地だろうが、観光地だろうが、住宅地だろうが、我が物顔でお構いなしとか、
意識高い系に嫌がらせする為の「痛車でスタバに行こう」ブームなんて、
一昔前のオタ社会の倫理観からすると、ちょっと考えられなかったかと?
・・・って、ただ単に、以前は日陰な存在だったオタク層が、今では日の目を見て、
人数自体も増えた事で、一部が悪目立ちするようになっただけかも知れませんけどね。

私も以前なら、秋葉原と神保町をハシゴする際には大体、
「神田明神→湯島聖堂→ニコライ堂」を経由するルートで行ってましたけど、
ラブライブ以降は、神田明神をスルーする事が多くなったかも知れません。
まあ神田明神はあまりに秋葉原に近過ぎるので、もう半ば諦めてますが(苦笑)。
ただその一方で、例えば最近の「刀剣乱舞」ブームによって、
今までは博物館に死蔵されがちだった名刀が、これを機会に展示される事も多くなり、
しかもグッズ販売によって、金欠気味の博物館側にも臨時収入が入ってるみたいなので、
一概に悪い事ばかりではなく、要は共存や棲み分けの問題なんですよね(笑)。
もっと解り易く言えば、既存の客層に迷惑を掛けない上で、新規の客層になるが理想と。


[21016] 野球、将棋、アニソン等の雑談の続き削除   返信 
2017/4/26 (水) 01:29:30 ほのぼのさん

掲示板用サーバーが復旧して良かったです。
しばらくの間掲示板が落ちていたときは、もう復旧しないのかとヒヤヒヤしていましたので。
ということで、前回のお返事も兼ねてとりとめのない話題をいろいろと。

▼野球論全般

> う〜ん、この辺は私とほのぼのさんとで、「緻密な野球」という言葉の捉え方が違うのかも?
> 100試合やって勝率6割を目指す方法と、その1試合の勝率を少しでも上げる方法は、
> ちょっと異なる所があり、WBCで求められる後者の戦い方は、日本が断トツだと思うんです。
> それはやはり、日本のアマチュア野球は、良くも悪くもトーナメント戦が主体ですが、
> 海外だとリーグ戦が基本で、選手の強化には適していても、一戦必勝の戦い方には不慣れだと。
> (サッカーの選手育成だと、こうしたアマの仕組みが、諸悪の根源のように叩かれてますね)


確かに100試合以上戦うリーグ戦と短期決戦では求められるものが違いますよね。
野球は統計のスポーツといいますが、リーグ戦ではやはり個々の選手のパフォーマンスの積み重ねが
勝率につながると思います。それこそ控え選手も含めて総合力がないとリーグ戦を制することはできない。
それに対し、1試合1試合が大事な短期決戦では、極論ですが「ピッチャーが全て」だと思うんですよね。
どんなにチームの総合力が良くても、相手ピッチャーが素晴らしかったり自チームの主力打者と相手ピッチャーの
相性が悪ければ点を取るのは難しい。
そういう意味では、メジャーの一線級の投手を呼ぶことができなかった時点で、WBC準決勝からのトーナメント戦は
日本にとって不利だったような気もします。これも言ってしまえば結果論ですが。

> いま流行のセイバーメトリクス(統計的な選手評価の数値化)とかもそうですけど、
> 正直言って、まだ現状では「数字遊び」の域を出てないと思うんですよねえ・・・・
> 例えば、過去のデータに基づく極端な守備位置のシフトとか、WBCでも見られましたけど、
> プロとして力勝負を魅せるシーズン中ならまだしも、真剣勝負の場では愚策にしか見えません。
> だって本気で勝利に徹するなら、ガラ空きの方向へ打球を転がせば良いだけですので。
> それに、「ヒット性の打球をアウトにし、アウト性のをヒットにする」のと、
> 「ヒット性はヒットで、アウト性をアウトにする」とは、数字上では一緒でも、
> マウンドで投げてる投手に与える精神的負担は、決して一緒では無いですから。
>
> もちろん、感覚頼りだった昔に比べれば、様々な数値が出るのは助かる一方、
> まだ過渡期という事もあってか、プレー感覚の無視や恣意的な解釈もかなり気になり、
> 絶対視できる所までは、全然到達できていないというのが、私の正直な印象ですね。
> しかし実際にこうして数値で表されると、それを絶対視というか神聖視してしまう層もおり、
> 仕方の無い事なのかも知れませんが、悪い面も目立っているのが現状かと・・・・
> WHIPやOPSなどにしても、野球に新たな指標が増えたというだけの話で、
> これらの新数値を有り難がり、打率や防御率などを腐すような傾向は、何だか面倒な限りです。
> (野球ほど数値化される競技も少ないので、ファンが数字遊びとして楽しむ分には構いませんが)


いやあ、私もこの前紹介した本(ビッグデータ・ベースボール)を読む前は同じような意見でしたが、
この本を読んで考えが大きく変わりましたね。メジャーリーグのベースボールはここまで緻密になっているんだと圧倒されました。
物語は、20年間連続で負け越しのピッツバーグ・パイレーツがイチかバチかの統計的手法を取り入れることから始まります。
野村ID野球もそうですが、やはり統計的手法を取り入れるってのは「資金も一流選手もない弱者の戦略」に他ならないんですよね。
強いチームが率先して取り入れないのは、やはり伝統的な考えが依然として選手やコーチ、監督の中では主流であり、
統計的手法を取り入れることは自分たちの過去を否定することになるからだと思います。
そして、この本が最も主張しているのは、統計的手法そのものではなく、それを古い考えの選手たちに
受け入れさせる「コミュニケーション」の大切さです。監督がいかに選手やコーチたちと、データの「分析者」たちを調和させたかに
ついて事細かに書かれています。
どのチームも統計的手法の重要性には気づいているものの、それを現場に納得させることが最大のハードルとなるわけです。
そして、両者が結びつくことによって初めて、弱者が強者を倒すことができることをパイレーツの快進撃とともに描いています。

> そして結局、どれだけ大量のデータを収集できても、分類の方が未成熟なので、
> 経験則による漠然として解析にさえ、なかなか追いつけてない気がするんですよね。
> なので現状では、大量のデータと経験則を、うまくリンクさせられるタイプが最良なのかも?


そういうわけで、おっしゃる通りこの本ではまさに大量のデータと経験則をうまくリンクさせることの大切さが書かれています。
ただ、統計的手法のアドバンテージは他のチームも真似することができること、パイレーツの快進撃を見た他のチームが
同じ手法を取り入れることにより、弱小チームであるパイレーツは更なる別の統計的な視点が求められるようになってきます。
このあたりはまさにいたちごっこですね。そういえば日本のバレーボール代表も統計的手法により身体的に劣っていながら
強国を破ってきましたが、他の国も真似し始めるようになると勝てなくなってしまい更なる改善が求められるってのも似ているような気がしますね。

ただ、そうやってリーグ戦で高い勝率を残したパイレーツも、ディビジョンシリーズ進出をかけたワイルドカードゲーム(1試合の短期決戦)では
2年連続で相手の素晴らしい投手の前に屈してしまいます。冒頭に挙げた短期決戦は投手が全てという意見はここからもきているわけですね。

あと、この本を読んでいて興味深かったのは、アメリカの場合在野の統計オタクたちの数と情熱がすごいというところですかね。
統計オタクたちはブログ等で大量のデータを様々な角度から分析して紹介する。
そして、それを見たプロ球団が「分析官」として彼らを雇用するようになります。このようにして、マイナーリーグを含めたプロ野球経験が全くない
人たちがメジャーリーグの各チームのフロントにどんどん入っていくわけです。
当然のことながら現場の選手たちはまるで宇宙人のように彼らを見るわけですが、パイレーツではこのような分析官を選手たちに受け入れさせるのに成功しています。
野球好きの統計オタクからしたら、プロ球団のフロント入りできるというのはまるで夢のようなお話ですね。まさにアメリカンドリームです。

私も結構データ分析とか根っから好きで、「日本大統領選挙」ではどのプレーヤーよりも統計的にこのゲームを捉えようとしていましたが、
アメリカの在野の統計オタクの凄さには驚かされるばかりです。

▼将棋の電王戦第1局
佐藤名人とPonanzaの第1局はやはりというかPonanzaの圧勝でしたね。
Ponanzaのあの初手、第3手で勝ってしまうのをみると、今までの定跡は何だったんだという気持ちもあります。
将棋ソフトとトップ棋士との間には「角落ち」くらいの実力差があるんじゃないですかね。
思うに、将棋ソフトとトッププロ棋士が拮抗していたのは2012〜2013年あたりだったと思います。
「不屈の棋士」によれば、三浦九段がGPSに敗れた時点で、将棋ソフトがトッププロ棋士に追いついたと
考える棋士も多いようでしたし。あのときに羽生名人やトップ棋士が将棋ソフトと対戦していれば白熱した勝負が見られたと思うんですけどね。
第2局も佐藤名人の先手ですがおそらくはPonanzaが圧勝するのではないかと予想します。

> それにしても、中継を見ていて気付いたのですが、今回は全くスポンサーが集まらなかったんですね。
> あのようなトラブルも、ドワンゴ側の運営資金の不足による影響が出ていたのかも?
> もっと言うと、実力面よりも金銭面の影響で、1年早めて電王戦を今回で最後にしたのかも?
> 確かに以前に比べれば、注目度の面で落ちているのは否めないものの、それでも今回は名人登場ですし、
> NHKでもこうして↓番組で取り扱うくらいの関心はある以上、ドワンゴ側の能力不足も否めないかと。


うーん、カワンゴこと川上量生氏が興味を失ったってのも大きいような気がします。

▼数学セミナーでの川上量生氏のインタビュー

数学セミナー2017年4月号の川上量生氏のインタビューがとても面白かったのでちょっと紹介。
電王戦の話も出ており、この話も興味深いのですが、一番驚いたのは川上量生氏が3組の数学家庭教師に数学を教えてもらっているところですね。
それも、仕事に直結するような勉強はしないで、純粋に数学を楽しもうという姿勢にこの人の好奇心の強さをひしひしと感じました。

ところで、「データ」と「数学」は似て非なるもののような気がしますね。
さっきも書きましたが私はデータは好きなのですが、数学はどうもとっつきにくいところがあります。
(大学受験のときは数学が一番得意だったんですけどね・・・)
なので、理系出身にもかかわらず今の仕事は一番理系から遠いところになってしまってますね。

▼森内九段のフリークラス転出

> って、名人敗戦も確かにニュースではあるのですが、将棋界的に言うと、
> 同時に流れた、森内九段のフリークラス転出というニュースの方が、より衝撃的だったかと!?


これには私もびっくりしましたね。
そして、将棋連盟の理事選に出馬と。
三浦九段冤罪事件を収束させることができていない現状では、森内九段には将棋連盟の内側から今の散々な現状を変えていってもらいたいものですね。

▼千田六段が升田幸三賞を受賞

だいぶ前に、

> それはさておき、最近では将棋でも「ソフト発の新手」「ソフト発の新定石」が
> 話題にあげられることが多いですね。
> 最近流行りの「居角左美濃」は、ソフト発祥の戦略だと言われておりますが、
> 千田五段が去年最初に実戦で投入し、今年になってA級順位戦でも登場するなど
> けっこう注目を浴びている戦法をいえるでしょう。
> 将棋界では毎年新手や新定石を考えた人に升田賞が与えられますが、
> そろそろ「コンピュータソフト」が升田賞を受賞してもおかしくないかもしれないという状況です。


と書きましたが、まさにこれが現実になってしまいましたね。
(厳密には、千田六段の受賞理由は居角左美濃に加えて角換わり4二玉型の新工夫もありますが、
後者もソフト発の手だそうです)

本当は千田六段ではなくPONANZAが升田幸三賞を受賞すべきだったのでしょうが、それはさすがに将棋連盟が認めたくなかったと(笑)。
せめてもの救いは千田六段本人が受賞者にPONANZAまたはコンピュータ将棋それ自体を推していたことですかね。

▼藤井聡太新四段

羽生三冠を破ったということで、いろいろなところで取り上げられていますね。
実力はおそらくトップ20くらいには入るのでしょうが、それにしても報道が過熱気味ですね。あくまで非公式戦に過ぎないのに。
うがった見方をすれば、三浦九段冤罪事件でダーティーなイメージがついた将棋界が
藤井新四段を全面押しすることで少しでも不祥事をごまかそうとしているようにしか見えないのですが・・・
プロ入り1年後で王将リーグ入りし、公式戦で羽生三冠を破った近藤誠也四段の方がよっぽどすごいのですが、
彼がマスコミで大きく取り上げられることはないのが残念なところです。
(藤井聡太新四段だけをヒーロー扱いするマスコミの「スターシステム」は、やっぱり好きではないですね)

それにしても不甲斐ないのは14歳の新四段に負けたA級棋士たちです。
非公式戦とはいえ、ここまで完膚なきまでにやられたら、今までのプロ棋士ってのは何だったんだという話になってしまいます。
将棋ソフトに歯が立たないということも加えて、ここ1,2年でプロ棋士達の力や権威が虚構であったことが次々に露呈していってますね。

▼ 私個人のアニソン・ランキング

私も好きなアニソンTOP15を何となく考えてみました。
(はじめはTOP30にしようと思いましたが、途中で力尽きました・・・)

「個人的なアニソン・ランキング」
 1位 「君をのせて」 天空の城ラピュタ(ED曲)
 ・これまでの人生やこれからの人生の中でもこの曲より感動することはないでしょう。
  ドーラ達との再会時のアップテンポな曲調から、映画フィナーレの曲調に続き、そこからこの曲に入る一連の流れはまさに神展開です。
 2位 「魔訶不思議アドベンチャー」 ドラゴンボール(OP曲)
 ・ドラゴンボールといえばやはりこの曲です。初期の「冒険」という感じが前面に出されていてたまらなく好きですね。
 3位 「夢冒険」 アニメ三銃士(OP曲)
 ・メロディも良いのですが、歌詞も好きでしたね。アニメ三銃士の世界観にぴったりの曲です。
 4位 「銀の意志 金の翼」 英雄伝説 空の軌跡 THE ANIMATION(OP曲)
 ・本当はPCソフトが元ですが、好き過ぎる曲なので無理やりアニソンランキングに挿入。小寺可南子verよりも山脇宏子verが好きです。
 5位 「炎のたからもの」 ルパン三世 カリオストロの城(主題歌)
 ・ヒロインのクラリスにマッチする名曲ですね。銭形警部の最後のセリフも好きでした。

 以下、曲だけ紹介
 6位 「きみのこえ」 雲のむこう、約束の場所(主題歌)
 7位 「残酷な天使のテーゼ」 エヴァンゲリオン(OP曲)
 8位 「ルビーの願い」 劇場版それいけ!アンパンマン ルビーの願い(テーマ曲)
 9位 「夢想歌」 うたわれるもの(OP曲)
 10位 「鳥の詩」 AIR(OP曲)
 11位 「コネクト」 魔法少女まどか☆マギカ(OP曲)
 12位 「スターダスト・ボーイズ」 宇宙船サジタリウス(OP曲)
 13位 「魂のルフラン」 劇場版新世紀エヴァンゲリオン シト新生(主題歌)
 14位 「やさしさに包まれたなら」 魔女の宅急便(ED曲)
 15位 「ぼくドラえもん」 ドラえもん(OP曲)

うーん、世代がばれてしまうような選曲ですな。


[21033] 野球・数学・将棋・アニメ・茶道具の話削除   返信 
2017/4/28 (金) 22:57:36 徳翁導誉

> 掲示板用サーバーが復旧して良かったです。
> しばらくの間掲示板が落ちていたときは、もう復旧しないのかとヒヤヒヤしていましたので。

どうも、心配をお掛けしました。
・・・って、この件で一番振り回されたのは、たぶん私ですけどね(笑)。
いや本当、10年分2万件のログがどうなるか、かなりヒヤヒヤさせられましたよ。
復旧しなかった場合を考えた作業も、結構大変だった上に、結局は幸運にも使わず仕舞いでしたし。


▼ 野球論全般
> > う〜ん、この辺は私とほのぼのさんとで、「緻密な野球」という言葉の捉え方が違うのかも?
> > 100試合やって勝率6割を目指す方法と、その1試合の勝率を少しでも上げる方法は、
> > ちょっと異なる所があり、WBCで求められる後者の戦い方は、日本が断トツだと思うんです。
> > それはやはり、日本のアマチュア野球は、良くも悪くもトーナメント戦が主体ですが、
> > 海外だとリーグ戦が基本で、選手の強化には適していても、一戦必勝の戦い方には不慣れだと。

> 確かに100試合以上戦うリーグ戦と短期決戦では求められるものが違いますよね。
> 野球は統計のスポーツといいますが、リーグ戦ではやはり個々の選手のパフォーマンスの積み重ねが
> 勝率につながると思います。それこそ控え選手も含めて総合力がないとリーグ戦を制することはできない。

あと、一戦必勝の戦い方では、100試合なんて疲れて持たないという面はありますね。
だからこそ、短期決戦であれば、念には念を入れて、更に念を入れる所を、
長期のリーグ戦では、とりあえず念を入れるくらいに止めておくと。

> それに対し、1試合1試合が大事な短期決戦では、
> 極論ですが「ピッチャーが全て」だと思うんですよね。
> どんなにチームの総合力が良くても、相手ピッチャーが素晴らしかったり
> 自チームの主力打者と相手ピッチャーの相性が悪ければ点を取るのは難しい。

よく言われる例として、2001年の智弁和歌山がありますね。
2000年には全国制覇を果たし、2002年も準優勝だった智弁和歌山ですが、
2001年の県大会の1回戦で、相手投手の好投にハマり、初戦敗退した事がありました。

昨夜の春の東京都大会・決勝「早稲田実業 18x-17 日大三高」みたいに、
ド派手な乱打戦も良いんですけど(それにしても、高校野球で平日にナイターって・・・)、
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170427/k10010963921000.html
私自身がピッチャーだったからかも知れませんが、やはり投手戦の方が個人的には痺れますね。
番狂わせが起きやすいのも、やはり接戦の投手戦がほとんどでしょうし、
それこそ乱打戦となれば、投手1人の力ではなく、野手全員の総力戦になると。

> そういう意味では、メジャーの一線級の投手を呼ぶことができなかった時点で、
> WBC準決勝からのトーナメント戦は日本にとって不利だったような気もします。
> これも言ってしまえば結果論ですが。

ただ、WBCの大舞台だと、「どうだ、日本国内にも凄い投手が居るだろ!!」と、
国内外に向けて見せ付けたい気持ちが結構強いので、個人的には国内組中心でも良いかも?(笑)
田中やダルビッシュではなく、菅野があれだけの好投をするからこそ、
「凄いなぁ」という思いが、より強まる側面はあると思いますし、
対戦経験のあるメジャー組より、対戦経験のない国内組の方が、上手くハマる可能性もありますし。

もちろん、一線級のメジャー投手が参戦してくれれば、それはそれで嬉しいですけどね。
あと強いて言うなら、WBCでは時期やルール的に、
リリーフ陣や野手陣の方が、メジャーリーガーの実力を発揮してくれそうですけど、
現在の日本人メジャーリーガーだと、まさにその部分で選手層が薄くて・・・・

> > いま流行のセイバーメトリクス(統計的な選手評価の数値化)とかもそうですけど、
> > 正直言って、まだ現状では「数字遊び」の域を出てないと思うんですよねえ・・・・
> > 例えば、過去のデータに基づく極端な守備位置のシフトとか、WBCでも見られましたけど、
> > プロとして力勝負を魅せるシーズン中ならまだしも、真剣勝負の場では愚策にしか見えません。
> > だって本気で勝利に徹するなら、ガラ空きの方向へ打球を転がせば良いだけですので。

> いやあ、私もこの前紹介した本(ビッグデータ・ベースボール)を読む前は同じような意見でしたが、
> この本を読んで考えが大きく変わりましたね。
> メジャーリーグのベースボールはここまで緻密になっているんだと圧倒されました。

う〜ん、そこまで言われると、少し興味も湧いてくるのですが(笑)、
でも私も、その本は読んでませんけど、実際のMLBの試合で実例は目にしており、
それでも尚、引っかかる所が多いんですよねえ・・・・
これがまだ私だけの意見なら、「思い過ごしかな?」とも思えるのですが、
日本とアメリカの野球を両方体験した、小宮山や黒田も同じような発言をしているので、
それを聞いてからは、「そんなに的外れじゃないのでは?」と考えていますね。

> 統計的手法を取り入れることは自分たちの過去を否定することになるからだと思います。
> そして、この本が最も主張しているのは、統計的手法そのものではなく、
> それを古い考えの選手たちに受け入れさせる「コミュニケーション」の大切さです。
> 監督がいかに選手やコーチたちと、データの「分析者」たちを
> 調和させたかについて事細かに書かれています。

確かに実際の運用を考えた場合、そういった調整はとても重要ですけど、
技術面の話に関心が向いてる時には、その背景にある人間ドラマみたいなモノって、
個人的には正直、ほとんど関心が向かないんですよねえ・・・・

> > > > もちろん、メジャーリーガーの圧倒的なパワーとスピードも、見ていて凄く楽しいですし、
> > > > ベースボールにはベースボールの戦術があるのですが、緻密さであれば野球の方が上かと?

> > > 準決勝の日米戦を観ていたのですが、アメリカも緻密な野球をやっていたと思いましたよ。

> > そして結局、どれだけ大量のデータを収集できても、分類の方が未成熟なので、
> > 経験則による漠然として解析にさえ、なかなか追いつけてない気がするんですよね。
> > なので現状では、大量のデータと経験則を、うまくリンクさせられるタイプが最良なのかも?

> そういうわけで、おっしゃる通りこの本ではまさに
> 大量のデータと経験則をうまくリンクさせることの大切さが書かれています。
> ただ、統計的手法のアドバンテージは他のチームも真似することができること、

例えば、ここ数年、メジャーリーグで急増した極端な守備シフトにしても、
確かに効果が出ているからこそ、これ程までに急増しているのでしょうけど、
でも、極端なシフトで成績が落ちるような選手は、時間が経てば淘汰されて行くでしょうし、
逆に生き残る選手は、その極端なシフトを破り、シフトの取り方も落ち着いてくるでしょうから、
それが有効な内って、果たして「緻密な野球」と言えるのだろうか?と思う訳ですね。
もっと言うと、この流れって既に日本野球では、50年前に通過している道なんです。
(広島が親会社マツダのコンピューターを使い、統計分析から「王シフト」を行ったのは有名かと?)
MLB程じゃ無いにしても、日本にもアソボウズやデータスタジアムみたいな分析会社はあり、
各球団ともそのデータを活用してますけど、MLBほど極端な守備はほぼ見られません。
それはある意味で、落ち着く所に落ち着いてる証のような気もします。

極端なシフトが有効なのは、アメリカの文化や不文律の影響もあるのですが、
興行的な不文律で普段は縛っていても、真剣勝負の場では勝利の為に破られますし、
その辺の二律背反が、前回のWBCでは「乱闘」という形で現れましたね(笑)。
6点差以上ある終盤に、勝ってる側は盗塁やバントをしないと言うのが、MLBの流儀ですが、
一戦必勝、しかも失点率まであるWBCでは、1点でも多くのリードが欲しいのは当然で、
WBCで勝つ為に行った「MLBの掟破り」が、結果として7人もの退場者を出す事になると・・・・
まあ確かに、極端なシフトも力勝負も面白いですが、それを緻密とは感じられないんですよね。
データ活用は最先端でも、「お約束」の上に成り立ってるなら、果たして「緻密」と言えるのかと?
日本だとアマチュア野球で「勝利」に徹した戦い方を、散々 見せられ&行わされているので、
そういう意味ではベースボールよりも野球の方が、「団体競技」としての色彩が強いんだと思います。

カウントやイニング、得点差などに応じて、内野手は守備位置を変えるとか、
アウトローで決める為に、インハイを活用するみたいな配球リードなんて話も、
メジャーでは新しいのかも知れませんが、日本では高校球児でもやってる当たり前の事ですし、
それだけの項目では足りないので、もっと複雑に微調整しながらプレーしてますからねえ。
とは言え、こうした経験則だけに頼らない「マニュアル作り」というのは、
経験則を作るのが苦手な人や、経験の乏しい新人などには、非常に効果的だとは思います。
しかし、そうしたマニュアルを遵守するだけでは、職人技は超えられない気もするんですよね。
で、私が求める次世代のデータ活用というのは、プロの職人技すら超えるレベルなんです。
(将棋ソフトで例えれば、Bonanza登場前の激指ではなく、現在のPonanzaを求めてる感じ?・笑)

そうは言っても、投げたボールの回転軸や回転数を計測できる技術とか、
「アメリカは進んでるなぁ」と驚かされる事は、本当に数多いの事実ですけどね。
伸びのある速球とか、キレのある変化球とか、原理的には解っていても、
それがどれくらい実現できてるかの判断は、今まで経験と感覚が頼りでしたが、
このように具体的に数値化されると、より精度を上げやすくなりますので。
思い出してみると、私が物理学の道に進んだキッカケも、
「変化球を投げたい」という所がスタートでしたからねえ(笑)。
私が野球を始めた当時は、理屈派よりも感覚派の方が大勢でしたけど、
こうして様々な技術が登場する事で、今後はその比率も逆転するのでは?と考えています。
って、この辺は他のスポーツでも、それこそ同様の事が言えるのでしょうが。
そしてトップクラスになる程、各分野の専門家による分業サポート体制が確立されると。

▼ スポーツにおける統計データ活用
> そういえば日本のバレーボール代表も統計的手法により
> 身体的に劣っていながら強国を破ってきましたが、
> 他の国も真似し始めるようになると勝てなくなってしまい
> 更なる改善が求められるってのも似ているような気がしますね。

まあ、基本的にどのスポーツでもそうなのでしょうけど、
やはり技術力や作戦力が同じならば、どうしたって身体能力の高い方が有利でしょうからねえ。
野球だって、あのスピードとパワーを持つ外国人選手に、
緻密なプレーをされたら太刀打ちできないかも知れませんし、
サッカーとかでも、以前は日本人選手の売りだった「チームへの献身性」が、
南米のスター選手にも、それが求めれられる現在では、以前ほどアドバンテージがありません。

それでもまだ球技とかは、いろいろ戦い様がありますけども、陸上とかはキツいですよね。
特に如実なのはマラソンだと思いますけど、あんなハイスピードで2時間走られたら、
日本人選手がメダル争いに絡むのは、相当厳しいかと思います。
(今度ナイキが、マラソンの2時間切りを目指す実験プロジェクトを行うらしいですね)
昨年のリオ五輪で世界を驚かせた4x100mリレーにしても、
他の国々もバトンパスが上達すれば、9秒台ランナーの居ない日本は勝負できないでしょうし。

人種的な身体能力で差が出ない競技となると・・・それこそ、
2006年と2010年のアジア大会(アジア版五輪)で行われたチェスですか?(笑)
って、チェスはれっきとしたIOC加盟競技ですし、スポーツはスポーツですよね。
でもまあ、日本人が抱くスポーツの概念には、やはり当て嵌まりませんが。
広州で行われた2010年大会では、チェスだけでなく、囲碁や中国将棋も競技でしたが、
これらの頭脳系競技でも同様にドーピング検査が行われるのは、少しシュールでした。
そして、次回2018年のアジア大会からは、何と「eスポーツ」も行われます!!

eスポーツと言うのは、まあ簡単に言ってしまえば「TVゲーム」ですね。
格闘ゲームやレースゲーム、サッカーゲームなどが、アジア版五輪の中で行われ、
陸上や水泳などと同じメダルを貰うのは、正直おかしな感覚はありますけども、
プロ大会とか、下手なスポーツ大会より人気が有りますし、将来的には五輪採用なんて事も?
これなら日本も勝てそう・・・って、最近はTVゲームも下火だし難しいのかな?
逆に、プロ・ゲーマーが多くいて、金メダル獲得だと兵役免除になる韓国は、
何だか凄くなりそうな気がします(野球だと以前、大リーガーのパク・チャンホ参戦とかありました)。

とりあえず、ニュースのスポーツ・コーナーで扱われるのかが楽しみ(笑)。
2026年のアジア大会は、早くも名古屋開催が決まってますし、
(リニア開業に向け再開発ラッシュ&名古屋城本丸も木造で再建)
広島開催の時にも、カバディやセパタクローという競技を知ったんですよね。
名古屋でも、何か面白い新競技を見たい気はします。
チェスがOKなら、いっそチェス・ボクシングみたいな複合競技とか(笑)。

> あと、この本を読んでいて興味深かったのは、
> アメリカの場合在野の統計オタクたちの数と情熱がすごいというところですかね。
> 統計オタクたちはブログ等で大量のデータを様々な角度から分析して紹介する。

はい、それはよく知ってます(笑)。
まあ元々、野球という競技自体が、他のスポーツに比べても、
圧倒的にデータ量が多いという特色があるのは確かですが、
日米の野球オタクを比べると、やはりアメリカの方が数字好きの比率が高い気がします。
ただそれは、日米の野球文化の違いも影響しているような気はしますね。

例えばメジャーですと選手の入れ替えが激しく、それこそマイナーなんて把握し切れない程いますが、
日本だと全12球団&上限70人で、選手の入れ替えも少ないですから、個々の選手をかなり把握できます。
しかも日本の場合、アマチュア野球が発展&注目されているので、
高校→大学→社会人と、個々の選手のサイド・ストーリーまで実に豊富に知る事が出来ます。
誤解を恐れず言うと、アメリカの野球オタクは理系的で、日本の野球オタクは文系的なのかも?

> そして、それを見たプロ球団が「分析官」として彼らを雇用するようになります。
> このようにして、マイナーリーグを含めたプロ野球経験が全くない
> 人たちがメジャーリーグの各チームのフロントにどんどん入っていくわけです。

さすがにフロント入りとまでは行きませんが、日本ですと、
MLBオタクからMLB解説者にまでなったのが、AKI猪瀬がいますね。

そう言えば、楽天イーグルスが創設された時、初代GMに就任したアメリカ人が、
「外国人選手の獲得は、データを用いれば最適な選択が行える」と豪語して、
いろんな選手を連れてきましたが・・・やはり、上手くは行きませんでしたね(笑)。
「日本の野球に合いそうか?」「日本の生活に馴染めそうか?」などは、
データから判断するのは難しいでしょうし、そこはまだまだスカウトの眼力の方が上かと?
ただ、現在ではスカウトも、選手の掘り出しや絞り込みに、データは活用しているそうで、
何年か前、阪神の海外担当スカウトが、マイナーリーガーのデータの中から、
日本で活躍できそうな投手を見つけ、名前を確認したら「井川慶」だったという笑い話も(笑)。

> 私も結構データ分析とか根っから好きで、「日本大統領選挙」では
> どのプレーヤーよりも統計的にこのゲームを捉えようとしていましたが、
> アメリカの在野の統計オタクの凄さには驚かされるばかりです。

このサイトにある多人数ゲームの中では、
やはり「日本大統領選挙」が、最も統計的でしょうね。


▼ 数学セミナーでの川上量生氏のインタビュー
> 数学セミナー2017年4月号の川上量生氏のインタビューがとても面白かったのでちょっと紹介。
数学セミナーなんて、もう何年も目を通してないので、
正直な所、その存在すら、言われるまで忘れてました(苦笑)。
私は専門が数理物理だったので、数学科との合同授業とかもあったのですが、
ぶっちゃけ、チンプンカンプンな事も多かったのを思い出します・・・・
う〜ん、でも「面白かった」と言われると、やはり気になります(笑)。
先月号となると、大きな書店にでも行けば、まだ有ったりするのかなぁ?
機会があれば、ちょっと頭の隅にでも覚えておきますね。
今年に入り、駅の近くにあった本屋が潰れたもので(泣・Amazonの影響が大きいのかな?)。

> 電王戦の話も出ており、この話も興味深いのですが、
> 一番驚いたのは川上量生氏が3組の数学家庭教師に数学を教えてもらっているところですね。
> それも、仕事に直結するような勉強はしないで、
> 純粋に数学を楽しもうという姿勢にこの人の好奇心の強さをひしひしと感じました。

まあ昨年も、数学の祭典「Math Power 2016」なんていう
完全に個人的趣味に走ったイベントとか、開催しているくらいですからねえ(笑)。
深夜の夜通し企画として行われた「素数大富豪」とか、ちょっと私も惹かれるゲームですけど、
リアルで付き合ってくれる人なんて周囲に居ないですし、ネットには向かない遊びなので・・・・

ちなみに私は、4桁の素数が好きなのですが、
それ以上に、2桁の素数×2桁の素数で作られた4桁の積が好きで、
その一方、1桁の素数×2桁の素数で作られた3桁の積が嫌い、などという性癖があります。
ですから駐輪場に自転車を止める時など、無意識にそれらの数字を探していたりしますね。
まあ、こんな話をすると変人扱いされるので、ほとんど話した事はありませんが(苦笑)。

しかし それにしても、ビートたけしが以前、
フジの深夜でやっていた「コマ大数学科」とかもそうですけど、
こういう趣味人の多様性と質の高さこそ、日本最大の強みだと、私なんかは思うんですよねえ!!
例えば江戸時代の算額とか、ちょっと他所の国では目にしない文化ですし、
「渋谷と秋葉原」なんて話も以前しましたけど、こうした文化のディープさが、
東京を、ただ単に人口が多いだけの都市ではなく、魅力のある都市にしているのだと思います。
ですから東京の成長戦略としては、「世界の趣都」を目指す事が、結構有効なのではないでしょうか?

> ところで、「データ」と「数学」は似て非なるもののような気がしますね。
> さっきも書きましたが私はデータは好きなのですが、数学はどうもとっつきにくいところがあります。
> (大学受験のときは数学が一番得意だったんですけどね・・・)
> なので、理系出身にもかかわらず今の仕事は一番理系から遠いところになってしまってますね。

物理学の観点からすると、データは素材で、数学はツールって感じですね。
なので、そもそも別物のような気もしますけど、ここで言うデータって「統計学」の事なのかな?
そうだとしたら、確かに数学って一般的には、純粋数学の方のイメージが強いので、
応用数学に対して、似て非なるモノというイメージなのも、ちょっと解る感じはします。
ただ一方で、純粋数学も応用数学も、大きく捉えれば当然どちらも数学なので、難しい所です。
でもまあ、数学と統計学の距離よりは、物理学と統計学の距離の方が、近い気はしますね。

P.S.
数学の話になったので、最近見つけた、良い意味で少しヤバそうな本を紹介(笑)。
実は私もまだ読んではいないんですけど、
数理生物学シミュレーションや、人工生命プログラムなんて分野がある一方で、
人間だって動物であり、歴史人口学みたいな分野もありますので、
「地政学も数理モデル化できないかなぁ?」と考え、探したら出てきたのが、この1冊でした。
(中国や欧州の巨大HEXマップとか作ったまま未使用なので、シミュレーションさせても面白いかも?)

「国家興亡の方程式 歴史に対する数学的アプローチ」
https://www.amazon.co.jp/dp/4799317563/


▼ 将棋の話 全般
> 佐藤名人とPonanzaの第1局はやはりというかPonanzaの圧勝でしたね。
> Ponanzaのあの初手、第3手で勝ってしまうのをみると、
> 今までの定跡は何だったんだという気持ちもあります。

でもまあ定跡というのは、ミスを抑えたり、考える負担を減らしたりする、
言わばマニュアルのようなモノだと考えれば、それは元来「人間用」に作られたモノであり、
思考方法の異なるAIには、人間用とは全く別のマニュアルが存在するのでしょうし、
また、人間と同じタイミングで、そのマニュアルを使用するとも思えませんからねえ・・・・

そういう意味では、「今までの定跡は何だったんだ?」というのは、
AIが行うだけでなく、人間が応用できて初めて言える台詞のような気がします。
それに、これと同じ台詞は、恐らく将棋ファンより囲碁ファンの方が、多く発しているかも?(笑)
局面の変化数が多く、序盤ほど複雑な囲碁は、定石の比重が将棋以上に大きいと思いますし、
だからこそ囲碁の定石は、人間の考え方に最適化される形で作られてきたのですが、
囲碁AIなんて、そんな事など お構いなしに打ってきますので(苦笑)。

> 思うに、将棋ソフトとトッププロ棋士が拮抗していたのは2012〜2013年あたりだったと思います。
> 「不屈の棋士」によれば、三浦九段がGPSに敗れた時点で、
> 将棋ソフトがトッププロ棋士に追いついたと考える棋士も多いようでしたし。

当時、A級2位だった三浦八段が、目立ったミスもないのに力負けしたという事実は、
普通の感覚で捉えれば、将棋ソフトの実力を認めざるを得ない結果ですからねえ。

ただ難しいのは、1回の対局で「トップ棋士が敗れた」という事実は明確であっても、
将棋ソフトの実力がトップ棋士に、迫ったのか? 追い付いたのか? 追い越したのか?は、
それだけだと、ちょっと明確には解らないという事ですね。
更に、追い付いたor追い越した として、それがいつだったかも、同じく明確では無いと。
レーティング値から判断して、電王戦が始まる前には既に追い付いていたと見る人も居るでしょうし、
Bonanza・GPS・激指・YSSの合議制が、市川女流二冠を破った時には、もう追い付いていたかも知れません。
例えば、昨年のアルファ碁なんかも、まさにそんな感じだったかと思います。
ですから「三浦×GPS」戦というのは、将棋ソフトがトップ棋士に追い付いた瞬間というより、
トップ棋士に追い付いたと認識された瞬間なんですよね、厳密に言うと。

> あのときに羽生名人やトップ棋士が将棋ソフトと対戦していれば
> 白熱した勝負が見られたと思うんですけどね。
> 第2局も佐藤名人の先手ですがおそらくはPonanzaが圧勝するのではないかと予想します。

「頭脳とAI」の競争は、解り易く言うと「馬車と自動車」の競争みたいなモノでしょうからねえ。
馬車が自動車に追い付くまで、試行錯誤した期間は長かったですが、
いったん追い付いてしまえば、その共存期間は短く、あとは離されてく一方だったと。
(個人的には、馬車レーンと自動車レーンがあった、満州国の街並みとか好きですけどね・笑)
http://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/500/36/91/92/500_36919272.jpg
それを考えると、白熱した勝負が期待できた時間というのは、本当にアッと言う間であり、
その瞬間を的確に捉えて対戦を実現させるというのは、思う以上に難しい事なのかも知れません。
AIの成長スピードなんて、それこそ自動車の比では無いでしょうからねえ・・・・

> > って、名人敗戦も確かにニュースではあるのですが、将棋界的に言うと、
> > 同時に流れた、森内九段のフリークラス転出というニュースの方が、より衝撃的だったかと!?

> これには私もびっくりしましたね。
> そして、将棋連盟の理事選に出馬と。
> 三浦九段冤罪事件を収束させることができていない現状では、
> 森内九段には将棋連盟の内側から今の散々な現状を変えていってもらいたいものですね。

まあ、タイミングの問題とかあったのでしょうけど、
「だったら、森内新会長で良かったのでは?」と、正直思わなくも無いです(笑)。
佐藤新会長の方はまだ、第一線で戦う気持ちを捨ててはいないでしょうし。

> だいぶ前に、
> > 最近流行りの「居角左美濃」は、ソフト発祥の戦略だと言われておりますが、
> > 千田五段が去年最初に実戦で投入し、今年になってA級順位戦でも登場するなど
> > けっこう注目を浴びている戦法をいえるでしょう。
> > 将棋界では毎年新手や新定石を考えた人に升田賞が与えられますが、
> > そろそろ「コンピュータソフト」が升田賞を受賞してもおかしくないかもしれないという状況です。

> と書きましたが、まさにこれが現実になってしまいましたね。
> 本当は千田六段ではなくPONANZAが升田幸三賞を受賞すべきだったのでしょうが、
> それはさすがに将棋連盟が認めたくなかったと(笑)。
> せめてもの救いは千田六段本人が受賞者にPONANZAまたはコンピュータ将棋それ自体を推していたことですかね。

それにしても本当、時代の流れが速過ぎますよ(苦笑)。
もちろん、将棋ソフトが名人相手に圧勝する時代ですから、
ソフト発の新手が生まれても、別におかしくは無いのでしょうが、
頭では理解していても、正直どうも心の方が追い付いて来ない・・・・

> 羽生三冠を破ったということで、いろいろなところで取り上げられていますね。
> 実力はおそらくトップ20くらいには入るのでしょうが、それにしても報道が過熱気味ですね。
> あくまで非公式戦に過ぎないのに。
> うがった見方をすれば、三浦九段冤罪事件でダーティーなイメージがついた将棋界が
> 藤井新四段を全面押しすることで少しでも不祥事をごまかそうとしているようにしか見えないのですが・・・
> (藤井聡太新四段だけをヒーロー扱いするマスコミの「スターシステム」は、やっぱり好きではないですね)
> それにしても不甲斐ないのは14歳の新四段に負けたA級棋士たちです。
> 非公式戦とはいえ、ここまで完膚なきまでにやられたら、
> 今までのプロ棋士ってのは何だったんだという話になってしまいます。

いや〜、なかなか手厳しいですねえ(笑)。
もちろん、将棋界のイメージ回復の為に、スターシステムを発動させてる面はあるでしょうし、
あくまで非公式戦である事を踏まえるにしても、やはりあのメンツを相手に、
14歳の新四段が「6勝1敗」の成績で終えるなんて、戦前は全く予想してませんでしたもん!!
それに、この快進撃は非公式戦だけでなく、公式戦の方でも連勝記録を更新し続けており、
「中学生プロ棋士は別格」という先入観と期待は、個人的にも確かにありましたけど、
その想定すら上回る この結果には、驚きと感嘆を禁じえないというのが、私の正直な感想ですね。
プロ棋士は個人業者ですから、「新星を持ち上げる為、負けてあげよう」なんて気は起き難いでしょうし、
百歩譲って非公式戦だけならまだしも、それでは公式戦の連勝記録を説明しきれませんので。
(連勝記録報道で思いっ切りネタバレですが、5/14放送のNHK杯では、ここで話題の千田六段も破ってます)

それに、囃し立てているのが将棋メディアだけであれば、
「イメージ回復の為」という穿った見方も、確かに可能かも知れませんけど、
日頃は将棋界に無関心な一般マスコミでさえ、これだけ大々的に扱うというのは、
やはり「14歳プロ&羽生撃破」というのが、それだけインパクトのあるニュースだという事かと!?
世間的にはプロ棋士なんて、それこそ羽生さんくらいしか知られていない上、
しかも七冠独占の無敵なイメージしかないので、それを破ったとなれば解りやすい強さの表現ですし、
(「羽生三冠でも勝率は7割で、低段者に敗れる事だってある」というのは、将棋ファン的な認識です)
更には14歳というのは、将棋界の事を知らなくても「若い!」と解りやすく驚ける年齢ですからねえ。
あとは・・・ちょうど「3月のライオン」が実写映画化されたタイミングでしたので、
まさに、リアル「3月のライオン」を思わせる部分が、少なからず影響しているのでは無いでしょうか?

まあ世間的に言えば、「若き天才棋士、現る」というのがネタの本題であって、
羽生撃破も、連勝記録も、その「天才性」を素人にも一目瞭然で示す役割しか無い気がします。
それに将棋界のイメージ回復と言っても、三浦九段の一件なんて、
残念ながら世間的には、既に忘却の彼方のニュースですからねえ・・・・


▼ 私個人のアニソン・ランキング
> 私も好きなアニソンTOP15を何となく考えてみました。
> (はじめはTOP30にしようと思いましたが、途中で力尽きました・・・)
>  1位 「君をのせて」 天空の城ラピュタ(ED曲)
>  2位 「魔訶不思議アドベンチャー」 ドラゴンボール(OP曲)
>  3位 「夢冒険」 アニメ三銃士(OP曲)
>  4位 「銀の意志 金の翼」 英雄伝説 空の軌跡 THE ANIMATION(OP曲)
>  5位 「炎のたからもの」 ルパン三世 カリオストロの城(主題歌)
>  6位 「きみのこえ」 雲のむこう、約束の場所(主題歌)
>  7位 「残酷な天使のテーゼ」 エヴァンゲリオン(OP曲)
>  8位 「ルビーの願い」 劇場版それいけ!アンパンマン ルビーの願い(テーマ曲)
>  9位 「夢想歌」 うたわれるもの(OP曲)
>  10位 「鳥の詩」 AIR(OP曲)
>  11位 「コネクト」 魔法少女まどか☆マギカ(OP曲)
>  12位 「スターダスト・ボーイズ」 宇宙船サジタリウス(OP曲)
>  13位 「魂のルフラン」 劇場版新世紀エヴァンゲリオン シト新生(主題歌)
>  14位 「やさしさに包まれたなら」 魔女の宅急便(ED曲)
>  15位 「ぼくドラえもん」 ドラえもん(OP曲)
> うーん、世代がばれてしまうような選曲ですな。

でもサジタリウスをみている世代は、普通、まどかマギカを見てないでしょうし、
AIRや、うたわれるものなんて、その存在すら知らないんじゃないですかねえ?
そういう意味では、見る人が見ないと、意外とバレないかも(笑)。
ちなみにサジタリウスは、ED曲の「夢光年」も名曲でしたよね。

ところで、例のNHKのアニメ100年企画ですが、
5月3日に3時間特番で、人気投票ベスト100が発表され、
上位ランクイン作品は、ゴールデンウィークの5日間に傑作選を放送するらしいです。
http://www.nhk.or.jp/anime/anime100/program/index.html
NHKのBSプレミアムといえば、WOWOWと並ぶ最高画質なので、
ランキング自体よりも、ちょっとそちらの方が楽しみかも?
進撃の巨人がNHK-BSプレミアムで再放送された際も、
「画質が綺麗なだけで、こんなにも迫力って変わるんだ!」と、正直驚きましたので。


▼ 特別展「茶の湯」
> 実は4月から上野の東京国立博物館で、「特別展 茶の湯」という展覧会があるのですが、
> そこでなんと、8つある国宝茶碗のうち4つが一堂に会するんですよ!!
> このレベルの展覧会は、私が生きている内にもう見られないと思うんです(今回は実に37年ぶり)。
> http://www.tnm.jp/uploads/r_press/169.pdf
> しかも、なんでも鑑定団の曜変天目騒動が影響したのか、稲葉天目の出展も先日決まりまして、
> もう今から興奮してしまい、誰かに薦めたくて仕方なくなり、脱線承知で話を振ってみました(笑)。

興味ないかも知れませんが、見に行ったら、やはり素晴らしかったので、
別スレッドに「茶の湯」の感想と、宣伝を書いておきました(笑)。
http://tokuou.daiwa-hotcom.com/cgi-bin/kjb/kjbn.cgi?tree=c21034


[21054] NHKベストアニメ100発表、5/20は電王戦&村田WBA世界戦削除   返信 
2017/5/18 (木) 19:23:48 徳翁導誉

▼ 最後の将棋電王戦&藤井四段の連勝記録
> > まあこの辺は、第1局目の将棋電王戦「Ponanza×佐藤名人」戦の結果を知った上で、
> > 第2局目の前に行われる世界コンピュータ将棋選手権に登場予定の「完全版Ponanza」との再戦を、
> > 果たして見てみたいかと問われた時に、「・・・」となってしまうのと同じ心境かも知れませんね?
> > (もちろん電王戦の場合は、第1局で対戦したバージョンのPonanzaと、第2局でも対戦します)

> 佐藤名人とPonanzaの第1局はやはりというかPonanzaの圧勝でしたね。
> 第2局も佐藤名人の先手ですがおそらくはPonanzaが圧勝するのではないかと予想します。

第1局から2ヶ月近く間が空き、私自身も第2局の日程をちょっと忘れかけていたので、
5/20(土)に行われる第2局の宣伝がてら、このスレッドを上げておきます(笑)。
(ちなみに完全版Ponanzaは、新星のelmoというソフトに連敗し、選手権の優勝を逃したそうですね)
http://denou.jp/2017/

って、その日はちょうど、村田諒太のボクシング世界戦があるので、話題的にはそっちかも?
あのロンドン五輪での金メダルから5年、ようやく辿り着いた世界挑戦ですからねえ。
軽量級の日本人王者は数多くおれど、中量級となると、22年前の竹原慎二以来2人目の快挙です!!
(まあ今のボクシング界は、タイトルより誰に勝つかが重要で、王者になってからがスタートですけど)
http://www.fujitv.co.jp/sports/boxing/dg_sp/

> うがった見方をすれば、三浦九段冤罪事件でダーティーなイメージがついた将棋界が
> 藤井新四段を全面押しすることで少しでも不祥事をごまかそうとしているようにしか見えないのですが・・・
> プロ入り1年後で王将リーグ入りし、公式戦で羽生三冠を破った近藤誠也四段の方がよっぽどすごいのですが、
> 彼がマスコミで大きく取り上げられることはないのが残念なところです。

藤井四段の連勝街道が続き、竜王戦6組の予選決勝まで進んだ事で、
その近藤五段との対戦カードが、5/25(木)に早くも実現しましたね(笑)。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv297727787
NHK杯での千田六段撃破に続き、竜王戦予選で近藤五段も撃破したなら、
新四段であれ、その快進撃と凄さは、さすがに認めて良いのでは無いでしょうか?


▼ NHKベスト・アニメ100の発表特番&傑作選放送
> ところで、例のNHKのアニメ100年企画ですが、
> 5月3日に3時間特番で、人気投票ベスト100が発表され、
> 上位ランクイン作品は、ゴールデンウィークの5日間に傑作選を放送するらしいです。

という事で、先日の特番で発表されたランキングを貼っておきます。

 NHK『ベスト・アニメ100』 ※ (±)は中間発表からの昇降 ※
http://www.nhk.or.jp/anime/anime100/ani_report/
http://livedoor.blogimg.jp/sonohimori/imgs/7/2/72735446.jpg (中間発表版)
  1位(--)  TIGER & BUNNY
  2位(+8) 【劇場版】TIGER&BUNNY The Rising
  3位(-1)  魔法少女まどか☆マギカ
  4位(+2)  ラブライブ!(第1期)
  5位(+4)  ラブライブ!(第2期)
  6位(+11) 【劇場版】TIGER&BUNNY The Beginning
  7位(-2)  コードギアス 反逆のルルーシュ
  8位(-4)  カードキャプターさくら
  9位(+3) 【劇場版】ラブライブ!The School Idol Movie
  10位(-7)  おそ松さん
  11位(-4)  銀魂
  12位(-4)  ジョーカー・ゲーム
  13位(--) [OVA]銀河英雄伝説
  14位(-3) 新世紀エヴァンゲリオン
  15位(-1) コードギアス 反逆のルルーシュR2
  16位(--) ご注文はうさぎですか?
  17位(-2) 機動戦士ガンダム
  18位(+1) デジモンアドベンチャー
  19位(+1) PSYCHO-PASS サイコパス
  20位(+6) ソードアート・オンライン
  21位(+7) CLANNAD 〜AFTER STORY〜
  22位(+23) ガールズ&パンツァー
  23位(-2) ハイキュー!!
  24位(-6) 名探偵コナン
  25位(-3) 氷菓
  26位(+23) 【劇場版】魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語
  27位(+5) 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
  28位(-5) 進撃の巨人
  29位(+5) 宇宙戦艦ヤマト
  30位(-5) 少女革命ウテナ

ちなみに5夜連続で放送された傑作選は、このランキング順に、
タイバニ、まどマギ、ラブライブ、コードギアス、CCさくら、
ジョカゲ、銀英伝、ごちうさ、ガンダム、デジモンの10作品。
この面々がNHKで放送されるというのも、妙な感じで何だか愉快でしたが(笑)、
逆の見方をすると、18位のデジモン以上のランキングで放送されなかったのは、
10位「おそ松さん」、11位「銀魂」、14位「エヴァンゲリオン」の3作品となりますか。

まあ、エヴァは同じNHK-BSで3月まで、劇場版を含めて全話放送されたばかりですし、
銀魂も現在テレ東で放送中ですから、この2作品が外されたのは何となく解るんですけど、
中間発表では3位だった おそ松さんが外れたのは何故なんでしょう!?
先月、第2期が放送されるとの発表があったからなんですかねえ?
でも進撃の巨人は、他局での第2期が既に決まっていたのに、以前NHK-BSで放送されましたし、
う〜ん、おそ松さんと銀魂に関しては、テレ東が貸し出しをOKしなかったのかなぁ?
NHKで放送されるとなれば、相手局側としても、良い宣伝になると思うのですが、
テレ東もスカパーにアニメ専門局AT-Xを持っているので、権利関係がいろいろ難しいのかも?

ぶっちゃけ特番本体は、3時間の生放送で、しかもランキングがこれですから、
TMR西川の無駄なアツさ再確認できた以外、内容的に案の定グダグダでしたけど、
それでも何だかんだで、傑作選の方はちょっと見ちゃいましたね(笑)。
各キャラがF1みたいに、スポンサー・ロゴを背負うのが斬新だったのに、
https://www.youtube.com/watch?v=TNsywu4fhXs
NHKでの放送なので、企業ロゴは全て外された1位の「タイガー&バニー」(苦笑)。
http://matomame.jp/user/ELI_AYASE/d71e4f0db42252e25366
高画質&高音質で見ると「やはり凄いなぁ」と再認識させられる一方で、
時間枠の関係上、劇場版の前編のみで「続き見せろよ」となった2位の「まどかマギカ」。
この2作品は特番直後の第1夜に放送されたので、そのまま流れで見てしまいましたし、
あと第3夜も、「ジョーカー・ゲーム&銀河英雄伝説」という渋い流れだったので、こちらも視聴。

おかげで、録画したまま未見だったタイガー&バニーの劇場版や、
原作小説は読んだものの、アニメ視聴は途中で止まったジョーカー・ゲームも、
これを機会に「見てみようかな?」という思いになりましたし、
こうして布教に繋がるから、その作品の信者たちも懸命に投票したんだなと感じました。

中間発表の時点では、「なぜ1位がタイバニ?」という疑問がありましたけども、
要するにこれは、単に熱狂的なファンの数が順位に反映されるのでは無く、
「ファンの布教活動が熱心なアニメ」のランキングだった訳です!!(笑)
考えれば音楽業界とかも、売れ過ぎても、マニアックでも、ファン同士は衝突してしまいがちで、
ファン同士が最も団結してるのは、意外と「上の下」くらいにあるグループなんですよね。
「もっと売れて欲しい、もっと知られて欲しい」と思うからこそ、ファンの布教活動にも熱が入ると。
例えば、最近まで玉川さんと雑談していたアイドル業界なんて、その傾向が顕著では無いでしょうか?
で、アニメ業界で言えばタイバニがまさに、そんな位置にある作品なのかも知れません。


[21057] 将棋電王戦、藤井四段の快進撃あたりの雑談削除   返信 
2017/5/24 (水) 00:40:50 ほのぼのさん

▼ 宇宙船サジタリウス
> > うーん、世代がばれてしまうような選曲ですな。
> でもサジタリウスをみている世代は、普通、まどかマギカを見てないでしょうし、
> AIRや、うたわれるものなんて、その存在すら知らないんじゃないですかねえ?
> そういう意味では、見る人が見ないと、意外とバレないかも(笑)。
> ちなみにサジタリウスは、ED曲の「夢光年」も名曲でしたよね。


ははは、自分ではあくまでライトなアニメファンのつもりでしたが、
サジタリウスからまどマギまで見ている人ってのはそうそういないものなんでしょうかねえ。
サジタリウスは結構大人びたアニメだったので小学生あたりで見ている人は少ないと思っていたのですが、
wikiによると最高視聴率が19%を超えていたようで、案外サジタリウスの存在くらいは覚えている中高年が多いかも。
サジタリウスといえば前半の長編は好きだったのですが、後半の3話で1ストーリーの展開はちょっと物足りなさを感じていました。
これも最近wikiで確認したのですが、当初は2クール程度の予定でスタートしたのが思ったより人気を博したので
結局1年9か月も続けるようになったそうで。後半は付け足しでストーリーを作っていた感じだったんですかねえ。
あと、サジタリウスの思い出といえば、最終話がその前の放送の翌日にあって、しかも放送の時間帯が早まってしまっていたのですが、
そのことを知らないで最終話を見逃してしまったことですかねえ。今だと動画サイトですぐに見逃し分を見ることができるのですが、
当時は一旦見逃すともう永遠に見れないと思って悲しくなった思い出があります(これも最近動画サイトでようやく最終話を見ることができました)

▼ 直虎
いやはや、直虎思ったよりも面白いです。
やっぱり脚本がいいですね。「大河」ドラマとしては大河らしくないのかもしれませんが、
人間ドラマをしっかりと描けていると思います。
思わぬところで伏線が張られたり、思わぬ形で伏線が回収されたりと、次回の放送が待ち遠しくなるドラマです。
それにしても亀の子役のちょっと弱弱しい演技から三浦春馬のさわやか完璧王子への変遷に当時は違和感を感じたのですが、
それすら今回のスケコマシの話への伏線だったとは恐れ入ります。
前回、今回とギャグ回だったのですが、政次処刑の話への伏線が巧みに張り巡らされていましたね。
ある意味恐ろしい脚本書くものだなあと思いました(誉め言葉です)。

▼ 最後の将棋電王戦
> 第1局から2ヶ月近く間が空き、私自身も第2局の日程をちょっと忘れかけていたので、
> 5/20(土)に行われる第2局の宣伝がてら、このスレッドを上げておきます(笑)。
> (ちなみに完全版Ponanzaは、新星のelmoというソフトに連敗し、選手権の優勝を逃したそうですね)
> http://denou.jp/2017/


まあ予想通りというか、Ponanzaの圧勝に終わりましたね。
佐藤名人のtwitterで、第2局目の敗着はよくわからなかったとか。
この名人のつぶやきを見て、三浦九段vsGPSを思い出しました。
あのときも三浦九段は後でいくら精査しても敗着は見つけられなかった。
悪手を指さなくても力でねじ伏せられるというのは、ソフトと人間との差をまざまざと見せつけられる思いです。
Ponanzaがelmoに敗れたというのもコンピュータソフト界では大きな話題になったようですが、
もうどちらも雲の上の存在なので、elmoがどう凄いのかとかさっぱり分からないのが辛いところです。

> って、その日はちょうど、村田諒太のボクシング世界戦があるので、話題的にはそっちかも?
> あのロンドン五輪での金メダルから5年、ようやく辿り着いた世界挑戦ですからねえ。
> 軽量級の日本人王者は数多くおれど、中量級となると、22年前の竹原慎二以来2人目の快挙です!!
> (まあ今のボクシング界は、タイトルより誰に勝つかが重要で、王者になってからがスタートですけど)
> http://www.fujitv.co.jp/sports/boxing/dg_sp/


うーん、村田諒太は残念でしたね。あの判定はWBA会長も異議を唱えるくらいおかしかったようですし、
運が悪かったとしかいいようがないですね。
まあ、負けて評判を上げたというか、他の団体からも世界戦への誘いがあるようですし、
ここはWBA以外の場で再起を図ってほしいところですね。

▼ 藤井四段の連勝記録
> 藤井四段の連勝街道が続き、竜王戦6組の予選決勝まで進んだ事で、
> その近藤五段との対戦カードが、5/25(木)に早くも実現しましたね(笑)。
> http://live.nicovideo.jp/watch/lv297727787
> NHK杯での千田六段撃破に続き、竜王戦予選で近藤五段も撃破したなら、
> 新四段であれ、その快進撃と凄さは、さすがに認めて良いのでは無いでしょうか?


そうなんですよ!近藤五段との対戦は藤井四段がどこまで本物であるかを見極めるためにも非常に興味深いです。
いやあ、近藤五段も撃破して竜王戦本戦トーナメントに進んだら、これはとんでもない化け物ですな。

ただ、最近思うのが、近年の将棋ソフトの進化は「トッププロの棋力の平準化」を招いているのではないかということです。
昨年度からのタイトル戦の挑戦者を挙げていきますと、
名人戦 佐藤(天)八段
棋聖戦 永瀬六段
王位戦 木村八段
王座戦 糸谷八段
竜王戦 丸山九段(三浦九段)
棋王戦 千田六段
王将戦 久保九段
名人戦 稲葉八段
棋聖戦 斎藤六段
王位戦 澤田六段と菅井七段の勝者
といった感じで見事なまでに全員バラバラです。しかも、最近は羽生三冠や渡辺二冠すら挑戦者に名乗りを上げることができていない。
よく言えば「群雄割拠」といったところですが、実のところはトッププロ20名くらいの棋力が平準化して
飛び抜けた存在がいなくなったという感じだと思います。
10年くらい前まではおそらくトップ3、4名(いわゆる羽生世代)くらいの棋力が飛び抜けていて、彼らが挑戦者の常連だった。
2007年なんか、現会長の佐藤康光九段がタイトル戦5連続挑戦という偉業と成し遂げていましたが、
現在は1年にタイトル戦2挑戦すら難しくなっているような感じです(最近だと佐藤天彦名人の棋王戦、名人戦連続挑戦くらい)。
これはひとえに、プロ棋士よりも強くなったソフトを多くの若手棋士が勉強に取り入れて、
急激に棋力をトップ棋士のレベルまで上げてきているからだと思います。
(将棋ソフトの活用は千田六段の専売特許ではないはず・・・。他の若手棋士も多かれ少なかれ将棋ソフトを勉強に取り入れているのでしょう)

2004年頃に羽生善治さんの「学習の高速道路論」が話題になりましたが、
https://japan.cnet.com/blog/umeda/2004/12/06/entry_post_203/
今は将棋ソフトという高速道路が登場して各棋士の棋力が急激に向上する一方、出口で渋滞している感じなのではないでしょうか。
当時は「ITの進化によってアマチュア最高峰までの高速道路が整備された」と言われていましたが、
今回は「将棋ソフトの進化によってプロ最高峰までの高速道路が整備された」と言ったら過言でしょうか?

そこで藤井四段。私が興味があるのは、彼も他のトッププロ棋士と同様に高速道路の出口で渋滞してしまい
「その他大勢の有力若手棋士(永瀬六段や千田六段クラス)」にとどまるのか、そこを突破してタイトル挑戦者の常連になるのか、
どちらの道を歩むのかということです。後者の域にまで達すれば、大山、中原、羽生という大棋士の系譜の仲間入りは間違いないでしょう。
しかし、他の棋士も急激に力を伸ばしている今、この高速道路の出口の渋滞を突破するのは簡単なことではないと思います。

▼「アルファ碁」が柯潔九段に勝利
これも何気に衝撃的なニュースですが、囲碁の世界でもAIの強さがだいぶ認知されてきたので
それほど大きな話題にはなっていないようですね。なにしろ昨年末あたりの「MASTER」の衝撃が大きすぎた。
それにしれも、囲碁ソフトはあっという間にトッププロを追い抜かしてしまいましたね。
AIの進化の速さそのものに驚かされて、ほんとついていけないです。
そういう意味では人間vsソフトをある程度興行にできた将棋界は商売上手だったかも。第二回電王戦はドラマチックでしたし。

▼ NHKベスト・アニメ100の発表特番&傑作選放送
> > ところで、例のNHKのアニメ100年企画ですが、
> > 5月3日に3時間特番で、人気投票ベスト100が発表され、
> > 上位ランクイン作品は、ゴールデンウィークの5日間に傑作選を放送するらしいです。

> という事で、先日の特番で発表されたランキングを貼っておきます。
>
>  NHK『ベスト・アニメ100』 ※ (±)は中間発表からの昇降 ※
> http://www.nhk.or.jp/anime/anime100/ani_report/
> http://livedoor.blogimg.jp/sonohimori/imgs/7/2/72735446.jpg (中間発表版)
>   1位(--)  TIGER & BUNNY
>   2位(+8) 【劇場版】TIGER&BUNNY The Rising
>   3位(-1)  魔法少女まどか☆マギカ
>   4位(+2)  ラブライブ!(第1期)
>   5位(+4)  ラブライブ!(第2期)


うーん、ごめんなさい。TIGER & BUNNYというアニメはその存在を初めて知りました。
熱心なファンがいるということは、それなりに見て損はないアニメなんでしょうかねえ。
しかしまあ上位のアニメがNHKで全て放送されるってのもすごいですね。


[21060] IT革命、AI革命、そして次時代人類の思考法削除   返信 
2017/5/25 (木) 19:59:39 徳翁導誉

▼ 将棋の話
電王戦が終結したと思ったら、今度は叡王戦がタイトル戦に昇格!?
タイトル戦を主催する各新聞社の業績悪化により、
最近ではタイトル戦の減少も噂される中、まさか逆に増えようとは(笑)。
しかも名人戦や竜王戦との兼ね合いから、賞金の減額を連盟から頼まれたそうで(苦笑)。
ただ、タイトル戦増加により、あと竜王1期で羽生さんは「永世7冠」だったのに、
ここへ来て8大タイトルとなると、さすがに永世8冠は無理でしょうね。
と言いますか、今の状態だと、叡王タイトルを1度も取れない可能性だってあるでしょうし。

> > 第1局から2ヶ月近く間が空き、私自身も第2局の日程をちょっと忘れかけていたので、
> > 5/20(土)に行われる第2局の宣伝がてら、このスレッドを上げておきます(笑)。

> まあ予想通りというか、Ponanzaの圧勝に終わりましたね。
> 佐藤名人のtwitterで、第2局目の敗着はよくわからなかったとか。
> 悪手を指さなくても力でねじ伏せられるというのは、
> ソフトと人間との差をまざまざと見せつけられる思いです。
> Ponanzaがelmoに敗れたというのもコンピュータソフト界では大きな話題になったようですが、
> もうどちらも雲の上の存在なので、elmoがどう凄いのかとかさっぱり分からないのが辛いところです。

既にAIの実力は、名人よりも上だろうとは思ってましたが、
結局、どれくらい差があるモノなんでしょう?
戦前は「10回やれば1発くらい入るのでは」なんて、希望的観測で見てましたけど、
何だか、この2戦の結果を見ると、差はもっと大きいのかも知れませんね。
でもまあ、人間とコンピューターの実力差は、今後も指数関数的に開く一方でしょうし、
あまり深く考えても、大して意味の無い事なのかも知れませんが・・・・

> > 藤井四段の連勝街道が続き、竜王戦6組の予選決勝まで進んだ事で、
> > その近藤五段との対戦カードが、5/25(木)に早くも実現しましたね(笑)。
> > http://live.nicovideo.jp/watch/lv297727787
> > NHK杯での千田六段撃破に続き、竜王戦予選で近藤五段も撃破したなら、
> > 新四段であれ、その快進撃と凄さは、さすがに認めて良いのでは無いでしょうか?

> そうなんですよ!
> 近藤五段との対戦は藤井四段がどこまで本物であるかを見極めるためにも非常に興味深いです。
> いやあ、近藤五段も撃破して竜王戦本戦トーナメントに進んだら、これはとんでもない化け物ですな。

つい先ほど、竜王戦6組の予選決勝に勝利して、これで藤井四段は19連勝!!
次勝てば大台の20連勝ですけど、大手が掛かった事よりも先ずは、
千田六段に続き、近藤五段を圧倒して撃破した事が、将棋界的に大きいかも知れませんね。
まあ情報番組とかでは、「このまま竜王に!?」とか煽られそうですけど、
将棋ファンであるほど「それはさすがに無理」だと思いつつ、
「もしかして、もしかしたら」と、尋常じゃないくらい興奮できてる頃かも?(笑)

ただ、ここまで連勝記録が続くと、「どこまで連勝が続くか?」は勿論の事、
逆に「誰が止めるんだろう?」という方にも、ちょっと関心が湧いてきます。
下手にここまで来てしまうと、もう中途半端な相手に止めて欲しくないと言いますか、
語り草に出来るくらい、相応の相手に負けて欲しいなって感じも持ってしまいます(苦笑)。

> ただ、最近思うのが、近年の将棋ソフトの進化は
> 「トッププロの棋力の平準化」を招いているのではないかということです。
>   (中略)
> よく言えば「群雄割拠」といったところですが、実のところはトッププロ20名くらいの棋力が平準化して
> 飛び抜けた存在がいなくなったという感じだと思います。
> 10年くらい前まではおそらくトップ3、4名(いわゆる羽生世代)くらいの棋力が飛び抜けていて、
> 彼らが挑戦者の常連だった。

これは2000年前後くらいから、結構どの世界においても見られる傾向じゃないですかねえ?
理屈としては、IT革命が「グローバル化」をもたらした構造と同じだと思います。
逆に言うと、将棋は比較的に狭い世界だった為、その到達も遅かっただけの話で・・・・
まあ簡潔に言うなら、成績の「平準化」というのは、あくまで現れた結果であり、
その根幹には、情報や機会の「平等化」が、まず先にあると思うんですよ。

一昔前までは、本当に場所や環境によって、得られる情報や機会に格差がありましたけど、
ここ十数年あまりで、そうした障壁は目に見えて減少しましたからねえ。
(新戦術の寿命が急速に短くなっているのも、情報格差の解消が根源にあろうかと?)
例えば囲碁の世界だと、ネット碁の登場により、欧米のレベルが急激に上がりましたし、
もちろん将棋も同様で、団体戦となった電王戦で先鋒を務めた当時17歳の阿部六段は、
地方在住でしたが、通信教育で将棋を習い、ネット将棋で腕を磨いて育った棋士でした。
今までは、強い相手と戦い棋力を上げるには、上京するしか方法が無かった訳で、
NARUTOで将棋の存在を知り、女流棋士となったポーランド人なんて、まさに今の時代の象徴かと?
https://www.shogi.or.jp/column/2017/03/post_115.html
で、こうした現象は何も、特殊な世界だけの話ではなく、一般生活のレベルにおいても、
ネット通販やショッピングモール、衛星放送に動画サイトなど、
地方住民が負わされてきた「不便さ」というのが、本当に劇的に変化したと思います。
(私は転勤族で、都会も田舎も知っているので、その実感は普通の人より強烈かも?)

ただ一方で、将棋界の成績(結果)が平準化している事に関しては、
単純に、そうした時代性の影響だけじゃ無い気も少ししますね・・・・
例えば野球界だと、近年は下位打線や控え投手のレベルも数段アップして、
一昔前みたいに、エースや4番が圧倒的に無双するケースが激減したと思います。
まあ、スターが解りやすく活躍できない時代なので、その面ではマイナスかも知れませんが、
選手たちの平均点が上がり、試合のレベルも確実に上がったので、その面を見ればプラスです。
150キロ投手なんて、1990年頃にはプロの各球団にも1人2人という感じでしたが、
1998年の甲子園に松坂&新垣が登場して以降、トレーニングの進化と普及が一気に進み、
今では野手ですら、150キロを投げる高校生が出てくる時代になりましたからねえ。

しかしそれは、相対的な実力差(情報や機会の差)が縮まっただけの話で、
田中やダルビッシュなど超一流の絶対的なレベルは、時代に関係なく、やはり高いモノです。
それを考えると、年齢により羽生世代の棋力ダウンで生じてている、現在の混戦模様は、
群雄割拠と言うべきか・・・どんぐりの背比べと言うべきか・・・・
正直に言ってしまえば、若い世代に一流は多く居ても、超一流は少ないのでは無いでしょうか?
そして一流の増加は、情報が平等化する現在の時代性に求められるかも知れませんが、
超一流の減少に関しては、将棋人口の減少など、また何か別の理由があるような気がします。

> 2004年頃に羽生善治さんの「学習の高速道路論」が話題になりましたが、
> (https://japan.cnet.com/blog/umeda/2004/12/06/entry_post_203/
> 今は将棋ソフトという高速道路が登場して各棋士の棋力が急激に向上する一方、
> 出口で渋滞している感じなのではないでしょうか。
> 当時は「ITの進化によってアマチュア最高峰までの高速道路が整備された」と言われていましたが、
> 今回は「将棋ソフトの進化によってプロ最高峰までの高速道路が整備された」と言ったら過言でしょうか?

羽生さんの「学習の高速道路論」というのは、正直初耳だったのですが、
論の主旨としては、上述した「情報や機会の平等化」と似たような感じなんですかねえ?
で、「将棋ソフトの進化によってプロ最高峰までの高速道路が整備された」が過言かとなると、
私は別に過言だとは思わないのですが、個人的な観点としは少し変わってくるかも知れません。

ITの進化も、AIの進化も、結局は「情報の質(レベル)」の違いでしか無いと思うんです。
ネット対局の登場により、地方や外国に住む人でも、強い相手と対戦できるようになりましたが、
現実的に対戦できる相手の上限がアマ最高峰レベルだからこそ、ネットだとそこが上限なだけで、
もし仮に、プロのトップ棋士ともネットで対戦できる環境さえあれば、上限はもっと上がるかと?
そして、その仮定を現実にしてしまったのが、AIの進化だったと思うので、
極端な話、強い相手と対戦して実力を高めるだけなら、相手は人間でもAIでも関係ない気がします。
あとは、現状ではAIだと感想戦とか出来ませんけど、その辺も将来的には解消されるでしょうし。
でもまあ結局、現実的な条件に制約を受け、結果が同じになるのであれば、
高速道路の話は過言どころか、私もそれと同意見だと言って良いかも知れません(笑)。

> そこで藤井四段。私が興味があるのは、彼も他のトッププロ棋士と同様に高速道路の出口で渋滞してしまい
> 「その他大勢の有力若手棋士(永瀬六段や千田六段クラス)」にとどまるのか、
> そこを突破してタイトル挑戦者の常連になるのか、どちらの道を歩むのかということです。
> 後者の域にまで達すれば、大山、中原、羽生という大棋士の系譜の仲間入りは間違いないでしょう。
> しかし、他の棋士も急激に力を伸ばしている今、
> この高速道路の出口の渋滞を突破するのは簡単なことではないと思います。

私はもう、藤井四段を「超一流」の素材だと思っていますので(笑)、
このまま道さえ踏み外さなければ、将来的にその「大棋士の系譜」に仲間入りすると見ています。
ただ、その事と、高速道路の出口どうこうとは、別の次元の話だと思ってまして、
う〜ん、何て言えば良いんですかねえ?
例えば野球界にも、大投手や大打者の系譜というのが、同じくあると思いますけども、
「巨人の4番は、球界の4番」と言える程の大打者が、今の巨人に居ないのは、
プロ野球全体のレベルがアップしている事とは、また別の話であり、
仮に早実の清宮が巨人に入団し、その系譜を継ぐ大打者になったとしても、
これもまた、高校野球全体のレベルがアップとは、また別の話だと言いましょうか・・・・
まあ要するに、技術革新の時代背景とか あまり関係なく、
藤井四段は、将棋界で久々に現れた超一流の素材なのでは無いかと?(笑)

それにそもそも、今の若手棋士は程度の差こそあれ、将棋ソフトを使って勉強してるでしょうけど、
あくまでソフトも道具の1つであって、勉強方法自体は従来と大きく変化して無いのでは?
一般的にも、新技術を道具として使ってる世代は、まだまだ旧世代の延長線上の存在で、
その技術を無意識に利用し、身体の一部とするネイティブ世代とは、やはり違うと思うんです。
そういう意味では藤井四段も、さすがにネイティブ世代では無いと思うので、
私が個人的に興味があるのは、藤井四段よりも更に後から出てくる世代の今後なんですよね。
以前、「AIネイティブ世代」とか、「知能の公式化」なんて話をしたのも、
そうしたAI新世代の思考法が、旧世代である私たちの思考法と、
どう違ってくるのか凄く興味があっての事でした。
「不屈の棋士」では、「安易にAIに頼らず、自分で考える事が大事」と主張する棋士が多かったですが、
それはAIを道具と見ている今の世代の思考法だからであって、
もし今後、AIを使って考える新世代が登場したら、前提自体が変わって来る様に思うんです。

P.S.
昨年NHKで放送された「羽生善治、人工知能を探る」の第2弾が、
今度放送されるらしいので、一応紹介しておきますね。
人間とコンピューターの対戦が、ここで一段落した以上、
もしかしたら、こうした番組が作られるのも、これで最後かも知れませんし。

6/17(土) 夜9時 NHKスペシャル「電王戦 名人vs人工知能」
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170617


▼ 囲碁の話
> 「アルファ碁」が柯潔九段に勝利
> これも何気に衝撃的なニュースですが、囲碁の世界でもAIの強さがだいぶ認知されてきたので
> それほど大きな話題にはなっていないようですね。なにしろ昨年末あたりの「MASTER」の衝撃が大きすぎた。

以前より交渉してるとの情報はありましたけど、なかなか正式決定しなかったので、
ぶっちゃけ、第1戦の報道があり、この対戦が実現したのを知ったのですが(笑)、
まあ結果の方は、やはり予想通りといった感じで、衝撃は薄かったですね。
ネット上での早碁とか、バージョンの違いとかはあっても、既に対戦済みでしたし。
それにしても、これだけ交渉を重ねたのに、結局は共産党政府とGoogleの話が纏まらず、
YouTubeを規制する中国でだけ、この対局を生中継で見られないのは、もう何が何やら(苦笑)。

あと柯潔も、序盤はアルファ碁の示す最善手を1度も外さず打ち切ってるらしいので、
それはそれで化け物だと思いますし、現役世界最強の称号は伊達ではないと!!
って、オセロやチェスでは既にそうなってましたけど、
どれだけ最善推奨手を実行できるかで実力が計られる時代に、囲碁もなっちゃったんですね。
この分野の技術革新の速さには、本当に驚かされるばかりです。
インターネットが普及してから十数年でここまで来ちゃってる訳ですし、
AIの次世代分野である自動運転・機械翻訳・医療診断も、数年の内に一般化している可能性も?
特に機械翻訳の実現は、英語の壁に阻まれた情報や機会の不平等を、一気に破壊する衝撃度がありそう。
(今まで長年かけて武道を極めていた世界に、安価で操作容易な拳銃が大量流入する感覚に近いかと)

> それにしれも、囲碁ソフトはあっという間にトッププロを追い抜かしてしまいましたね。
> AIの進化の速さそのものに驚かされて、ほんとついていけないです。

いや本当、「アッという間」という表現では生温いスピードで、劇的に追い抜かれました(苦笑)。
局面数の多さから、「囲碁AIが追いつくのは、まだまだ先」って感じでしたけど、
1度追い抜かれてしまうと、その局面数の多さが仇となり、
チェスや将棋よりも速いスピードで、人間との差を広げられてる印象がありますね。
逆に局面数が少ない程、人間も最適解に近づけるので、追いつかれ易いけど、差は開き難いと。
もう今では、人間では打てない囲碁の新局地を、楽しみに待たれてる状態です(笑)。

今回対戦しているバージョンは違うらしいですが、現在開発中のアルファ碁は、
過去の人間の棋譜を一切取り入れず、人間が打ちやすいよう生まれた定石を排除した、
純粋に囲碁のルールに則った上での最強の打ち方を目指す方向に、もうAIは進んでるらしいので。
(期待された そちらのバージョンが登場しなかった事も、今回の柯潔戦が盛り上がらない一因)
将棋のように駒の初期配置が決まっていない囲碁には、人間が参考に出来るかは別として、
囲碁AIにはこうした研究の幅が、まだまだ残っているような感じです。
だからこそ、昨年末の「Zen×God Moves」戦で、God Movesが見せた「初手天元」は衝撃だったと。
人間が打つのであれば、ミスの少ない隅から押さえるのが無難でも、
やはり初手からド真ん中(天元)を押さえるのは、感覚的に正しい気がするので。

あと、これも人間とコンピューターの考え方の違いなのですが、
大差だろうが、半目差だろうが、「リードがあれば勝ち」という打ち方を囲碁AIはするので、
序盤・中盤でリードを稼いでも、終盤になると稼いだリードを平然と捨てがちなんですよね。
人間であれば、勝利を確実にする為に、更にリードを広げたり、リードを死守したりしますけど、
AIは「半目差あれば勝ち」という事で、人間みたいにリードと言う間接的な目安よりも、
独自の勝率計算で終盤を打ち進める為、人間の視点だと手が緩んだように見える訳です。
それでも最後はAIが勝利するので、人間側としたら弄ばれてる気分になりますし、
完璧に逃げ勝ってくれるならまだしも、AIもまだ不完全ですから、
たまにミスして、本当に逆転負けする事があるのが、却ってムカつくと(笑)。
で、実力差は凄くあるのに、それをリード差で測れないので、フラストレーションも溜まる訳です。
置石があれば解るかも知れませんが、それをトップ棋士にやらせるのは、さすがに酷ですしね。

> そういう意味では人間vsソフトをある程度興行にできた将棋界は商売上手だったかも。
> 第二回電王戦はドラマチックでしたし。

確かに興行化は出来ませんでしたけど、今年正月のMasterの60連勝も、
それはそれで、電王戦に負けないくらいドラマチックでしたけどね(笑)。


▼ ボクシングの話
> > って、その日はちょうど、村田諒太のボクシング世界戦があるので、話題的にはそっちかも?
> > あのロンドン五輪での金メダルから5年、ようやく辿り着いた世界挑戦ですからねえ。
> > 軽量級の日本人王者は数多くおれど、中量級となると、22年前の竹原慎二以来2人目の快挙です!!
> > (まあ今のボクシング界は、タイトルより誰に勝つかが重要で、王者になってからがスタートですけど)

> うーん、村田諒太は残念でしたね。あの判定はWBA会長も異議を唱えるくらいおかしかったようですし、
> 運が悪かったとしかいいようがないですね。
> まあ、負けて評判を上げたというか、他の団体からも世界戦への誘いがあるようですし、
> ここはWBA以外の場で再起を図ってほしいところですね。

う〜ん、運が悪かったと言えば悪かったですし、
別にそうじゃ無いとも言えるのが、ボクシング判定の難しい所(苦笑)。
ジャッジには、有効打を重視するタイプと、手数を重視するタイプがおり、
興行的には前者が理想ですけど、主観が混じらないのは却って後者の方なので・・・・
これがWBCであれば、途中で採点が発表されれるので、ジャッジのタイプも解りますが、
WBAだと採点は最後まで公開されない為、勝ったと思った方が判定負けする事も珍しくありません。

そして更に、今回の対戦相手であるエンダムは、ダウンして2ポイントを奪われても、
接戦のラウンドを上手く拾い、ポイント差を覆すのが得意な試合巧者のタイプだったので、
「1回ダウンを奪っただけでは下手するとヤバいかも?」という不安も正直あり、
フタを開けたら・・・という感じでした(もちろん個人的には、村田優勢の採点でしたけど)。
でもまあ「運」という面で言えば、アマ競技だと完全に手数重視なので、
そういうタイプでない村田が五輪の金メダルを獲得できた事自体、強運ではあるんですがね!!

それでも今回の試合内容は、今後のマッチメイクに向けて、いろいろ有利に働くかと?
いくら五輪の金メダリストと言っても、プロの世界では実績が無く、
強敵との対戦も今回が実質初めてだったので、その実力は「不明」という認識でしたが、
この一戦で実力を証明し、観客の喜ぶファイター・タイプで、そしてカネになる日本人。
しかも、強いとは言っても、脅威的なレベルではないと判断されたとなれば、
王者の方も挑戦者に選びやすく、いろいろと「おいしい選手」だと認識されたとは思います(笑)。
(それに、こうした遺恨の生じるゴタゴタは、興行的には却って美味しい材料ですし)
まあ、あとは村田の側が、広がった選択肢の中から、どれを選ぶかですよね?
単純に「王者」の称号が欲しければ、最も組みし易そう対戦相手を選んでも良いですし、
3団体を統一した最強王者であるゴロフキンとの対戦も、今なら実現可能かも知れません。
ひょっとしたら今回の一戦以上に、次戦の選択こそが、プロボクサー村田の分岐点になるかも?

ただ、それにしても、金メダリストがミドル級タイトルに挑むというのに、
タイトル・マッチ5戦を抱き合わせて、しかも会場が主要1万人の有明コロシアムだなんて、
日本のボクシング人気は本当に下火なんだなぁと、改めて実感しました・・・・
10年くらい前までは、年間に何試合も、数万人を埋める格闘技イベントが行われていた事など、
今となっては何だか、夢か幻だったような感さえありますよね。


▼ 大河ドラマの話
> いやはや、直虎思ったよりも面白いです。
> やっぱり脚本がいいですね。「大河」ドラマとしては大河らしくないのかもしれませんが、
> 人間ドラマをしっかりと描けていると思います。
> 思わぬところで伏線が張られたり、思わぬ形で伏線が回収されたりと、
> 次回の放送が待ち遠しくなるドラマです。
> 前回、今回とギャグ回だったのですが、政次処刑の話への伏線が巧みに張り巡らされていましたね。
> ある意味恐ろしい脚本書くものだなあと思いました(誉め言葉です)。

思いっきりコメディー回でしたね、先週は(笑)。
昨年が真田丸で、今年がこれだと、王道好きな大河ファンには正直キツいかも知れませんが、
まあBSの再放送枠では風林火山がやってますし、これはこれで面白いかと?
軽いタッチの作りだからこそ、却って触れられる重いネタとかも含まれてますしね。
(マンガだと稚拙な絵柄の方が、感動モノやシリアスを描きやすいのと同じかな)
いや〜、それにしても、ここまで罪悪感や悲劇性の描写が無いまま、
あっけらかんと主人公が「人を買おう」なんて大河は、さすがに前代未聞なのでは!?(笑)

でも実際、戦国の世に、身代金ビジネスや人身売買ビジネスは付き物でしたし、
農閑期に徴用された農兵なんて、その臨時収入が目的で合戦に参加してましたからねえ。
そして戦国末期に南蛮貿易が盛んになって以降は、その商売エリアは海外にまで広がり、
東南アジアの植民地などを中心に、奴隷は日本側の重要な輸出品として送られた事など、
歴史の授業とかでは、まず触れられる事がありませんからねえ・・・・
大航海時代の奴隷となると、アフリカの黒人奴隷が思い浮かびますけど、
奴隷の大供給源は戦場であり、日本人奴隷はそれに次ぐ規模だったのは確かな訳で、
石見銀山が新大陸に次ぐ銀の供給地であった事を教えるのなら、こちらも教えるべきかと?

それにしても、こうして遠州で綿花栽培や綿糸製造が盛んとなり、
明治に入ると遠州出身の豊田佐吉や鈴木道雄が、糸車織機の自動化を進めた事により、
今のトヨタやスズキに繋がる事を思うと、あの綿花の回も意外と含蓄があって良かったかと。
ただ一方で、この回のサブタイトルは「綿毛の案(赤毛のアン)」だったみたいに、
毎回の副題が、何かの名作タイトルのパロディーなのは・・・個人的に少しキツいかな?
初めの頃は匂わせる程度でしたけど、最近は「ぬしの名は」とか、
「あるいは裏切りという名の鶴」みたいに、ド直球で遊びが過ぎる気がして(苦笑)。
しかし作品全体でいうと、思ってた以上に面白い作品である事は、私も同感ですね!!


▼ アニメの話
> > > うーん、世代がばれてしまうような選曲ですな。
> > でもサジタリウスをみている世代は、普通、まどかマギカを見てないでしょうし、
> > AIRや、うたわれるものなんて、その存在すら知らないんじゃないですかねえ?
> > そういう意味では、見る人が見ないと、意外とバレないかも(笑)。

> ははは、自分ではあくまでライトなアニメファンのつもりでしたが、
> サジタリウスからまどマギまで見ている人ってのはそうそういないものなんでしょうかねえ。

最近は、夕方のアニメ再放送枠とか無くなって久しいですし、
アニメ・オタクでも昔の子供向け作品まで追う人は極少数なので、両作品とも見ているのは、
いい年齢して未だにアニメを見ている層か、余程マニアな若い層だけになろうかと(笑)。
絶対数で言えば それなりに居そうですけど、日本の人口で言うと1%未満だと思います。

> サジタリウスは結構大人びたアニメだったので
> 小学生あたりで見ている人は少ないと思っていたのですが、

いやいや、確かに大人も楽しめる内容ですけど、あれは明らかに子供向けの作品でしたよ。
と言いますか、昔にアニメは、そういう作品が結構多かった気もします。
ただそれは、子供たちに向けたメッセージ性によるモノなのか、
作ってる大人たちの素が出てしまっているのかは、ちょっと解らない所はありますけど(笑)。
実際、アニメに限らず様々な分野で、近年の「子供向け」商品というのは、
危ない要素や汚い要素は事前に取り除かれ、過度に無害化されている傾向がありますし、
それが却って、アレルギーを起こさせ易い状況を作ってしまっている気がするんですよね・・・・

例えばアニメで言うと、「ガンバの冒険」なんてトラウマ的な怖さ(特にED)がありましたが、
21世紀になると、同じくネズミが主人公でも、「とっとこハム太郎」の世界観になると。
で、何より衝撃的なのが、この2作品とも監督は同じ、出崎統という事実ですね(笑)。
時代のニーズなのか、創作の幅の広さなのか、とにかく昭和と平成では、
名目上では同じ「子供向け」でも、その中身は一変しているのでは無いでしょうか?
そして、最近の「大人も楽しめるアニメ」というのは、始めから大人向けに作れらていたり、
子供向けの皮を被った大人向けだったり、子供向けを違う方向から大人が楽しんだりと、
良い悪いは別として、昔の「大人も楽しめる子供向けアニメ」とは、やはり異なるように思えます。
(例えば、子供向けなので賛否あるものの、劇場版クレしんの戦国大合戦やオトナ帝国は名作ですし)

> あと、サジタリウスの思い出といえば、最終話がその前の放送の翌日にあって、
> しかも放送の時間帯が早まってしまっていたのですが、
> そのことを知らないで最終話を見逃してしまったことですかねえ。

あ〜、この辺はちょっと感情を共有できないかも?(苦笑)
私は転勤族として育ったので、引っ越した先では放送が無かったり、
地方局だと途中でも改変期に突然番組が打ち切られたり、
そもそもウチはチャンネル権が父親にあって、毎週見られるとは限らなかったりと、
いろいろな条件が重なった為か、あまり通しのストーリー重視では見てませんでしたね・・・・
と言いますか私の場合、そうした反動からなのか、本格的にアニメを見出したのは、
大人になって1人暮らしを始めた以降という、ハマり方としてはヤバい順路なので(苦笑)。

> 今だと動画サイトですぐに見逃し分を見ることができるのですが、
> 当時は一旦見逃すともう永遠に見れないと思って悲しくなった思い出があります
> (これも最近動画サイトでようやく最終話を見ることができました)

そもそも当時は、録画して見る事とかも、あまり一般的ではありませんでしたし、
動画サイトはもちろん、配信サービスも無く、ソフト販売とかも非常に限定的だったので、
現在の視聴環境と比べると、隔世の感があるのは確かですよね(笑)。
でも、だからこそ、一期一会みたいな感覚で熱心に番組を見てましたし、
今と違って再放送は多かったので、古い名作と出会える頻度は高かったように思えます。
まあこの辺は、昨今のテレビ離れとニュース情報の偏りなどにも、繋がる話かも知れませんが?

> > > ところで、例のNHKのアニメ100年企画ですが、
> > > 5月3日に3時間特番で、人気投票ベスト100が発表され、
> > > 上位ランクイン作品は、ゴールデンウィークの5日間に傑作選を放送するらしいです。

> >  NHK『ベスト・アニメ100』 ※ (±)は中間発表からの昇降 ※
> > http://www.nhk.or.jp/anime/anime100/ani_report/
> > http://livedoor.blogimg.jp/sonohimori/imgs/7/2/72735446.jpg (中間発表版)
> >   1位(--)  TIGER & BUNNY
> >   2位(+8) 【劇場版】TIGER&BUNNY The Rising
> >   3位(-1)  魔法少女まどか☆マギカ
> >   4位(+2)  ラブライブ!(第1期)
> >   5位(+4)  ラブライブ!(第2期)

> うーん、ごめんなさい。TIGER & BUNNYというアニメはその存在を初めて知りました。
> 熱心なファンがいるということは、それなりに見て損はないアニメなんでしょうかねえ。

いや別に、私が「TIGER & BUNNY」を推してる訳では無いので、謝る必要も無いのですが(笑)、
でも、「見て損はない作品か?」と問われれば、個人的には「Yes」と答えますね。
そもそも この作品、ヒーロー稼業を行う単身赴任の独り親サラリーマンが主人公で、
本来の視聴者ターゲットは、子育て世代のオッサン向けに作られたアニメでしたから、
何故こんなに若い女性ファンが付いたのかが、正直言って疑問なんです(苦笑)。

強いて理由を探すなら、キャラクター・デザインが漫画家の桂正和だった事でしょうか?
一昔前は、彼が「電影少女」や「I''s」で描いたキャラが、少年たちの心を掴んだように、
現在では、彼が描いたヒーローたちが、少女たちの心を魅了したのかも?
ちなみに私は、ニューヨークをモデルにした古典アート風の街並みが結構好きでしたね。
そして肝心のシナリオの方も、少なくとも前半13話は良く出来ていたと思いますが、
後半13話がちょっと物足りない出来で、トータルだと70〜75点くらいの評価ですね、個人的には。
でもまあ、私も録画を消さずにBlurayで保存しましたし、見て損は無い作品なのは確かかと。
ただ、だからと言って、さすがに歴代1位というのは解せませんがね(笑)。

あと、同じような理由で、ランク入りが以外だったのが12位の「ジョーカー・ゲーム」です。
こちらは、私が唯一読んだ事のある同名のスパイ小説が原作でして、
舞台は太平洋戦争が開戦する直前の東京や上海、ロンドンなどですから、
あまり女性ウケする題材とは思えないのですが・・・やはり決め手はキャラと男性声優らしいです。
それでも、攻殻S.A.C.で有名なプロダクションI.G.の作るアニメーションは美しく、
当時の社会風俗や生活雑貨なども、かなり良く再現されているので、
元々の作品ターゲットである、大人の男性が見ても楽しめる作品だとは思いますよ。
ちなみにこちらも、一応Blurayに保存してあります(笑・焼くのは旧作含めて年に2〜3作)。

> しかしまあ上位のアニメがNHKで全て放送されるってのもすごいですね。
近年は負債リスク回避の為、「製作委員会方式」で作られるアニメが主流で、
それにより本放送された局以外での再放送が、ずっと容易になった事もあってか、
ここ1年間でNHKは、ラブライブ・進撃の巨人・セーラームーン・けいおん・エヴァを放送し、
現在は涼宮ハルヒの憂鬱を放送中ですからねえ・・・・

デジタル化の際にNHK-BSは3局から2局に減らされ、文化系の番組が減少した状況で、
こうしたNHKのアニメ放送強化の方針には、私も最初こそ眉をひそめましたけど、
民放で再放送枠が消滅する中、子育て世代が見ていた親子で楽しめる作品を再放送したり、
地方在住だと見られない人も居る、深夜枠や独立局系の話題作を再放送したりなど、
「公共放送の責務」を意識して放送している事を知ってからは、私の認識も少し変わりました。
アニメの再放送以外にも、コント番組・時代劇・昼ドラ系メロドラマなどが民放から姿を消す中、
逆にNHKは「日本のテレビ文化を守る」として、様々な方面から批判を受けつつも、
そうしたタイプの番組も作り始めた事には、その矜持に感じ入る面が確かにあるんですよね!!


[21165] 藤井四段の快進撃、NHKスペシャル感想、等削除   返信 
2017/6/29 (木) 00:19:05 ほのぼのさん

ご無沙汰しています。ここ1か月ほどで世の中いろいろ動きがあったので、ピックアップしてみます。

▼ 藤井四段29連勝

全くもって恐れ入りました。デビューから負け知らずの29連勝で、
その中には竜王戦本戦トーナメントも含まれるので凄まじい偉業です。
マスコミがあれだけ飛びつくのも分かります。
以前にトップ20くらいの力があるみたいなことを書いたのですがとんでもない。
C1、C2クラスの相手が多かったとはいえ、29連勝を積み上げるには9割5分以上の勝率がないといけないわけで、
とあるサイトによるとこれはレーティング的に佐藤天彦名人(レーティング1位)と同格だそうで。
もはやタイトルホルダー並みの実力があると言っても過言ではなさそうです。
何とまあ末恐ろしい14歳ですな。
これで竜王戦本戦トーナメントを勝ち進めば、どんな将棋漫画や小説でもここまで劇的なものは嘘っぽくて描けないから
まさに「事実は小説よりも奇なり」を地でいく感じです。
先日「トップ棋士の平準化」について書きましたが、数年後には彼一人が突出しているかもしれませんね。

▼ 6/17(土) 夜9時 NHKスペシャル「電王戦 名人vs人工知能」

楽しみにしていたのですが、実際に視聴してみるとちょっと期待値が高すぎたのか平々凡々な内容でした。
CGは凄かったんですけどね。
失敗の一つは、将棋の電王戦をメインに据えたことでしょうか。
去年のNHKスペシャルで羽生三冠をナレーターに据えたのでどうしても将棋の話になってしまうのは仕方ないのですが、
将棋ソフトと人間の対局は今となってはもはや「電卓」vs「そろばん名人」に過ぎないわけで、
どんだけ見繕っても「計算の速さと正確さは人間はコンピュータに勝てないね」という結論になってしまうと思います。
以前は最後は羽生三冠にコンピュータと戦ってほしいなと思っていましたが、
もはや羽生三冠や渡辺竜王、藤井四段を引っ張り出してきても将棋ソフトが勝つのは自明なので
人間vs将棋ソフトについては興味が失せましたね。

AIが会社の退職者を減らすのに役立っている話とか、先週のSPA!にも同じような特集があったので
特段の目新しさはなかったですね。SPA!では就職活動でも大量のエントリーシートをAIで判読させて
就職希望者を次の段階の面接に進めるか否かを決めるとか、AIの現在と近未来の記事は読み応えがありました。
タクシーのAIのサポートにより客を拾う話とかも、言ってしまえばコンピュータの性能向上によってなせる業に過ぎないわけで、
仕組み自体に特に目新しさはないかと。
ここ1年AIについて自分自身が多少詳しく調べてみたってこともあるかもしれませんが、
NHKスペシャルの内容はどうしてもAIの初心者をターゲットにしたものであったような感じがしました。

そもそも私が初めに「AI」の存在を知ったのは、ドラクエ4の仲間の自動戦闘でソフトが戦い方を学習していくってのが初めてでして、
そのときは幼心に衝撃を受けた覚えがあります。
その頃に比べてハードの性能向上によって複雑かつ大量の計算をコンピュータがこなせることになったことに伴いAIの性能も劇的に
進化しましたが、「AIによる目新しいことに対する衝撃」を受けることは最近は減ってきているような気もします。

どうせならサッカーとかのスポーツの国対抗の国際試合で、一方を贔屓するような人間の判定を撲滅すべく、
審判を全てAIで行うとか、そこまで衝撃的なシステムが現れて欲しいと思うのですが。
フィギュアスケートとかも人間の判定に納得いかないものが多いので、これも全てAIが画像処理して点数を出すとかしてくれると
面白いと思うんですけどね。
10年後にはスポーツの判定競技は全てAIが判定を行う、そういう未来が見てみたいものです。

▼ ロシアW杯アジア予選
 
> ・・・って、来年のW杯会場をテレビ視察だなんて、
> 呑気に出来る状況じゃなくなってきましたね、日本代表も!!
> W杯出場をかけたアジア最終予選も、早いもので残り2試合。
> あと勝ち点3を上積みすれば、日本の6大会連続のW杯出場も決まるのですが、
> しかし相手は、出場2枠を争うオーストラリア&サウジアラビアとの直接対決と・・・・
> 勝利で勝ち点3、引き分けで勝ち点1ですから、どちらかに1勝すれば良いんですけど、
> ホームで戦えるとは言え、日本はW杯予選でオーストラリア相手に勝った事が1度も無く、
> そこから中4日で真夏のサウジに飛んでの最終戦となると、どちらも苦戦は必至でしょうね。
> そもそもサッカーの場合、競技的に引き分けが多いスポーツな上、
> 豪州もサウジも日本戦は引き分けでOKな状況なので、現状1位でも日本は本当に厳しいです。


いやあ、いよいよ残り2戦ですが日本の立場は厳しいですねえ。
今の日本の力だと、豪州戦、サウジ戦とも引き分けに終わる可能性が高いと思います。
最終予選前の予想ではここまでサウジが強いとは夢にも思っていませんでしたが、
サウジ、豪州で1、2位を取る可能性が一番高そうですね。
同じように韓国も残り2戦かなり厳しそうですね。
これはアジアプレーオフは日本vs韓国というこれ以上ない白熱した戦いが見れるかもしれません。

正直なところ、前回のブラジルW杯の戦前の舐め切った態度と実際の不甲斐ない戦いを見てみると、
日本代表は一回地獄のような厳しい環境に身を置き、そこから這い上がるという経験が必要なのではないかと思うんですよね。
ですので、アジアプレーオフ→大陸間プレーオフというこれ以上ない真剣勝負を4戦もするというのは、
日本代表にとっても大きな果実だと思います。
多分このまま2位以内に入ってそのままW杯本戦に出場しても、今回はチームに伸びしろが無いし
前回と同じようにあっさりと敗退してしまう可能性が高いと思います。
それならば、プレーオフで厳しい戦いに身を置いて、それで負けてW杯に出場できなければそれはそれで仕方ないと思うわけです。
もしプレーオフで勝ち上がれば、経験値を上乗せしているという意味で本戦でも少しは期待できるかもしれません。
こういううがった見方をするのも、何分前回のブラジルW杯の日本代表の甘い考えに失望させられたってのがありますね。


[21172] 将棋関連の話&サッカーW杯予選の話削除   返信 
2017/6/29 (木) 20:17:23 徳翁導誉

> ご無沙汰しています。ここ1か月ほどで世の中いろいろ動きがあったので、ピックアップしてみます。
どうも、ご無沙汰です。
「ここまで来たら、返信は藤井四段の連勝記録が止まった時かな?」とか、
勝手に予想してましたけど、新記録達成のタイミングでしたね(笑)。

▼ 藤井四段29連勝
> 全くもって恐れ入りました。デビューから負け知らずの29連勝で、
> その中には竜王戦本戦トーナメントも含まれるので凄まじい偉業です。
> マスコミがあれだけ飛びつくのも分かります。

今までの記録の28連勝を射程に捉えた辺りから、
情報番組だけでなく、ニュース番組でも、普通にトップ項目ですからねえ!!
史上最年少のプロ棋士誕生に、将棋ファンだけが騒いでいたのが、
わずか数ヶ月で、まさか国民的な関心事になろうとは、本当に隔世の感があります(笑)。
羽生さんの7冠独占の時も凄かったですけど、感覚的には、その時以上の注目度かと?
ネット放送局の誕生による、対局中継の充実とかも、意外に影響あったりするんですかねえ。

それと、案の定と言いますか、思ってた以上にと言いますか、
将棋のルールすら知らない、多くの視聴者の興味を繋ぐ要素として、
テレビ番組では、ニコニコ動画の中継よりも「勝負メシ」の比重が大きくなってますね(笑)。
そして、将棋関係者が心配していた「棋士より強いAIの存在」なんて、
杞憂とも言って良い程に、世間では気にされてないも、今回の報道で感じる事が出来ました。
と言いますか、「将棋をやると頭が良くなる」とか、「物事の先が読めるようになる」とか、
その手の幻想が、一般的には未だに現役なんだと、ちょっと驚いてもいます。
全く効果が無いとは思いませんけど、所詮はボードゲームですからねえ。
本当に頭が良くなり、先が読めるのなら、三浦九段の一件もあんな騒動になってないはずで・・・・
(先日、似たような件が起きたJリーグでは、疑われた選手に軽罰を呑ませて有耶無耶に終息・苦笑)

> 以前にトップ20くらいの力があるみたいなことを書いたのですがとんでもない。
> もはやタイトルホルダー並みの実力があると言っても過言ではなさそうです。
> 何とまあ末恐ろしい14歳ですな。

いつ初タイトルを獲得するかは、やはり関心事の1つですよね!!
この連勝記録が止まった後も、そのまま今の勢いを維持できるのであれば、
もしかしたら、中学生タイトル・ホルダーなんて夢物語も現実に???
でも、ここまで注目を浴びてしまうと、タイトル獲得の最年少記録を破れなかっただけでも、
伸び悩みとか、期待外れとか、いろいろ言われてしまいそう(苦笑)。
まあ逆に言えば、それだけの凄さを、現在見せ付けている裏返しなんですけどね。

> これで竜王戦本戦トーナメントを勝ち進めば、
> どんな将棋漫画や小説でもここまで劇的なものは嘘っぽくて描けないから
> まさに「事実は小説よりも奇なり」を地でいく感じです。

ニュースや情報番組の扱いですと、将棋界の事をよく知らない為か、
「このまま竜王になるのでは?」なんて、簡単に言われちゃってますけど、
詳しければ詳しい人ほど、その困難さを理解しているだけに、
「そんなの、絶対に無理だよ」と、感じているはずなんですよね。
ですが、これだけ連勝記録を続けらてしまえば、
「もしかしたら、もしかして・・・」と考える人の割合も、少しずつ増えてる気がします。
もう、それ自体がトンデモない事だと、私なんかは思うんですけど、
その凄さが、いまいち世間に伝わらない事に、少々もどかしさを感じていたりします(笑)。

ちなみに私は、竜王どころか竜王挑戦すら「有り得ないだろう」と、まだ思っている反面、
挑戦者決定戦なら「もしかしたら」と、最近は考え始めてますね。
と言いますか、そこで羽生vs.藤井の3番勝負を見てみたいというのが、本当の所だったり(笑)。
そして羽生三冠が渡辺竜王を見事倒し、永世竜王もコンプリートすれば、大団円ではないかと?
(出来る事なら、三浦九段のリベンジ達成がベストだったんですけど、既に敗退してますし)
あと世間的には、連勝記録がどこまで続くが、最大の関心事だと思いますけど、
個人的には、竜王戦の本戦トーナメントでどこまで上がれるかの方が、それ以上に興味がありますね。

> 先日「トップ棋士の平準化」について書きましたが、数年後には彼一人が突出しているかもしれませんね。
まあ私は、史上最年少プロの誕生という事だけで、
「羽生クラスの再来?」と無邪気に期待してましたし(笑)、
このプロ入り後の結果を見せられると、そうなるモノだと信じてますね。
あとは、今後登場するAIネイティブ世代の棋士が、どれくらい強いか次第でしょうか?
つまりは、数年後は無双しているかも知れないけれども、10年後は解らないと。
それこそ、「藤井君もAIを勉強しなければ、良くて羽生さん止まり」という、
批判を呼んだ千田六段の発言も、私は決して的外れな意見だとは思っていません。
強いて違いを挙げるなら、途中から勉強し出しても、効果は限定的だろうと思うくらいで。


▼ NHKスペシャル「人工知能 天使か悪魔か 2017」
> 楽しみにしていたのですが、実際に視聴してみると
> ちょっと期待値が高すぎたのか平々凡々な内容でした。
> CGは凄かったんですけどね。

すみません。
自分で宣伝しておきながら、録画したまま、まだ見てません(笑)。
7月中旬にNHK-BSの方で、最後の電王戦のドキュメント番組があるらしく、
どうせなら、そちらと一気に見ようかと考えていたもので・・・・
って、番組名が異なるだけで、NHKスペシャルと同内容という危険性もありますが。

> 失敗の一つは、将棋の電王戦をメインに据えたことでしょうか。
> 将棋ソフトと人間の対局は今となっては
> もはや「電卓」vs「そろばん名人」に過ぎないわけで、どんだけ見繕っても
> 「計算の速さと正確さは人間はコンピュータに勝てないね」という結論になってしまうと思います。

放送直前まで、番組名は「電王戦 名人vs人工知能」となってましたし、
それを「人工知能 天使か悪魔か 2017」と改題した所で、内容までは変わりませんよね。

どうも、お気に召さなかったみたいなので、代わりにコチラを紹介しておきます(笑)。
って、こちらも全てアップされてから、一気に聞こうと思っていたので、まだ未聴ですけども。

TBSラジオ「羽生善治さんと考える将棋とAI、そして人類の未来」
 第1夜 https://www.tbsradio.jp/152190
 第2夜 https://www.tbsradio.jp/154110
 第3夜 https://www.tbsradio.jp/156389
 第4夜 https://www.tbsradio.jp/158492

> ここ1年AIについて自分自身が多少詳しく調べてみたってこともあるかもしれませんが、
> NHKスペシャルの内容はどうしてもAIの初心者をターゲットにしたものであったような感じがしました。

まあ、NHKスペシャルというのは、そういう番組ですからねえ。
取材期間も長いですし、構成的に目処が付く所まで撮り進めるので、結果的に、
「NHKが番組で放送する頃にはピークが過ぎてる」というのは、よく言われてる話です。
ですが、そんな事が解るのは、その分野の知識があるからであって、
メイン・ターゲットとなる一般の視聴者層には、あまり知られてない事の方が多いかと。
それに、ピークとブームというのは、若干ズレて起こるものですし、
NHKが特集する事でブームに火を付ける部分もあるので、やはり影響力は大きいと思いますよ。
発展途上だったり、マニアックだったり、そういう分野はNHK教育やNHK-BSの担当ですしね(笑)。

> そもそも私が初めに「AI」の存在を知ったのは、
> ドラクエ4の仲間の自動戦闘でソフトが戦い方を学習していくってのが初めてでして、
> そのときは幼心に衝撃を受けた覚えがあります。

う〜ん、そうやって改めて考えると、私の場合はドラえもんですかねえ?
確か、ドラえもんが22世紀へ里帰りした回で、ロボットが働いたり生活したりする姿を見て、
「ロボットが仕事をして働く世界で、人間はどうやって稼ぎ、暮らしているの?」
「ロボットはお金で買えるから、お金持ちとそうじゃない人の差は広がるのでは?」
「外見がいかにもロボットじゃなくなったら、人間とロボットは区別できる?」
みたいに、描かれる未来の世界に対して、いろいろ考えた事を覚えています。
・・・って、ドラえもんを見ながら、そんな風に考える小学生なんて、
我ながら「嫌なガキだなぁ」と、思わなくもありません(苦笑)。

> 「AIによる目新しいことに対する衝撃」を受けることは最近は減ってきているような気もします。
AIの衝撃というと、昨年のアルファ碁には、個人的に度肝を抜かれたのですが、
あれは物足りませんでしたかねえ? それとも、最近じゃないって事なのかな?
まあ、まだまだトップ棋士は遠いと思われていた囲碁に対して、
いきなり現れて、そして追い越して行ったのも衝撃的でしたけども、
ルールを教えず機械学習で強化とか、画像認識の技術を応用とかが驚きでした。
Googleはネット検索や音声認識で、大量のデータを収集してるでしょうし、
この技術を活用すれば、恐らくは10年もしない内に、自動翻訳とか可能になる気がします。
スマホが通訳代わりになる時代って、もうそれだけで、世界は激変するんじゃないでしょうか?
学校の英語の授業とかも、その必要性を根本的に問われる事になるかも知れません。

あと、最近でAIの話題というと・・・脳波研究での活用ですかねえ?
計測した脳波をAIを使って解析する事で、その人が、
何を思い浮かべているかや、どう感じているかが、少しだけ解る様になってきました。
例えば、0〜9の数字が書かれたカードを1枚ずつ見せて、その時の脳波を計測&解析する事で、
その人が今どんなカードを見ているのか、脳波の方から解るという技術ですね。
昨年末から今年に掛けて、この手の研究発表が、格段に増えたような気がします。

大阪大学では、脳波から その人のメンタル状態を把握すると共に、
大量の楽曲データと脳波データから、両者の関係性をAIで学習させた上で、
そのメンタル状態に応じた音楽を自動作曲し、メンタルを改善させる研究とか始めてます。
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20170116/icons/zu_a.jpg
(図解の「スーパー日本人」とかあると、却ってヤバそうな印象にも・苦笑)
また、金沢工業大学では、手足の動かない車椅子利用者に対して、
脳波を計測する事で、その人の行きたい場所や方向を把握し、
車椅子が自動で動いてくれる研究を始めています。
やはり最初は、「障害者支援」という形で、こうした研究は進んでいくのかも?

ただ日本の場合、脳波観測はヘッドギアを付けての外部からの収集なのですが、
アメリカではもっと直接的に、血管用カテーテルに電極を組み込み、それを脳の血管に入れる事で、
脳波をダイレクトに計ったり、逆に脳波を思うように操作したりとか、そんな研究が始まりました。
まあ、ここまで来ると、少しギョッとする感じもするんですけど、
こうした技術は、脳とAIの融合に直接関わってくる技術ですし、
恐らく人類は、その方向性に進んでいくのだろうと思います。
そしてアメリカでも、やはり障害者支援という方向から、
全身不随の人が、脳波でパソコンを操作できる技術とかを開発してますね。
簡単に言えば、マウスやキーボードが脳内にあるようなイメージでしょうか?
更に将来的には、目の見えない人向けに、モニターの方も脳内に持って行きたいみたいです。

あと、昨年辺りから、スポーツ界で俄かに話題となってきているのが「脳ドーピング」ですね。
選手が恐れや疲れを感じたり、意欲や集中を欠いたりすると、当然パフォーマンスは悪くなる訳ですが、
頭皮から頭蓋骨を介して脳へと、微弱な電気刺激を選手に与える事で、
恐れや疲れの感情を鈍化させたり、意欲や集中を高めたりが、少しずつ可能になってきました。
この脳ドーピングは、言うなれば「火事場の馬鹿力」を人為的にコントロールする感じで、
通常の薬物ドーピングとは違い、検査をしても当然、化学成分などは検出されません。
今はまだ効果も限定的ですし、器具の関係から、ヘルメットを用いる競技でのみ試されてますが、
器具の進化は勿論の事、どういう刺激が脳にどう働くかも、今後はAI活用で解明が進んでいくかと思います。
まあ、スポーツの世界では、そのうち禁止されそうですけど、日常生活はどうなる事か???
精神安定剤とか服用するよりも、遥かに効果的で、副作用も少なそうですし。
・・・って、ここまで来ると、「知能とは何か?」に続いて、「心とは何か?」を問う時代が、
もうじき やって来そうですけど、まあ来たら来たで、人類はすぐ慣れそうな気も(苦笑)。

> どうせならサッカーとかのスポーツの国対抗の国際試合で、一方を贔屓するような人間の判定を撲滅すべく、
> 審判を全てAIで行うとか、そこまで衝撃的なシステムが現れて欲しいと思うのですが。

いや〜、サッカーは今回のコンフェデ杯から「ビデオ判定」が導入されましたからねえ。
何度もゴールが取り消されたり、試合が止まったり、説明不足で判定結果が伝わり難かったりと、
システム的に成熟するまでは、かなり批判に晒されそうな感じですけども、
ルールがシンプルなサッカーでは、争点とんるシーンがかなり絞られますので、
何もAI判定まで導入しなくても、ビデオ判定で十分な気はしますね。

> フィギュアスケートとかも人間の判定に納得いかないものが多いので、
> これも全てAIが画像処理して点数を出すとかしてくれると
> 面白いと思うんですけどね。

フィギュアも・・・今ではビデオでスロー再生して採点してますし、
AIで画像処理とかしても、そこまで大きくは変わらないかも知れません。
それに問題となるのは、技術点よりも「演技構成点(旧芸術点)」なので、
こちらをAIに判断させるのは、なかなか難しい話かと思われます。
人間の主観でも揉めるのに、機械の主観で決められても、感情的に収まるかどうか?(笑)
また、仮に「美しさ」が機械的に判定できるようになった場合、
選手たちは高得点を取る為に、AIが美しいと判断する動きに集束して行くでしょうから、
みんな同じような演技内容になって、その完成度を競う競技になっちゃいそうですけどね。

とは言え、ある意味でそれは、原点回帰に当たるのかも?
そもそもフィギュアって、「図形」という意味であり、
氷上で規定の図形を、どれだけ美しく滑れるかを争う競技だったんですよ。
今でも「フリー演技」という言葉が残るのは、実はこの「規定演技」への対義語なんです。
昔は、規定の方の比重が大きかったのですが、見た目としては やはり地味ですし、
五輪商業化の波にも押され、その比重はドンドン縮小され、遂には廃止されるに至った訳です。
以下の動画は、カルガリー五輪における伊藤みどりの演技ですけど、
規定とフリーの注目度の格差を、如実に見て取れるかと思います(笑)。
https://www.youtube.com/watch?v=8n575jfgXcc
https://www.youtube.com/watch?v=oodRRLwtpjo
ちなみに伊藤みどりは、この規定演技を苦手としていたので、規定廃止は僥倖でした。


▼ ロシアW杯アジア予選
> > ・・・って、来年のW杯会場をテレビ視察だなんて、
> > 呑気に出来る状況じゃなくなってきましたね、日本代表も!!
> > W杯出場をかけたアジア最終予選も、早いもので残り2試合。
> > あと勝ち点3を上積みすれば、日本の6大会連続のW杯出場も決まるのですが、
> > しかし相手は、出場2枠を争うオーストラリア&サウジアラビアとの直接対決と・・・・
> > 勝利で勝ち点3、引き分けで勝ち点1ですから、どちらかに1勝すれば良いんですけど、
> > ホームで戦えるとは言え、日本はW杯予選でオーストラリア相手に勝った事が1度も無く、
> > そこから中4日で真夏のサウジに飛んでの最終戦となると、どちらも苦戦は必至でしょうね。
> > そもそもサッカーの場合、競技的に引き分けが多いスポーツな上、
> > 豪州もサウジも日本戦は引き分けでOKな状況なので、現状1位でも日本は本当に厳しいです。

> いやあ、いよいよ残り2戦ですが日本の立場は厳しいですねえ。
> 今の日本の力だと、豪州戦、サウジ戦とも引き分けに終わる可能性が高いと思います。

とりあえず、「日本×オーストラリア」戦の2日前に、「UAE×サウジアラビア」戦があるので、
日本側は、そちらの結果を知った上での戦いになるんですよね。
サウジが先に負けてくれると、日本としても少し余裕を持てて豪州戦に挑めるのですが、
逆にサウジが勝っていた場合、何が何でも豪州戦で決めに行かなければならなくなります!!
向こうは2日多く休めて、しかも移動もほとんど無しで、ホームで待ち受ける訳ですから。

でもまあ、こうして危機感を煽りつつも、本心では、
「2試合あれば、1つくらい勝てるだろう」と、日本代表の実力を信じてはいるんですけどね。
出来れば2試合とも勝利して、B組予選を引っかき回してもらいたいです!!
サウジと豪州は現在、勝ち点で並び、得失点わずか1差でサウジがリードしてますけど、
豪州の最終戦はホームでタイ戦ですし、大量得点も予想されますから、
サウジは是が非でも、ホームで日本を相手に勝て点を取りに来るはずなんです。
首都リヤドで、白ずくめの男たち7万人を沈黙させる事が出来たら、最高に爽快かと!?(笑)

> 最終予選前の予想ではここまでサウジが強いとは夢にも思っていませんでしたが、
> サウジ、豪州で1、2位を取る可能性が一番高そうですね。

これで12年ぶりのW杯出場が決まれば、サウジアラビアとしも、
オランダの名将ファン・マルバイクを、年俸20億円で連れてきた甲斐もあったかと(笑)。
それでも、サウジか、豪州か、どちらか一方を応援するなら、豪州の方かなぁ?
古豪復活は嬉しい事ですし、以前なら間違いなくサウジの方を応援してた思いますけど、
(禁欲的なサウジから来日して、ホテルのエロビデオで寝不足となり、大敗した噂話は好き・笑)
ここ最近、サウード王家の傍若無人ぶりが、あまりにも目に余るもので・・・・
政治とスポーツは切り離して考えたい所ですけど、サウジの場合は専制国家であり、
特に代表チームなんて完全に王家の私物扱いなので、W杯出場は彼らを喜ばすだけなんですよね。

ところで、最終戦の試合開始時間が未だに決まってないんですけど、どうなるんでしょう?
まあA組の方は、ウズベクと韓国の直接対決なので、特に考慮されてないみたいですが、
熾烈な争いとなってるB組で、条件を揃える為に試合時間を合わせるとなると、
一方は豪州開催で、もう一方はサウジ開催と、時差が8時間もありますし、
これで時間を合わせるとなると、真夏のサウジで真っ昼間の試合になる訳で・・・・
現実的に考えたら、豪州戦の結果が出た上で、サウジでの最終戦は行われるんですかねえ?

> 同じように韓国も残り2戦かなり厳しそうですね。
> これはアジアプレーオフは日本vs韓国というこれ以上ない白熱した戦いが見れるかもしれません。

とりあえず、次の「日本×オーストラリア」戦は、「韓国×イラン」戦よりも、
日本の方が25分 試合開始が早いので、日本戦が終わった時に どうなってるかですよねえ。
日本が勝利してW杯出場を決めれば、韓国戦の方は高みの見学で楽しめる一方、
仮に日本が敗戦した場合には、プレーオフが現実味を帯びて、韓国戦もドキドキかと?
勝ち抜けで韓国に先を越されるのも悔しいですし、プレーオフで戦うには厳しい相手なので。

でもまあ韓国の方は、競ってる相手が、ヤラかし癖のあるウズベキスタンですからねえ(苦笑)。
個人的には、中央アジア勢で初のW杯出場を応援し続けてますけど、
だからこそ、ここ1番で勝負弱いウズベクの姿を、何度も見せられており・・・・
その中には、日本人主審の誤審によって、プレーオフ敗戦なんて不運もありました(泣)。
戦力的に見ても、以前に比べれば力が落ちてるのは明らかですし、
タシケントの気候では、恐らくホーム・アドバンテージにならないでしょうから、
A組のもう1チームは、たぶん韓国で濃厚だと思います。
ウズベクの場合、韓国との最終決戦を前に、中国戦を落とす可能性さえ十分に有り得るので。

> 正直なところ、前回のブラジルW杯の戦前の舐め切った態度と実際の不甲斐ない戦いを見てみると、
> 日本代表は一回地獄のような厳しい環境に身を置き、
> そこから這い上がるという経験が必要なのではないかと思うんですよね。
> ですので、アジアプレーオフ→大陸間プレーオフというこれ以上ない真剣勝負を4戦もするというのは、
> 日本代表にとっても大きな果実だと思います。

いや〜、確かに、あの厳しいプレーオフを突破して本戦出場となれば、
日本代表はチームとしても、相当鍛えられると思いますけども、
そこで敗退して出場を逃せば、本当に元も子も無くなりますからねえ・・・・

「負けて得るものの方が大きい」なんていうのは、まだまだ成長過程の子供に対する話であって、
「負けて得るものなど何も無い」「負けたら全てを失う」というのが、トップの世界の話かと?
しかも、サッカーの代表選手ともなれば、まさにトップの中のトップであり、
鎬に鎬を削ったからこそ、今そこに居る人たちの集団ですから、そんな簡単な話では無いと思います。

> 多分このまま2位以内に入ってそのままW杯本戦に出場しても、今回はチームに伸びしろが無いし
> 前回と同じようにあっさりと敗退してしまう可能性が高いと思います。
> それならば、プレーオフで厳しい戦いに身を置いて、
> それで負けてW杯に出場できなければそれはそれで仕方ないと思うわけです。

う〜ん、ハリルホジッチが目指してる「縦に速いサッカー」って、
守りを固められるアジアとの戦いよりも、攻めて来られる世界との戦い向いた戦術なので、
W杯本番となれば、意外とすんなりハマって、勝ち進む可能性もあるかとは思います。
そういう意味では、始まる前から、アジア予選は苦労するだろうと言う予想はありましたけど、
さすがにここまで苦しむとは、ちょっと想像外でしたね(苦笑)。

原因としては、大事な初戦をホームで落としたのが、ここまで響いているのですが、
そうした結果以上に、監督の戦術的な引き出しや柔軟性が、思ってた以上に狭かった事でしょうか?
アジアでの経験が少ないので、その辺への適応能力は、就任当初から不安点ではありましたけど、
アフリカや中東での指導経験から、正直な所、もう少し上手く立ち回れるかと思ってました・・・・
悪い指導者ではないのですが、上から目線で少し高圧的な性格も、あまり日本向きでは無かったかも。
あと、選手起用や選手交代の決断が慎重すぎる点も気になりますし、
更には、その決断が「今のタイミングで、この選手を?」となる事が多いんですよね。
それで上手く行くなら、さすがはプロって感じですけど、案の定となる結果がほとんどですし。
しかも、最大の問題点は、基本戦術である「縦に速いサッカー」が未だに身に付いていない事(泣)。
まあ、それはアジアが相手だからで、世界が相手なら また別なのかも知れませんけど、
現状のカレンダーでは仕方ない事ですが、世界と戦う機会が無いので、そこは未知数なままです。
その辺りが見えてくるのは、W杯出場が決まり、強豪国との調整試合が増えて来てからでしょうね。

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